大工道具の蒐集

骨董市で集めた大工道具類の入手の経緯、使った感想を報告

マッチ箱ラベルの蒐集

2016-12-31 10:58:21 | Weblog
今日は大晦日で 何となくゆったりしている。 年末は色々有って 実家と東京を何度も往復して忙しかった。 所で 先日紹介した煙草のラベルの裏にはこんなマッチ箱のラベルが貼って有った。 多分 等お爺さんが集めた物と思うが、確かに几帳面な人だった様だ。

ラベルの 右上 大阪 山下  右下 東京 本所 左上 愛媛県 河合万吉 左下 深澤虎之助 等々の文字が見える。 煙草を買うと付いて来る物だろうか。 

さて左下のラベルには煙草の価格が載っていた。 それを紹介して見よう。
国華 15銭  不二  12銭  敷島 10銭  やよい 10銭 芙蓉 10銭
朝日 8銭 八雲 8銭  アルマ(10本入り) 2銭 リりー 6銭 バット 5銭

さてこれは何時頃の物だろうか。 多分昭和の戦前の物だろうと推定している。
こんな蒐集品が10枚程度有った。 別に価値は無くても 身近な人が集めた物なら、別な意味で価値が有ると思う。 
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煙草包装紙色々蒐集

2016-12-29 17:39:15 | Weblog
その後 色々整理したら、こんなに沢山集めていたらしい。 そこで写真に撮って少し紹介して見よう。
 
右側の列上から順番に
かおり  不二   みのり  白梅   カメリヤ

真中の列上から順番に
昭和(せうわ)  太川田  敷島  朝日(あさひ)  さつき

左側の列上から順番に
はぎ   ききょう  はぎ  なでし古

殆どがきざみ煙草だと思うが 一分に巻き煙草も含まれると思う。
昭和のなつかしい思い出か。 私は煙草吸わないから 一分の銘柄しか知らない。
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観音菩薩 立像

2016-12-29 11:58:17 | Weblog
持ち帰った物の中に この観音さんが有る。 これは私の父親がどこかの骨董屋で購入した物だ。 それ程高くない筈だ。  後ろには 高村光雲 らしい各印が押してあるが まあ信用は出来ない。 相当に重くて 鉄の鋳物だろうと思うが詳しくは判らない。 顔を見ると まあ割と 涼しげな良いお顔なので、飾って置いても悪くない。 但しこう言う物を飾る場所が無いんだ。 残念。  今までは道具類ばかり集めて 他の物には全く興味も無かったが 来年は少し変わるかも知れない。 台は無かったから 何処か別物を流用したと思う。 仏像は他にも1体あったが それは 小太りの仏で全く魅力が無かった。 今は親戚にもらわれていったはずだ。  これは どんな物か判らないが 見た感じは悪くないと思うね。 
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きざみ煙草 包装紙のコレクション

2016-12-29 11:15:01 | Weblog
昨日 実家に帰って家の片付けを行った。大半の物は業者に頼んで整理してもらえると思うが個人的な物は自分で確かめて廃棄したい。 郵便物 通帳 写真アルバム 表彰額 その他が有る。 その中にこんなコレクションが有った。 これはきざみ煙草の包装紙だろうと思う。 恐らくは父方のお爺さんがきざみ煙草吸っていたから 或はお爺さんのコレクションかも知れない。 上の右は さつき 左は なでしこ 下は白梅 だ。 今は見掛けないが 珍しい物だろうか。 恐らくは昭和の時代でも 戦前かも知れない。 こんな物 どうしたのと聞きたいが 聞く人はいない。  壺や陶器も良いが こう言う物が 案外面白いかも知れない。
次には 鋳物の像を紹介したい。  
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畳屋の包丁

2016-12-27 19:34:07 | Weblog
先日行った 富岡八幡骨董市でこの包丁も購入した。 昔畳屋が畳の張替をするのを見ながらこんな感じの包丁を使って縁を切っていた。 但し昔の記憶では 刃幅はもう少し広かった様に思う。 この包丁は2丁骨董市に出ていた。 特に使う目的は無いから 取敢えず参考に一丁を購入した。  銘は 藤原 常重と有る。 早速スマホでネット検索すると常重は畳の包丁鍛冶だと知った。 馬印が有ると言うが 馬らしい物は無い様だ。 但し裏の登録の下に 蟹の鋏の様な模様が有った。 この包丁は錆も酷かったが 誰から軽く研いで持って来た様だ。 私も何度か研いで錆を落とした。 でも完全には取れない。 どういう風に研ぐのが良いのか判らないが、何となく両刃風に軽く研いだ。 下手すると指を切りそうだ。 当面見て研いで楽しむ。 刃先にかなり欠けが有ったが それはかなり落とした。 もう少し研げばもっと見栄えがすると思う。 
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酉の置物

2016-12-27 16:55:50 | Weblog
女房の友達が この酉の置物を送って来た。 毎年の干支の置物を送ってくれるのは有り難い。 何時もTVの前のスペースに飾って置くが、今年の申は何処に行ったのかなー。  腹の中には おみくじが入っている様だ。 今それを見るのは止めて正月になったら 取り出して見ようと思う。 来年はどんな年になるだろうか。 高島歴を見ると 私の生まれた 九紫火星は白ニ重丸で良さそうだ。  と言っても一般的な話で、私個人は どうなるだろうか。 まあ努力次第だろう。 この所 余り良い話は無かったから 来年は良い年で有って欲しいなー。 
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0604 二枚刃平鉋 銘 土牛(六分)

2016-12-26 10:56:51 | Weblog
今年最後の骨董市に行った。 富岡八幡は結構な人出だ。 前に紹介した鑿の穂を買った業者から この鉋も購入した。 500円だった。 一応裏刃も付いて居るし、少し錆は酷いけどまあ良いかと思い買って来た。 台もまあまあしっかりしていた。 土牛の鉋は何丁か持っている。 結構出回っていた鉋だろう。 関西の製品なので関東でそう出回る事も無いと思うが、 私の想像では業者間で行う市で入手するんだろうと思う。 聞く所では、一般の露天骨董市で鉋などの 道具を売っても高く売れないから、そういう道具を使う大工と仲良くしてそこに買い取ってもらう方が、価値を認めて高く買ってくれるそうだ。 だから最近骨董市には 道具類の出展は少ないのだろうか。 この土牛はそれ程使って無い様だが 長く放置して有ったらしく 全体に錆が廻っている。 研ぎ直したがやはり細かい錆が裏に食い込んでおり簡単には研ぎ落せない。 一応台も整備して削れる状態だが 鉋刃はもう少し研ぎ進まないと何とも評価できない。 今年は色々あり 世田谷のボロ市にも行けなかった。 これで今年の買い物は終わり。 後は年末年始の暇な時に 鉋を出して研ぎと削りを楽しむとするか。まだそれ程 使い込んで無いのに、放出されるとは何か事情が有ったのだろうか。少し気にはなるな。 

さて 申は行き 酉がやって来る。 諸般の情勢を判断すると厳しい年となりそうだが、個人的には どんな年になるか、何をするか考えている。 来年も時々で良いから骨董市にも行って 何時ものガラクタ鉋や道具類も買えて、健康ですごせる1年となる事を願うばかりだ。  
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薄突き鑿の穂 3本

2016-12-25 18:32:30 | Weblog
今日は久し振りに富岡八幡骨董市に行って見た。 寒いと思ったがそれ程でも無かった。富岡八幡の山車を保管する倉庫の脇に何時も陣取る業者から 鑿の穂を3本買った。 3本で500円と言う話だった。 1本で十分だが3本まとめて売る様だ。 これが酷い状態で錆で鋼が相当腐食が進んだ物が殆どだった。 さすがに手が出ないがそれでもまあ少しは まともな3本を選んだ。 おかげで似た薄鑿が3本集まった。 口金も無いが研ぎ上げたら柄を付けて使って見たい。 鉋台を掘り上げて刃を入れて調整する時に背の馴染をわずかつつ削る時に使えそうだ。 真中は 刃幅18ミリ 全長は165ミリ 銘は多分 金次 左側は 両脇が面取りして有る 刃幅 17ミリ 全長 170ミリ 銘読めず 右側は 刃幅20ミリ 全長110ミリ 銘は小判 となる。 少し錆を落として 荒砥までした所 これから中研ぎを行う予定。 口金は今はナカナカ手に入らない。 古い鑿から外すか検討中だ。 まあ正月に暇な時に行う仕事が出来て良かった。  

その後もう一度研ぎ直して裏出しまで行った。錆が酷かったので、その後が黒く残っている。
写真も入れ替えて置いた。
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ハイビスカスの植木鉢

2016-12-23 13:42:06 | Weblog
先日片付けに実家に帰った。 その折にこの植木鉢を車に積み持ち帰った。 家に置いても留守で水もやれないので、枯れてしまうと思ったからだ。 母も晩年は体の自由が利かず、此の鉢も玄関の片隅で やっと生きている状態だった。 これはハイビスカスで多分 父がどこかで買って来た物だろうと思う。 平成15年に父は亡くなり、その後母が 面倒見ていた。実家は寒い所なので露地では冬に枯れてしまうので植木鉢で育てていた。 何度か植え替えて結構大きくなった。  確か二鉢有ったが もう一つは枯れてしまった様だ。 我が家に持ち帰り水をやり、光に当てると緑がよみがえった。 これで昼は外で日光浴 夜は家の中に取り込んでやれば また樹勢を盛り返すのでは無いかと思う。  こんな植木も母親の形見と思い大切に育ててやろうと思っている。
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猿の壺(花差し?) 産地/作者 不明

2016-12-21 12:13:12 | Weblog
家の中を 整理してこの 壺を持って来た。 私ががまだ小さい頃に、父親がどこかで入手した物と思う。 比較的小型で直径は11センチ程度だろう。 脇に猿を模した取っ手が有り、真中に恐らく花を生けると思われる 口が有る。 前側には 水を排出する差し口が有るから、或は酒器の一種かもしれない。 とろりとした緑色ぽい灰釉が流れている。 その釉薬の流れた部分に菊の模様が押してあった。  何処で どう言う経緯で入手したかについて私は聞いて無い。 従って産地も作者も不明。  長く置いて見て それ程飽きないから まあ良いだろうと思う。 作者の銘も無い様だし 民陶の雑器なのかも知れない。 少し暗いイメージが有るが、落ち着きや安定感 重量感も有る。  それ以外に小さなぐい呑みも手に入れているので 別途紹介したい。  父は二つまとめて買って来た記憶が有るから やはり酒器と考えるのが妥当かもしれない。 母はこれを花瓶替わりに使っていた。 一輪差しにも良いと思う。 
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