０７０６ 鉋刃 八分 銘 光雲

朝起きると昨日の雨は上がり、朝日が差して来た。　久し振りの晴天だ。　暖かくなりそうだ。　そこで久し振りに町田骨董市に出かけた。　やはり人手も多い様に思う。　所が業者の数は何時もより少ない様だ。　連休の行事であちこちに散っているのか。　流通センターの骨董市も有るからその準備なのかも知れない。　一回りしてこの鉋刃を見付けた。　裏刃と一緒に　５００円で購入した。　刃幅７２ミリ　全長９７ミリで　まだそれ程使い込んで無い。　しかし台は無い様だ。　どうした事なのか。　刃を抜いて台は別に使ってしまったのだろうか。　気になる所だ。　理由は不明だが　取敢えず刃を研ぎ直している。　元は刃先を二段研ぎして有った。　この角度なら二段研ぎしなくても　良さそうに思うが。　まあ取敢えず　裏出しして研ぎ上げて置いた。　光雲はどう言う物か知らないは、　蒼龍作の光雲鉋が有る様だ。　写真を見たが何となく違う様に思う。　これも何処の誰が作った物か不明。　台が無いと使えないので　現在材を物色している。　台打ちして削って見たらまた報告しよう。　久振りにやる気の出る鉋刃だな。

０７０５ 宗長鉋の削り（現状）

先日入手した宗長鉋で少し削って見た。　刃の真中にまだ欠けが有り、完全に研ぎ落せて無いので　二つに割れて屑が出て来るのは仕方ない。　それでも初めて削った割には　滑らかに良く削れると思う。　この鉋は台が良くなくて　枯れているはずだが、案外動く様だ。　だから余り薄くは削れない。　刃の欠けはまだ一ミリ程度有るだろうか。　頑張って見てもすぐには研ぎ落せないと思う。　だから現状と言う事であえて写真に撮り掲載して置いた。　新しい鉋が来れば　もうすぐにこの鉋の事は忘れてしまうだろうから、取敢えず何か残して置かないと　次は何時手に取るかわからない。　上手く削れる様なので、出来たら台を新に　作りたいと思うが、材料も不足だし　最近は何となく面倒で台打ちもしてない。　　　これって老化が進んだ為なのか。　こうして書いているブログも　何となく書くのが億劫になる時が来る様な気もする。　ここら辺で　道具いじりも引退してと考えないでもないが、まあもう少しは出来るだろう。　平成から令和への元号の変更の様に　強い意志とタイミングが大切なのかな。　　まあそれ程おうげさな物でも無い。　ある日やる気が無くなったらそれが　終りと言う事だろう。