大工道具の蒐集

骨董市で集めた大工道具類の入手の経緯、使った感想を報告

トリマー用 ボーズ面 一分 ビット購入

2012-08-31 09:24:56 | Weblog
木工を趣味とする友達が オフコーポレーションに木工旋盤を見に行くと言う。 そこで私も同行した。 清水までは高速で行ったので 割と近く感じた。 渋滞もなく快適なドライブで行きは、新東名を走った。 暑い夏の昼前に着いて 皆思い思いの道具を見た。 私はここに有る、トリマーのボーズ面ビットを購入した。 2100円だった。 一分の丸面ビットだが、 上のベアリングの直径が今持って居る物より 小さいのが特徴だ。 このベアリング径が小さいと コーナーを上手く削れるので便利だ。
しかし 径が小さいので 基準面に凹凸が有るとそれをもろに拾って 具合悪い場合いもある。 これとは別の ベアリングの径が多き物も置いて有った。 私が今使っている物だ。 今回はこの径の小さい物を選んだ。 最近ホームセンターにビットの安売りが有るが、このタイプの一分は見た事が無い。 
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乗鞍高原

2012-08-27 08:18:06 | Weblog
今年は特に暑い夏だ。  身体にこたえる。 お盆の休みが終わった次の週に 乗鞍高原に行って来た。 何時も思うのだが、長野県側 上高地に行く道路はどうしてこう狭いのか。 この狭い道を バスがひっきりなしに通るから 慎重運転になるし、疲れる。
乗鞍高原も結構多くの人手だ。 バスで畳平まで行って、そこから剣が峰に登山したが、標高2700メートルなので 空気は薄く 涼しくて快適だ。 畳平から、宿の女将の推薦する散策コースを 歩いて下ったが、これがとても 登山者向けの難コースで 普通の人は歩かない道だった。 少し疲れたが 良い運動になった。 最近は 歩いてないから膝が痛くて困った。  乗鞍高原はいかにも高原と言う感じのさわやかな所で気にいった。また秋にでも行って見たい。 写真は観光センターの有るバス乗り場を 写した所。 
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寝返りを打つ時に使う道具

2012-08-25 21:45:47 | Weblog
身体障害者のT氏に頼まれて 作った木工製品。 T氏が 研修でホテルに泊まる機会が有るが、ホテルには障害者用のベットが無い所が多い。 ベットの脇に有る手摺に摑まり 寝返りを打つのだが、その手摺が無いと、寝返りが打てず大変 困ると言う。
そこで携帯寝返り打ち器を考えたそうだ。  T氏がくれた図面を元に こんな物を作った。 何やら怪しげな家具だ。 材料は内装用の角材で松だと思う。 これはまだ完成では無くて これにもう少し加工が必要だ。  これからT氏と相談する。 最近は自分の為に家具を作る事は殆んど無い。  こうした 一見何か判らん物を 作るのは 楽しいし これで人の為になれば 良いと思う。 明日はT氏に現物を見せて 追加の加工方法を検討する予定。
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0435 二枚刃平鉋 銘 寛寿

2012-08-24 15:17:21 | Weblog
先日行った 高幡不動骨董市でこの鉋を購入して有った。 もう鉋を買うのは止めようと思っていた。 骨董屋の主人にこの鉋に寛寿と有るけど と聞くと そうだねーと言う。 寛寿は有名な銘だと知っているようだ。 だから高く売ると言うほどの物では無さそうだし、500円で良いと言う。 寛寿の知名度や切れ味にあやかって命名した物だろうか。 一応鏨文字だし 裏金もまともの物が付いているし、仮に偽物でも 寛寿を目標に努力して作った物かも知れない。 気になるので買って来た。 裏刃は 岩堂と言う銘が有った。  刃幅60ミリ 全長100ミリは有り、まだ それ程使われて無いようだ。 刃の緩み押えに葉書が貼って有ったが、その葉書は昭和50年となっていた。 結構古い物だ。 台は材が柔らかい樫の木らしい。  相当に狂っていたが、鉋で簡単に削れた。 少し研いで見たが 切れるかも知れない。 早速使って見ようと 整備中だが、研ぎに時間が掛かりそうだ。 この鉋刃は耳を全く落として無いから素人が使った物かも知れない。 それにしては 裏はしっかり押して有り、ベタ裏に近い。 それに押しすぎて 瓢箪裏に成りかかっている。 さてどうなるか。 
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パソコン デスク

2012-08-19 22:44:02 | Weblog
毎日暑い日が続く。  頼まれて作ったパソコン デスクが一応完成した。 材料は18ミりベニヤで 縁には薄板を貼り付けて化粧してみた。 事務用品として使うので極地味に 機能優先で作って見た。 幅600ミリ 奥行き500ミリ 高さ680ミリとしてある。 下段にプリンタを置き 天板下に棚を付けて書類や印字用紙を置く。上にはノートパソコンを置く予定。 更に上置き棚を付ける予定だったが、スペースの関係で 取敢えず中止。 一旦納めて スペースが取れそうなら 上置き棚を検討する。
暑い夏の2日程を この製作に費やした。 作るのは簡単だが 機能性やスペースや相手の希望が 難しくて 果たして満足するか若干心配だ。
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鉄の楔

2012-08-19 14:22:36 | Weblog
骨董屋はこれは 石割の矢だろうと言うが、私は違うと思う。 何に使った道具か不明。 頭部に穴が有り、紐を通してある。 紛失しない為だろうか。 胴部を見ると余り叩かれておらず、それ程 使われた物では無いと思う。 全長は15センチと釘〆と同じ程度の長さで小型の物だ。 割り楔の一種だろうか。用途不明だが 何となく手に入れて置いた。 500円だった。 
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釘〆

2012-08-19 14:12:06 | Weblog
久し振りに高幡不動骨董市に行って来た。 暫く高幡には御無沙汰していた。 今日は天気が良く 太陽がじりじり照り付けて暑い。 一回りして早々に退散する予定だった。 沿道にガラクタ道具を並べて売る骨董屋を覗くと、赤錆だらけだの道具が目に止まる。 
 昨日の大和骨董市で雨に降られて品物を濡らしたと言う。 店主は雨に降られて 品物を濡らして がっかりしたのか 余りやる気の無い態度だ。  錆びているから 安くしますと言ったが聞くとそれ程 安く無い。 鉄の楔を買う時に おまけでこの釘〆を付けてもらった。
全長15センチ 頭の部分を見ると、まだそれ程使った物では無いようだ。 持ち帰り磨いて見たが銘の様な物は無かった。 これが何本目かの釘〆だ。 誰か欲しい人にあげても良い。 
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竹笛

2012-08-19 13:58:38 | Weblog
私も時々支援している 身体障外者のT氏は 街のイベントで配る竹笛を作っている。 この笛を子供に只で配るのだそうだ。要するに人寄せパンダだ。 以前は有る団体から頼まれて作って居たが、今は自分で作って、自分で配るようにしている。 その分 子供の喜ぶ顔も見られるし、壊れ易い部分も把握出来て、よりやり甲斐が有るようだ。 吹き口の部分(丸い竹同志が斜めに突き当たる部分)の接着は ボンドを使っているがこの部分は 取れ易い。 形状からして接着面積が狭い上に 接着剤が乾くまで十分圧接して置く事が困難だ。 一つ借りて来て 私もやってみたが確かに難しい。 まず接着剤を エポキシに変えて 何か次具を作り接着後は暫くそっと圧接する改善が必要だと考えて、 今頭をひねって検討している。 いまだこれと言う決定打は無い。 秋までに300個作りたいそうだ。  しかし以前は無かった目玉の様な物も付いて段々洗練された形になって来た。 若干かすれた様な甲高いもの悲しいような音がする。 
 まだ音の調子がどうのと言う段階では無い。 しかしいずれは そう言う所まで 配慮が行き届くかも知れない。 陰ながら支援できれば良いが。
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0433 二枚刃平鉋 銘 長寿

2012-08-17 09:29:09 | Weblog
これが2丁目の鉋だ。 この時は2丁纏めて購入した。 長寿は何処かで聞いた名前だと思ったが、後で調べたら 昔1丁手に入れていた。 これが2丁目の長寿鉋となる。 結構使われた物なのかも知れない。 長寿の鏨文字意外に全く表示が無い。 八分鉋だが 全長90ミリで 多少は使われた様だ。 この鉋も裏が少し錆びており、これを落とすのに苦労しそうだ。 裏出ししつつ 錆を取って使いながら研ぎ減らすのが良いと思うが、そんなに鉋を使う機会は無いし、時間は掛かるだろう。 裏に銘は無く共裏かどうか不明。 刃の差込も緩んでおり、調整が必要だ。 研いだ感触はそんなに良くないから 切れるかどうか不明。 暫く使って様子を見ようと思う。 
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0432 二枚刃平鉋 銘 三代 千代治

2012-08-17 09:10:59 | Weblog
布田天神骨董市で この鉋を求めた。 最近は鉋の出物は少ないと思うが、今回は10丁位並んでいた。 土牛や関林の鉋も有ったが、持って居るので買わずに、これを買って見た。 錆びた刃に千代の字が見えたので、これは良い物かと思ったが、後で良く調べると そうでは無く千代治と言う銘だった。 刃幅72ミリ 全長105ミリとまだ余り使って無い物だ。 裏も共裏が付いていた。 府中で出た物だそうだ。 刃口が5ミリ開いており、どう言う職業の人が使った物だろうか。 他の鉋と併せて2丁で1500円だったから この状態ならまあまあだろう。 最近は鉋をこう集めて どうするのと自分でも 若干疑問が有り、良い物が出ていれば嬉しくて買いたくなる反面、買った物をどう生かすか悩みも多い。少し研いで見たが悪くは無さそうだ。 裏が少し錆びており その錆が完全に取れないので 刃先に若干ギザギザが残っている。 これが取れるまでには相当使い込まないといけない。 未だ十分に使える状態で放出しており、どう言う事情が有ったか知らないが、出来れば使ってやりたいと思う。 

千代治を調べると中野武夫の名前が出て来た。 はたして三代 千代治は中野氏の手になる物だろうか。 この鉋以前の削りでは余り良い印象は無い。 しかし最近使って見ると 実に良く削れて 材の艶もある様に思う。 これなら結構使えるのではないだろうか。
(2016-10-17記) 
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