大工道具の蒐集

骨董市で集めた大工道具類の入手の経緯、使った感想を報告

サイドテーブルセット

2024-04-25 08:51:07 | Weblog
先日制作したテーブルを塗装した。  天板はまだ仮止めのままだが、乾燥につれて 割れが発生すると
困るので、 取敢えず オスモの透明色OILを塗って見た。 これで安心できるか。 窓際に置いて
自分で作った スツールを2脚出して セットした。   これで新聞でも読みながら 外の庭を見るのも
良い。   外には巣箱が有り 四十雀がやってきて 営巣している。

庭のチューリップは既に咲き終わり 既に抜いた。 雨が降り 草が急に伸びて来た。 狭い我が家では
この程度の小型の物で丁度良い。 先日もらって置いた ソロの木はまだ少し有る。 次は何を作るか
考えて居る。  5月になると団地の総会が有り、役員が交替する。  何処も同じだが 高齢化の為
役員のなり手が不足だ。  何か作るのは 自分の生活の一部で 今後も出来れば継続したいが、手の
動きが悪く 困っている。
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シェーカー家具風 テーブル制作

2024-04-23 18:05:47 | Weblog
4月も そろそろ終わりだ。  どうも天気が良くない。  5月の連休はどうなるか。  特に行く所も
無いが、出来たら晴れてくれると嬉しい。

さて今日 このシェーカー家具風のテーブルを制作して 一応組立は完了だ。 まだ塗装はしてない。
天板は先日 既に紹介した ソロの木で作った。 直径は38センチ程度で 比較的小さい。  作った
スツールに座り 珈琲でも飲めれば それで十分だ。  広いと余計な物を置いて それが邪魔になる。

脚はお隣に有った 花水木で 枯れて切った物を もらって置いた。  それを木工旋盤で挽いて 丸棒
にして使った。  虫食い穴 節や木の傷が有り それは完全には取り切れないので、 エポキシパテで
埋めて 使った。  3本の脚は 送り有りホゾで差し込んで有る。  これが一番面倒な作業だった。
脚は 股を開いたがに股にも見えるし、シェーカー家具のスマートさは無い様だ。  まあ今回は試作と
言う事で我慢しよう。   丸板を二段に削りだして 脚の先端にはめ込みネジで固定している。
その上に 天板を載せて固定する予定で居る。  取敢えず ネジで仮止めして有る。  完全に固定しない
のは 天板が まだ乾燥不十分で 反りが出そうだ感じなので 暫くはネジで仮止めのままとしよう。

塗装も削り直す可能性が高いので、 サンディング シーラだけ塗って 取敢えず様子を見る予定。
高さは 56センチで 少し低いかな。    でもそれ程違和感はない。  もう少しほっそりと
スマートに したかったが 強度が持つのか心配は有る。  天板はもう少し薄くしたい。
初めて作った家具だが 一応形になって良かった。  殆どが手道具だけで 時間も掛かった。 
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桑切包丁か?

2024-04-21 17:14:12 | Weblog
4月もそろそろ 終わりだ。  世の中 5月の連休という事だろう。  今年は天気はどうなるだろうか。
いずれにしても 推定無職の私には 余り関係ない。  多分家に居る事になるだろう。  海外旅行も
計画しているが、円安で費用がかさみ 躊躇している。  無理かも知れないな。  

さて今日は高幡不動骨董市に行って来た。  何時もの業者からこの 桑切包丁らしきものを買った。
200円だった。  一通り錆を落とした所だ。  錆はスクレーパーの様な物で削り落とした。
錆が 深くて 落とせない部分もある。  まだ研いでは居ない。  腐食して欠けた部分もあるので
そこは グラインダーで削り落とした。  錆を落とすと 銘に様な物が有った。  半分錆に食われて
上手く 判読出来ない。  

刃渡りの全長は 約300ミリ有る。 刃幅は70ミリ強程度ある。 柄を含む全長は48センチ程度に
なる大物だ。  刃は薄いので 思う程に重くは無い。  桑切包丁にしては ずいぶん大きい。
似た様な物は 他にも持っている。  桑切では無くて うどんを作る時に使ううどん切包丁かも
知れない。  

これから 少し研いで見よう。 これを何に使うか 検討しているが これというアイディアは無い。
多分 全鋼の様に思う。もう少し手入れして置かないと 錆びてしまいそうだ。 いずれ手持ちのこの手の
包丁を出して 並べて見ようか。
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木と生きる 東京ミッドタウン日比谷 セミナーと展示

2024-04-19 09:24:18 | Weblog
昨日 久し振りに都心に行って来た。  雨には降られなかったが、曇り空の天気だった。 地下鉄日比谷駅
を出て地上に出る事無く 展示会場に到着した。  色々展示しているが 説明員が少ない様だった。

木や葉っぱの発する匂いに関する展示が興味を引いた。  人には400余りの匂いを感ずる遺伝子が有ると
言う。  その殆どは普段使用していない。   しかしなぜそれだけ多く有り、使われなくても退化する事無く
存在するのか。  実は良く判って無い様だ。  認知症になる前に 臭覚が衰える現象が有るという。

人は匂い感覚がなくなると 生存率が下がるという研究も有る様だ。  普段意識されて無いが 非常に
重要な感覚なのだ。  そんな話が 6階のセミナー会場で有った。  大変興味を引いた。
匂いとは 人の無意識に働きかけて より良く生きる為に 非常に重要な役割を担っている。 当面それが
結論になるのか。  そして 木との関係性は良く判らない。 木に囲まれて暮らす我々日本人は 木の発する
僅かな匂いの中に 安らぎを覚えるのかも知れない。  目や耳から入る情報と併せて 匂いが重要な
役割を担う 時代がやって来るか。  現在は木が見直される時代の様だ。 

帰り銀座を少しぶらぶらして 近くのJRガード下の 安飲み酒屋で一杯飲んんで帰った。 良い1日だった。
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両刃鋸とヤスリを購入

2024-04-17 15:25:39 | Weblog
4月14日 天神骨董市に行って来た。  天気も良く暖かい。  今回は何時もと違う業者から
両刃鋸と 目立てヤスリを購入した。  鋸が200円で ヤスリが300円だった。 この業者は
鋸の刃を何枚も持っていた。  ところが雨に当たったのか 赤さびが出ており酷い状況だ。 それでも柄に付く
比較的状態の良さそうな物を購入した。  残念ながら横切りの歯の一部に欠けが有る。 まあ縦挽きは使えそう
なので良しとした。  価格的にこれ以上は望めないだろうと考えた。 持ち帰りサンドペーパーで錆を落とすと
まあ 何とか使えそうだ。  変な歪や曲がりは無さそうだ。  これから少し目立てして見ようと思う。
刃渡り 240ミリで 9寸相当かと思うが 自信は無いな。 

ヤスリは鋸よりも高い。 この目立てヤスリは片面しかヤスリ目が無い様だ。 こういう物は初めて見た。
擦り込む時 この方がやり易いのは無いかと考えて試しに購入した。 確かに使い易いのだが かなり使われた
後で 目がする減っている。 使い易ければ自分の持っているヤスリの片面をグラインダーで落として 使えば
良いだろう。  この所鉋よりも 鋸を買う機会が増えた。  そう頻繁に使う訳でもないが まあ目立てして
楽しめる所が良い。  鋸の銘は 二見屋系では無いかと思うが 残念ながら 上手く読めない。 銘を読むのは
難しい物だ。  暫くはこの鋸とヤスリで色々遊べそうだ。
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ソロの木の天板作成

2024-04-08 21:35:38 | Weblog
伐採したソロの木の幹の太い部分をもらって置いた。 丸太は半割にして 少し乾燥させた。 それを取り込み
製材して板にした。  接ぎ合せてサイドテーブルの天板を作った。 直径38センチ で板厚は35ミリ程度だ。
やはり 乾燥が不十分で木口から割れが入った。  もう少し乾燥させて置けば良かった。

しかし 人工乾燥の設備も無いし 冬場の湿度より乾燥させることは困難だ。 冬場に伐採しても 材には
かなりの水分が含まれる。  丸く切り抜いた所で 表面の平面を出して 暫く様子を見る事にした。
木口から水分が抜けて 表面から乾燥が進む。 シェイカー家具風のサイドテーブルにしたいので、脚になる
材を加工中だ。 まだしばらく時間が掛かるので、取敢えず天板には 乾燥が進み過ぎないように サンディング
シーラーを塗った。  こうして置けば変な反りや割れは防げるかも知れない。 

天板も更に加工が必要だ。 これで少しは安心して保管できるのでは無いか。 白く若干浅黄色のソロの木は
目立つ木目も見えない。 初めて作るサイドテーブルだが上手く出来たらまた紹介したい。
少し 時間は掛かりそうだ。
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0006 喜久勇鉋の削り 2

2024-04-03 21:08:00 | Weblog
先日入手したソロの木を削っている。  どの鉋なら楽に滑らかに削れるか色々試している。 感触は日によって
違う。  久し振りにこの鉋を出して 研ぎ直して削って見た。 割と上手く削れる様だ。  しかし台が
良くない。  かなり狂っている。  以前も一度試し削りしているが、その時と同じ印象だ。 たまにしか
使わないから、仕方ないのかも知れない。  今回は ソロの木をかなり削った後で、そのまま2×4SPF材
を削って見た。  それでもまあ何とか削れた。  割と刃持ちも良いのかも知れない。  何となくカリカリした
感触で削れる様だ。  しかし 二枚刃の裏刃に削り屑が時々引っ掛かる様だ。  もう少し調整が必要だ。

これが面倒なので 裏刃は抜き気味にして削っている。  それでも何とかなるのは、刃口が狭いからだろう。
この鉋は 大分昔 東郷神社骨董市が盛況だった頃に手に入れた物だ。 そんな高級品では無いと思うが
案外良い鉋の様に思う。  買って一度試し削りして そのまま仕舞いこんで置いた。  10年以上手にする
事も無かったと思う。  暫く手元に置いて使ってやろうかと思う。 

この鉋を研ぎ直して もう少しましな削りの写真に入れ替えした。 良く研げば 切れる鉋の様だ。 
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箱の蓋を制作

2024-04-02 09:22:44 | Weblog
やっと春らしくなって来た。  桜の開花と聞いたが、この所気温が高く あっという間に満開になった。
以前から持っていた 椿の板で箱の蓋を作った。  何時も作る物だ。 三段重ね箱の最上段に蓋を付けて
これで 完成とする為だ。 

この椿は 近所の家の玄関に有った物で切って何年かたった物だ。 もう反りは来ないと思ったがそうでも
無かった。  やはり薄板でも 反り止め入れないと駄目なのかも知れない。 蓋をすると箱の内部は空気の
流通が悪くなり、外側に反り易い。  時々裏と表をひっくり返して 様子を見ている。 表側にはOILを
塗り 更に蜜蝋WAXを塗って 仕上げてある。 次回蓋を作る機会が有れば 反り止めを付けて見ようと
思う。 椿の厚さ 8ミリ程度の板だが 持つとずっしりと重みがある。  少し時間が経過すれば もっと
色も濃く 良くなると期待している。 下にあるある箱の部分は既に紹介した。 材料は沙羅(夏椿)を使って
いる。 上手くマッチするだろうか。
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