大工道具の蒐集

骨董市で集めた大工道具類の入手の経緯、使った感想を報告

0612 平鉋の削り その2

2017-06-30 22:15:55 | Weblog
この鉋は残念ながら銘が上手く読めない。 銘が有っても読めないので 連番で呼んでやる
しかない。  これが前回も 修理して削って見ると 上手く削れる様だ。 そこで今回は
刃口が広いのを少し詰めた。 詰め方が簡易に木端返しの部分に別の薄い材を貼り付ける
簡易なやり方だ。 これで下端を均して削って見ると 案外上手く削れる様だ。 もう少し
刃が長ければ 本格的に使えるが これは短いから楽しむ程度にしか 使えない。

良く上手く削れると 銘が気になる。 多分裏刃を挿入する時に 金槌で叩いて銘の部分を
潰したんだろうと思う。 まあ仕方無い。 一応ここに載せて 記憶に留めて置こう。
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天国弘?らしき鉋の削り

2017-06-29 09:46:15 | Weblog
この鉋は私の物では無い。 一度紹介したと思う。 更に台も打ち削りを確かめているが今一の印象だった。 その後何度も研ぎ直している。 最近は思いのほか良く切れる様になって来た。 まあこれなら良いかな。  古い物で刃が短くて 研ぎ難い。 まだ十分しのぎ面の平面が出て無いと思う。 もう少し綺麗に研げれば更に良くなるだろう。
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山桃の実

2017-06-27 10:27:40 | Weblog
この山桃の木は 多摩の街路樹として結構 植樹された様だ。 この季節その実が生り 鳥が来て実をつつく。

実は落ちて道路は汚く汚れる。 まあ嫌がる人も居るだろう。 これを果実酒 ジャム その他にする人も居るらしいが、この辺りでは 誰も取らない。  田舎では取ってジャムにしたと言う人も居たが 私の感触ではそれ程 美味しい物でもない様に思う。

今日は買い物に行くついでに、 一枝折り取って持ち帰り 花瓶に挿して見た。 なかなか宜しい。 色々種類も有る様だが、この実は比較的大きい様に思う。 こうして部屋に飾り 自然の恵みを見て楽しむのも良い。  少し暇になり、気持に余裕が生まれると 廻りに注意が行き 色々見えて来る物も有る様だ。  私の住む住宅の近くにも 結構この木はある。 普段は 見向きもしないが この時期は気になる存在だ。

所で花瓶に挿して一晩置くと 実は写真よりもさらに赤く熟した様だ。 緑と赤の色どりはナカナカ良いではないか。
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東京オリンピック バッジ

2017-06-26 22:07:55 | Weblog
東京都はオリンピックのメダルを 都市鉱山から回収した電子機器から作る企画を立てて宣伝していた。 その事はニュースで聞いていたし、私も そろそろ身辺整理を考えていたので丁度良い機会だ。  今日都心に出たついでに、都庁に寄って見ると 2階にそのコーナーは有った。 ひまそうな二人が居て 携帯電話2台とそれ以外に電卓も渡した。 替わりにこのバッジをくれた。
御礼のカードには 018454と印刷して有った。 これが連番なら それ程の数は集まって無いのかも知れない。 目標はどれくらいなのかな?


このデザインをしげしげ見るのは初めてだな。 良いとも悪いとも言いにくいデザインだ。
裏に磁石が有るので カードの近くは危険だ、その辺りに転がして置くのは良くない。
それにしてもオリンピックは盛り上がらないな。  日本でオリンピックなんかしている時なのかと言う気持ちも有るが、長く使って来た二つ折りの携帯は そのまま残していたが、まあ役に立つならこれで良かったのかな。

記念バッジは 今 冷蔵庫の扉に貼りついている。 これを見てかって使った携帯やデジカメの事を思い出す事も有るかな。 まあハッキリ言ってデジタル製品は消耗品だ。
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0625 一枚刃平鉋 銘 ベタ亀

2017-06-23 22:49:08 | Weblog
随分 蒸し暑い季節がやって来た。 この所体調が良くなくて 鉋を触る気分ではなかった。多分季節の変化による 自律神経失調症と自分で勝手に診断している。 さて 先日既に紹介した ベタ亀鉋を今回は載せて見た。  台を見ると相当古そうだ。 台に当初何か塗ったのかも知れないが 深い赤茶色をしている。 樫のタンニンが変色してこの色になったとすれば相当に時間が掛かった事だろう。  台長は260ミリ 台幅 64ミリ  台厚味 25ミリ 刃の角度は40度位だろう。  恐らくは自作台だと思う。  台は木表と木裏を逆に使って有る様だ。 多分木表側に有る 小さな節が気になり それを避けた木取りだろうか。 台尻右側面が一部裂けて飛んでいるので、その部分に木片を貼り付けて見た。 実用では役に立たないだろうが 見た目を良くする為だ。  そう言えば台頭のマダラの部分は此処に紙が貼って有り それを鑿で剥した跡で、ここだけ色が薄くなっている。

これで台に椿油を塗り 拭き上げると深みの有る艶がでて 宜しい。 使うんじゃ無ければこれで良い。 使うなら台は打ち直さないと駄目だろう。 何処の誰が使って物か知らないが 縁あって私の所にやって来た。 だからこうして磨き上げられて 喜んでいるのか、或はもっと 道具らしく酷使されて欲しいのか どっちなんだ。
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visiting the museum

2017-06-19 09:10:24 | Weblog
道具の蒐集も 飽きたと言うより 自分としては進展が無い。 このままやって居てもと思う訳だ。

そこで気分を替えて 少し旅行にでも行こうかと計画を立てる。 行くのは英国でテロ事件も有り 危険な国とも思うが、案外観光客は多いと聞く。 ロンドンの北 チルターン線でハイウイッカムまで行って ウイッカム博物館を見学して見よう。  此処は近代名作椅子のひとつ、ウインザーチェアの発祥の地と言われている。  現在はその面影は無い様だが 博物館には資料は有ると思う。  ついでにプリンス リスボロまで行って 家具メーカ アーコールの見学もしたいと思うが 返事は無くて無理かも知れない。 まあブナの森のフットパス散策でも良いかな。  個人旅行で大変だが 気分転換にはなる。
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折れ平薄鑿の修理

2017-06-19 08:11:29 | Weblog
  折れ曲がった鑿を修理した。 折れた部分を取り除いて 裏を研いで見ると、更に奥5ミリの所に割れ筋が見える。 仕方ないからそこまで更に折り取った。 その後 グラインダーで刃付けして研ぎ直した。 本当は柄も交換したいが 面倒なのでこのままで暫く使って見よう。  切れる物なら 柄を付け直せば良い。  銘は薄くかすれて有る様にも見えるが それは単なる凹みで 無銘なのかも知れない。 そう言えば無銘の物が多い様に思う。 
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これはスパナかいな?

2017-06-18 18:59:42 | Weblog
高幡不動骨董市でこれを入手した。 100円だった。 これは何に使う物かな。 売る人も首をひねる。 スパナにしては少し変だ。 栓抜きかなとも思うが違う様だ。 まあ何でも良い。 形が面白いので オブジェと思えば良い。 錆びた鉄物と考えている。 錆を落とすとそんな古い物では無さそうだ。 手作りの雰囲気もある。 
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折れた鑿を買った

2017-06-18 18:46:35 | Weblog
今日は薄曇りだ。 午後から雨との予報が有る。 高幡不動骨董市に行く。 結構人が多い。この寺院の敷地には アジサイの花が満開だ。 自慢のデジカメを持つアマチュアカメラマンが多い。 その一本足の長い一脚も少し邪魔だ。 彼らは人の事は構わない様だ。 さていつもの様にひと廻りするが、ろくな物は無い。 このぼろ錆折れ鑿を買う。 100円だそうだ。 何もこんな物を金出して買う事も有るまいと思うが。 3分の薄平鑿の様だ。先端部約1センチの所で折れている。 桂が付いてるから打ち込んでこじったのかも知れない。 これは突き鑿として手で突いて軽く使えば良いのに。 此処で折って新たに 刃を付ければ使えるかも知れない。 この手の鑿はいくつも見たが 折れている物が多い様だ。 錆を落とすと何となく、銘が有ったかも知れない。 かすれて読めない。 暇な時に修理しようと思う。 桂を外して 柄を付け直して 突き鑿として使える様に修理しようと思う。

そう言えば この鑿を買った業者は他にも鑿を持っていた。 それを見ると甲面がふくらんだ形をしている。 そう言う物は古い物だと聞いていた。 割と幅広の鑿だった。
しかし柄が折れていて無い。 まず一般の人はこんな錆びた柄の折れて物は買うまい。 値段を聞くと1500円だと言う。 言い分はこれは古い物で江戸時代位の物では無いかと言う。
古い物では有る事は認めるが、江戸時代と聞くとにわかに信じがたい。 まあ業者はそう考えて 相応の値段を付けた物だろう。 結局買うのは止めた。  写真撮って置けば良かったな。 結局買ったのは この折れ鑿1本だけだ。  私はケチなんだろうね。 
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0625 鉋刃 ベタ亀

2017-06-18 14:46:43 | Weblog
高幡不動骨董市に行って来た。 そこでこの鉋を見つけて購入した。 取敢えず鉋刃のみ紹介しよう。 これは 通称 ベタ亀と言われる物では無いだろうか。 先日仕入れた情報では三木市灰田で生産された物と言う。 一般にかえ先の下に亀のマークだけの物が多いと聞く。
鉋刃だけでなく、鑿も有った様だ。  それらしい鑿も私は1本持っている。 私の所まで
流れて来ると言う事は 結構数も有ったのだろうと想像する。

 刃幅 50ミリ 全長67ミリ 程度で 非常に薄い鉋刃だ。 台も付いた一枚刃鉋の状態だが いずれ全体を載せて見たい。   鉋刃 は良く見ると研いで有るし、あたまの部分のめくれも落としてある。  どこかの誰かが使う為に整備したのかも知れない。  しかし余り良くなかったから お払い箱なった可能性もある。  まあ仕入れた知識を確認できる 現物に出会う機会はめったにないが 今回は珍しい。 綺麗にして 飾って眺める鉋なのかも知れない。   関西の道具が関東まで流れて来るとは思わなかった。
記念に大切にしようと思う。   時代的には江戸末期から明治ころまでの物と言うが どうだろうか。 

その後台を少し整備して見た。 刃はゆるかったらしく 葉書を背の馴染部分に張り足した様だ。 それを剥して見ると 郵便番号が有った。 岐阜県の番号だったので前の持ち主は 岐阜に住む人かも知れない。 普通の人はまず千円出して買わないぼろ鉋なので、売る方もある程度 知識は有り相応の値段を付けていたのだろう。 似た物がもう1丁有った。 そちらは 亀が殆ど消えかかっていた。 参考に入手した物で これで削るつもりは無いから、 そちらは買わなかった。
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