大工道具の蒐集

骨董市で集めた大工道具類の入手の経緯、使った感想を報告

鑿の柄付け

2013-03-30 22:53:35 | Weblog
前の作業は一段落した。  そこで以前買って置いた鑿の柄を付けて見た。 今回はダメになった鉋台を半割りにして、鑿の柄に利用した。 枯れた樫の木で丁度良い具合だ。 削って見るとこの樫は柔らかい材の様だ。 今回は木工旋盤は使わず 手で丸棒を作り 芯に穴を開けて、口金の部分を削り 製作した。 柄と鑿が一体となって 上手く一直線になるように、柄を挿げるのは難しい物だ。 今回は比較的上手く出来た方だろう。 後は 桂を探さねばならない。 適当な物が無いか道具箱をかき回したが 出てこなかった。 柄にOILを塗り暫くは作業は中断する。 これは四分の叩き鑿で 銘は 本良典と有る。 大工用の鑿だろうと思う。 殆んど使って無い物だろう。 こう言う鑿は殆んど使う機会は無いと思う。
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2013-03-28 22:17:36 | Weblog
この猫は我家のペットでは無い。 突然我家の庭にやってきて、人の顔をにらみ 座り続ける。 太っているから、何処かの飼い猫だろうと思う。 ちょっとこわそうな、引き締まった顔付きの猫だ。 猫は人との距離が適当に有り、嫌いじゃない動物だ。 我家の庭で 臭い おしっこするなよ。 それさえしなければ 昼寝ぐらいしていってもいいよ。 
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切り株

2013-03-24 22:25:58 | Weblog
道具の記録を書き留める目的だったが、最近は日記風になって来た。 これは体力も落ち そうそう日曜日毎に 骨董市を駆け回れない為だろうと思う。 それに春は来たがまだ少し寒い。 
さてこの切り株は 都心から西に行った大きな団地の公園に有った物。 まだ切られてそれ程時間が経って無い様だ。 この辺りの団地は昭和40年代から50年代にかけての高度成長期に労働人口を受け止めるベットタウンとして作られた物だ。だから この辺りの樹木も植樹されて30年以上経つと思う。 しかしこの樹木がどう言う種類か定かでは無いが、 どうもこの土地の気候と土壌が合わなかったと思う。 芯は虫にやられたのか、腐って抜けている。 でもまだ切られた時には枯れて居なかったと思う。 廻りの木も大きく育ち 樹盛が衰えて居たのだろう。 この辺りは山を崩して谷を埋め 以前生えていた木は根こそぎ剥ぎ取ってしまい 新たな木を植えたのだろうが、 矢張り上手く育たなかった木もあろう。 人間の浅知恵で作った 人工の街も人工の森も 思うようには 育たない物だ。   
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新作スピーカーの音出し

2013-03-23 22:18:00 | Weblog
先日 完成した新作スピーカーの音を聞いて見た。 音源が無いので取敢えず FMチューナとAMPを接続して 音楽とお喋りを聞いた。 最初は何か キンキンうるさく聞こえたが 段々 こなれてまあまあ聞ける状態となった。 8センチ径のスピーカにしては 低音も出ているし 良いと思う。 これなら 工房で仕事をしながらでも 聞いていられそうだ。 しかし工房は埃が多くて コーン紙の上にも 木屑が積もるので 何かカバーを付けたいと 製作中。 思っていたより音は良かったので もう少し上等の材木でもう一度製作しても良いかなと思う。  少し暇になったらもう一度挑戦して見るか。
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諏訪の杜公園の滑り台

2013-03-22 22:40:32 | Weblog
家の近くに 公園がある。 此処の桜は5分咲きと言う所か。 この公園には滑り台が有るが、此処で遊ぶ子供は少ない。 近所の団地は住民が高齢化して 子供の数が少ないからだろう。 日当たりの良い公園に 桜が咲いたが すべに台には 人影も無い。東京近郊のベットタウンの現実は此処に極まる。  
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ボケの花咲く

2013-03-22 22:33:27 | Weblog
今年も 我家のボケが咲いた。  これでもかと枝一杯の花を付けて 存在をアピールしているが、何となく色気も無く 好きになれない花だ。 春は白や淡い黄色の花が 似合う様に思うが。 
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こぶしの花

2013-03-22 22:19:08 | Weblog
今日は天気は良いが 風は冷たい。 少し散歩に行く。 都立桜ヶ丘公園でこぶしの白い花を見る。 

  散り際の 老醜さらす こぶしかな

花は盛りを過ぎて もう散る寸前だ。 こぶしは 咲き始めの白さが一段と際立つが 散り際の醜さも 際立つ。 ほんのりと 紅差す 花弁は 何故か 茶色く しみが付いた様に 変色して 風が吹くと 花弁が一枚 一枚 道端に落ちていく。 むなしさを感じさせる 春の風物だろうか。    
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小型スピーカーの製作

2013-03-18 23:26:21 | Weblog
木工技術の応用と言えば聞こえは良いが、 木工に少し飽きて違う事をやって見たくなり、スピーカーBOXを製作してみた。 これはQWT型という音響管を利用して 小型スピーカーで 低音を増強する形式のスピーカーである。 今までは箱型のスピーカーが多かったが、最近はこんな形の細長いスピーカーも多くなって来た。 細身で場所を取らず 音も良い。 まあ そう言う話が本当なのか確かめる気持ちも有った。 ユニットはYSC Audioの8センチ フルレンジユニット YS89A-PSCを使った。 材料はコンパネ12ミリを使い安く仕上げた。塗装はダイソーで販売する 水性塗料(欅色)を使った。 BOX内部に入れる吸音材は 水槽に使う濾過綿を使い コストを抑えた作りだ。 一応完成して 後は音出しの段階だが AMPと音源を調達する必要が有る。 来週には音出し出来るだろう。 もし音が良ければ もう少しまともな材料で もう一度作っても良い。 
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0455 二枚刃平鉋 八分 銘 昇龍

2013-03-17 17:40:41 | Weblog
今日は天気も良く 暖かくなって来た。 まだ近くの桜は開花してない。 風が少し冷たい様だ。 久し振りに高幡不動骨董市に来た。 お店の数は何時もより少し少ない様にも思う。 一回りするがめぼしい物は無い。 有る業者からこの鉋を買った。 千円だった。 少し高い様にも思うが 一応裏刃も付く平鉋だった。 未だそれ程使った様でも無い。 良く見ると 刃が裏表逆に挿入されていた。 それに台の乾燥が進み材が収縮して、押さえ溝を押し広げて割れが入っている。 使わずに放置された物だろう。 昇龍は聞き覚えの有る銘だ。 刃には 別上品 と刻印が有るから有る程度手を掛けた品だろうと思う。 裏刃には銘は無いようだ。 刃先は相当欠けている。 この欠けを 研ぎ落とすのは大変そうだ。 使って見たが刃が硬くて 欠けが多くて使用を中止して放置した物だろうか。 少し研いで見たが それ程悪く無さそうだ。 これなら切れるかも知れない。 台を修正して刃を研ぎ直したが、未だ欠けは完全には取り切れない。 もう少し整備したら試し削りして見う。 高い買物かと思ったが台もしっかりしており、刃の長さも十分あるから 切れれば買い得品なのだが?
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子供用机の製作

2013-03-13 23:32:10 | Weblog
子供椅子が出来たので、次に子供机を製作した。 工房の余り材を使って作ったので 天板は彩り豊かな 寄木の様になった。  材料は 足がタモ 貫が楢 天板は 楢 樺の接ぎ合わせとした。 古いテーブルをこわして、その材を流用したので 裏を返すと 寄集めの 粗が見えてしまう。 外から見れば立派な物だ。 寸法は 横600  奥行き430 高さ430と2歳から3歳の子供には 少し高いだろうか。  この大きさでは 子供一人が座る 程度の大きさだが、 二人用にすると子供同士で喧嘩するし、自分の物が欲しくなる年頃なので 二人居れば 二つ作らないと駄目だろうな。 これも一応試作なので 展示会が終わったら、 何処かにもらわれて行く事になるだろう。 
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