大工道具の蒐集

骨董市で集めた大工道具類の入手の経緯、使った感想を報告

ダルマ玄能の柄付け

2009-06-30 21:27:41 | Weblog
先日 平出商店の移動販売車が来た時に ダルマ玄能の頭を買って置いた。その柄を付けて見た。 柄の材は何かはっきりしないが、樫の木ではない。 それでも何とか使えそうだ。 この玄翁は椅子の組み立てで使って見たが 中々具合が良い。450グラムと少し重めなので それが良いのだと思う。 こう言う少し曲がっていて握る部分が梅干の種の様な形が良いのだそうだ。 そうかも知れないが それ程こだわる訳でも無い。 ただ何となく見ていて格好良く 気持ち良い形に柄を削り込んでみた。 

追記 これは私が自分で削って柄を付けました。柄を付ける事はそれ程難しく無いと思います。 但し材を吟味してよく乾燥した材を使い楔なしで抜けない様に付けるのは難しい。 丁度鑿の柄の様に槌の頭から出た柄の部分を叩きつぶして置く物だと大工さんから教わりました。正式なやり方なのか知りませんが。
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折畳サークル

2009-06-29 22:17:35 | Weblog
これも今年3月頃に保育園向けに作った物です。W1800 H620の概略寸法の衝立を4個 やり越し金具で固定してサークルにします。この中に小さな子供を入れて遊ばせる物です。 既につかまり立ち出来るので、歩いてどこか危険な所に行かない工夫でしょう。 真中に扉を付けて出入り出来る様にした物も作りました。子供は良く見ていて鍵を外して外に出て行くので、やはり扉は無い方が良いと言う意見が多いです。 材はブナです。しっかり作っているのでかなり重いです。重いと保母さんには嫌われます。 片付けが大変だからでしょう。

以前の記事を調べたら同じ物を掲載してました。済みません。
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プレイシンク

2009-06-29 21:52:59 | Weblog
これは今年2月頃に作ったおもちゃです。 保育園に納めました。 W900H600+150D300 とかなりの大型でとても子供の為とは言え個人の家に置くのは無理が有ると思う。右側上面にコンロの火口が2個とそのつまみが2個有ります。真中は 見えないが、シンクとなっており、その上には蛇口が2個付いております。左は扉の付く収納部とその下は棚で右側も3段の棚 可動式となっています。総て木材で出来ています。 一部には本物の蛇口を付けたりする場合も有りますが、何故か木でまねて作る方が喜ばれます。 これで子供は良く遊ぶそうです。回転する摘み部分は子供が引っ張っても取れない様に 硬い木にタップを切りねじ込んで接着してます。 私が子供の頃はこんな物で遊ばなかった。 時代が違うと言えばそうだろうが、今は何処の保育園にも似た物は大抵置いてある様です。
    これも以前一度掲載しており ダブル掲載でした。 
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桐箪笥槌

2009-06-22 23:03:08 | Weblog
これは何時頃手に入れたか 忘れてしまった。 多分桐箪笥の木釘を打つ為の物では無いかと 想像している。 ヤスリで簡単に削れる柔らかい軟鉄で出来ているらしい。だから 槌頭は打たれて鉄がめくれている。 自分で短い柄を付けて見た。これを使う予定は無いが、使える状態にして保存しようと考えた。 昔は良く見掛けた骨董市の玄能も今は余り見掛けなくなった。 これは珍しい物では無いか。しかし櫃が頭の中央部に無く バランスが余り良くない様に思うがどうだろうか。桐箪笥用の槌では無いのかも知れない。
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押引鋸(光川 順太郎作)

2009-06-22 22:49:43 | Weblog
先週横浜で開催された播州三木の金物展に行き、この押引鋸を注文した。その鋸がやっと届いた。 まだ使っていないが 早速使って見よう。鋸刃に縦引きと横引きの刃を組み合わせ さらに鋸屑の排出を良くする改良刃が付いている。特に鋸身の幅の細い物を注文した。 これで小型の鉋の台を作ろうと思う。これは遊びの一種だが、いずれは確かな鉋台を作れる様になりたい。 それは私の鉋がいずれも古い物で 台の木が弾力が無く刃をしっかりと押えられない。 そこで台を作り直して鉋を使って見たいと思う。
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保育園向け家具 ベンチ

2009-06-19 22:03:24 | Weblog
これも保育園向けに作った物だ。 W800 D230 H210のサイズだ。ベンチだが比較的軽く作った。 保育園では片付けが有るから重い家具は嫌われる。軽くしっかり作ったつもりだ。ビスケットジョイントだがネジも使いダボ埋めした。まずは壊れない事が一番重要だ。写真のバックに工房の内部が写っている。後ろは昇降盤だ。 知り合いの工房の道具を借りて作っている。このベンチに子供が3人ぐらいふくらすずめの様に寄り集まって座るのだ。 座って何するのか。順番待ちなのか。
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保育園向け家具 棚

2009-06-19 21:50:02 | Weblog
これは保育園から頼まれて作った棚だ。 W900 D300 H600とごく普通のサイズで3段の棚板固定式の物だ。 材はメルクシパインの集成材20厚を使っている。 塗装はオイル仕上げとした。写真も有るが携帯カメラで像がぶれてボケが酷い。 余り見せたくないが とりあえず掲載してみるか。 
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高田製作所

2009-06-15 22:16:11 | Weblog
もう3年くらい前の話になる。 確か暑い8月の終わりごろだと思う。神戸に有る竹中道具館に行った。 そこで鎌蟻継の実演がありそれを見学する為だった。蟻継の仕口は大型の突き鑿で作っていた。 その鑿の大きさと正確な作業に仰天した物だ。 作業を見ていた見学者の中に 高田氏が居た。 眼鏡のおじいさんと言う感じで 気さくな人だった。 色々話したが 今日の実演で使った鑿は私が作ったと言う。 聞いてみると特殊刃物製造販売をしてるそうだ。 今は制作はやらずもっぱら営業をしていると言っていた。参考に名刺を頂いた。私も特注で刃物を作ってもらう程の腕も能力も無いが 何か有れば連絡して見ようと思う。 
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平出商店(包春の刃物)

2009-06-15 22:06:38 | Weblog
6月13日 午後伊勢原に有るある工場の庭に1台のマイクロバスがやって来た。中から初老の老人が出て来て 車の廻りに刃物全般を並べる。所謂出張販売車だ。平出商店はオンラインショップも有る会社だ。新潟県燕市の有る金物問屋だろうか。 工場の職人は色々買っているので、私もつられて 達磨玄能の頭と刃物角度測定定規を買ってしまった。 見ていると楽しいが さりとて新品の刃物はとても高くてそうそう手が出ない。 これで金が稼げる人は買うのだろう。 参考に名刺を載せておこう。
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鋸職人

2009-06-15 21:56:09 | Weblog
同じく三木の刃物展示会で押挽鋸を一丁購入した。これは遊びで鉋台を自分で作る時に、刃の入る溝を作る為に使うからだ。中年の職人は伝統工芸士 光川大造と言い 三代目になるそうだ。 東京で関西で作られる鋸を買うには初めての経験だ。今回は販売が目的では無いそうで、後で送ると言っていた。 道具全般の修理もやりますと言うので、胴付鋸の目立てを頼もうかと思う。 
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