大工道具の蒐集

骨董市で集めた大工道具類の入手の経緯、使った感想を報告

畦挽き鋸

2011-08-31 21:37:13 | Weblog
これも同じガラクタ屋に有った物だ。 畦挽き鋸だが 随分錆びている。 300円と店の主人が言うので 鉋と一緒に包んでもらう。 大体道具類はいつも店の前の通路に箱に入れて置いて有る。 これじゃ急な雨が有ると濡れてしまうだろう。 鋸にも最近出来たと思われる 赤錆がついている。 深い錆は無いと思ったが 帰って錆を落とすと一箇所 深く鋸目に錆が入っていた。  コミが柄に深く入っており 銘が読めない。 中屋 新??までしかわから無かった。 目立てに出すほどでも無いだろうから自分で 少し摺込んで見るか。 
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0407 二枚刃平鉋 銘 金四郎

2011-08-31 21:27:46 | Weblog
国立博物館の前の通りを 根津に向かって進む。 途中にいつも寄るガラクタ屋が有る。 今回も立ち寄って見た。 そこでこの金四郎を見付けた。 金四郎は罫引きが有名だが 鉋も作ってるのか。 見るとまだ真新しいようだ。 幅30ミリの刃が付く小鉋で使い易そうだ。 台尻にも金四郎の刻印がある。 少し研いで見たが まあ良さそうだ。 これでまた鉋が一丁増えた。  
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空海と密教美術展

2011-08-31 18:48:02 | Weblog
 久し振りに国立博物館に行った。八月ももう終わる平日なので、 それ程混雑しないだろうと予想したが、そうでも無かった。 入場制限はしてないが 人は多くて 少し見ずらい状況だった。 密教の奥義は言葉で表し難く それを理解する為に 曼陀羅や 仏像や法具が有るのだと理解している。 だからこれらをまとめて 仏教美術と呼ぶのは どうもそぐわない様に思う。 真言をうん万回唱え 色々修行して ある時やっと理解(悟る)出来る事なのだろう。  一般民衆に平安を与える事が出来たのだろうか。 凡人の私には 理解に苦しむ。  しかし展示最後の 立体曼陀羅 仏像群の中を 見て歩くのは とても良かった。 密教の奥義 曼陀羅世界を具現化した物と言うが 中々凡人には理解できないとしても 異次元雄空間に居るような良い体験が出来た。  郷里 山梨の円光院も真言宗の寺で 私の父の墓がある。 どこかで繋がりは有る感じはする。 外に出ると 暑さと人並みに現実に引き戻される感じがした。 
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野川の散歩

2011-08-29 21:44:19 | Weblog
天気の安定しない状態が続いたが、やっとまた 夏が戻って来た。 懸案であった日曜日のイベントもかたつき これで一段落した。  今日は天気も良いので何処か行きたいが 月曜日は美術館は殆んど休みなので 久し振りに野川方面に足を伸ばして見た。 調布からバスで小金井方面行きに乗り 一の橋で降りて公園内をを散歩した。 空は青く 白い雲が時々太陽を遮る。 平日なので人も少ない。 川に沿って続く道をゆっくり 散歩した。 大きな樹木が多くて 涼しい風も吹き 快適だ。 公園内の東屋で 寝そべり少し昼寝した。 至福の時間が持てた。 蝉がうるさいほど鳴くのとカラスが多いのが気になった。 見て楽しくない鳥だ。 人間は水と木が無いと 駄目な動物じゃないかな。 そう思いながら、一時間に3本しかない無いバスに乗り遅れまいと バス停に急いだ。
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0406 二枚刃平鉋 銘 中惣

2011-08-29 21:17:01 | Weblog
先日鉋刃のみ掲載したが、これも記録の為 鉋刃と台の全体を掲載してみた。中惣の刃を良く見ると左隅に 柏崎と刻印が有る。 これは新潟で作られた物の様だ。 台は柾目取りの台らしいが 材の選定や堀の感じからすると自作台かも知れない。 台の頭部は乾燥収縮によるものか 刃口まで割れが入り開いていた。 これをくっ付けて見たが 割れた所は 上手く付かない。 そこで薄板を挟んで接着して 更に50ミリの木ネジ2本で締め付けて置いた。 接着後も乾燥により変形が進んだ様だ。 相当削り直して下端を平面にして 刃を挿げ直した。 あと少し様子をみて 狂いを直し 裏刃が上手く見付かれば 付けて見たい。 何とか一度試し削りしたいが 刃を研いだ感触は余り良くないので 期待は持て無いと思う。 日曜大工にでも使う様な 鉋かも知れない。
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0405 一枚刃平鉋 銘 藤宗

2011-08-28 21:38:07 | Weblog
同じ様に 今回は刃を台に挿入して 記録として残す為に 掲載して見た。 前述の反り台鉋とは違う業者から入手したが 同じ様な作りの鉋だと思う。 台はこれも桜の様に見える。 それにこの台は使用者自らが掘った自作台の様に思われる。 薄い台だが まだしっかりしている。 何か通り物を削ったのか 刃口の真中が凹んでいる。 刃は薄くて 古い物に見えるが それ程使い込んだ状態では無いようだ。 研いだ感触は良いから切れるかも知れない。 まだ台が手入れしてなくて使えない。 早く使って見たいと思う。
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0404  反台鉋 銘 重保

2011-08-28 21:06:04 | Weblog
前回 鉋刃のみを掲載したが、 今回は台の付いた状態で再度掲載し 記録として残す事とした。 台は樫では無く桜かカバの様な材料に見える。 台尻がそりの様になっているが、 これは以前この部分に刃を入れた平鉋だった名残で 台の反対側に穴を掘り直して 反り台に作り直した物と思う。 反り台鉋としてもかなり使い込まれた物と思う。 既に台も薄くて 刃も短く頭が台とすれすれまで来ている。 これ以上は切れても使い難いと言う事で手放したのかも知れない。 それだけ使い易い物だったならば、何とか台を作り直して使って見たい気もする。 その気になって使う機会が有ればまた状況を報告する事にしよう。

その後 台は新たに打ち直した。 これは谷田木材で分けてもらった桜材だ。
割と小鉋風に少しみじかめの台として 棒でも削る時に便利な様にした。
実は最近 ネットで検索してこれが、会津の重保の鉋だと判明した。 そうと素性が
判ったので より親近感が増した。 大切にしてやろうと思う。 
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三島広小路 鰻の桜屋

2011-08-26 15:56:57 | Weblog
三島に行くついでに 美味しいと評判の桜屋によって 鰻重を食べた。 確かに美味しいが 以前足利で食べた うな丼の方がもっと美味しかった様な気がする。 食事はその時の体調や気分で変わるので何とも言えないが 何度か食べて見ないと結論は出し難い。  それでも小旅行をして 鰻を食べて 大変良い気分だ。 お店は客が多く 待たされる事も有る。 今回も11時半頃に行ったが 少し待った。 予約は出来ないようなので多少待つ覚悟は必要だ。 夏の終わり 鰻を食べて 体力の回復をはかる事が出来たろうか。   
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栃の一枚板(谷田木材)

2011-08-26 08:54:06 | Weblog
会社から 少し離れた場所に有る 倉庫も見学させてもらった。 買うかどうか判らない人にも親切に 対応して頂いて有り難い。 事前に 気難しい社長と聞いていたが そうでも無かった。 倉の真中にこの 栃 1枚板が寝かせて有った。 幅1.5メートル 長さ3メートル 厚み15センチ 目測で違うかも知れないが、大体この位は有ったと思う。 栃の杢がもう少し出ていれば 申し分無いと思うが それでも立派だ。
しかし栃と言えば もっと雪の様に白いちじれ肌の木だと思ったが、矢張り何か事情が有り切られた物かも知れない。 手前側に 黒い筋が見えるし これが栃の特長とも言えるが、これは腐れと言うのか 何か腐朽菌が入った名残では無いだろうか。 
 これだけ大きいと用途が限定されるので 売りにくいだろう。 大体25万位と言うが 相場を知らない私は何とも言えない。 しかし栃でその値段は少し高いかなと思う。 社長の希望価格だろうか。 自然の物で これ1枚なので この大きさや自然の感じを生かして 使いこなせれば 買っても良いかも知れないが もう少し珍しい杢が出ていれば よいが ちょっと手が出にくい。 
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谷田木材の見学

2011-08-26 08:39:40 | Weblog
三島市谷田に有る 谷田木材を見学する機会が有った。 新木場の材木会社は見て居るが 町の材木会社を見るのは 初めての機会だ。 先ず杉桧欅等国内産材が多いと思う。 それに場所柄なのか楠が多い。 広い倉庫に相当量の材木を在庫しているのに驚いた。 材を見ると殆んどが 板材で 保管されている。 値段もそれ程高く無く 妥当だと思うが、やはり色々傷の有る材が多いのも 安い原因だろう。 それに大半が耳つきで 板取り効率は悪そうだ。
店には 端材が置いてあり安く買える。 見ると木の根元に近い普通は使わない部分も切り取って 使っている。 材を見ると根元の部分をリッピングした 独特の杢の材も有った。 材を無駄なく有効活用と言う事だろう。 虫の入った材や一部に腐れの有る材も安く売っていた。 普通は遠慮したいが 造る物のイメージが合えば安い。
今回 桜材薄板 とニレの板を購入した。 座卓や大物家具を作る時には また行って見様かと思う。 刺身のトロを少し 欲しいと思ったら、木場に行ったほうが良いと私は思った。
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