大工道具の蒐集

骨董市で集めた大工道具類の入手の経緯、使った感想を報告

鑿2分 柄の交換  その3

2020-04-30 19:40:40 | Weblog
この鑿は 銘は有る様だが消えかかって読めない。  鑿を入手した時に 何かこのブログにも書いたと思うのだが 上手く検索出来ない。 その為にこの鑿について 過去の情報が判らない状況だ。  取敢えず今付いて居る柄を抜いて見た。 柄を抜く時は 鑿を木槌にコンコン打ち当てていると自然に抜けて来る。 柄には桂が付いて無かった様だ。  そこで桂は不要になった鑿柄から取った。  今回は柄を約20ミリ径にした。 桂の内径が19ミリだからだ。 二分の鑿なので 柄も若干細くした。 柄の長さは今回も12センチとしている。  柄の材料は今回も不要になった鉋台を細割にして使った。 古台で十分乾燥していると思う。 鑿の穂を仕込んだ桂を付けた後で 柄にOILを塗り仕上げた。 何となく手触りが良く無いので、庭に生えるトクサで磨いてやった。 これでツルツルになる。 これで3本目になるか。 この後研ぎ直して 引出に仕舞った。  写真の左が新たに仕込んだ鑿 真中は 磨きに使ったトクサ 右は以前の鑿柄になる。
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猫サポ マスク

2020-04-30 11:33:07 | Weblog
最近と言ってももう1年以上前だろうが、ネコサポステーションと言うのが出来た。 宅配便の受付だけでなく 色々なこまごましたサービスをやってくれる様だ。 お隣の奥さんは ダニアースを床下で焚く 虫害駆除をお願いした様だ。  我家も会員になっているのか 良くダイレクトメールが来る。  先日は マスクの型紙と作り方を紹介するパンフレットが来た。 子供用と大人用の型紙が有った。 そこでこの型紙をベースに 布マスクを作ってもらった。 これは水玉模様の手拭を使って居る。  ネットを見ると色んな作り方が出て居る。 日本手拭では布の目が粗くて呼吸は楽だが余り効果は無いのかも知れない。 鼻と口と顎まで覆うのでまあ顔を手で触り難いと言う効果は有りそうだ。

所で4月はもう終わりだ。 緊急事態宣言は どうも継続となりそうだ。 仕方ないだろうと思う。コロナ対策優先か 経済優先かと言えばどちらかと言えばコロナ対策優先なんだろう。 しかし後1カ月 経済の方が持つのかなと心配にはなる。  どちらか極端には走れない日本では 結局中途半端に終わって、1カ月が過ぎて見ると 新型コロナの感染者も 極端には減って無いと言う事になりそうな気もする。  その時には政府にも もう有効な対策を打てる余力が残って無いかも知れないと 心配になる。  全く悲観的な予測で申し訳無い。  自分ではマスクでもして家でオトナシクしている事しか出来ない。 
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左小康鑿の柄を交換 その2

2020-04-29 18:23:47 | Weblog
今日は良い天気だ。  何時もの様に午前中散歩に行く。  連休でも何時もと変わらない様に思う。 食品スーパーは 午前中は結構人が多い。  今日は寿司を買って来て昼食とした。 外食はなるべく避けている。

さて今日も鑿柄を交換しよう。 この鑿はぼろ市で買った物だ。 柄が極端に短く 使い難いので柄を交換する事にした。  柄は直径22ミリ 長さ12センチとしている。 午後一杯掛かって柄の交換は終わった。  こうして柄の交換をやってると段々上手くなるように思うが。 ニッカド電池を使う12Vのドリルの電池が無い。 この前充電したばかりなのに もう電池が無いのは変だ。 電池の寿命だろうか。 取敢えず柄の交換は終わったので 電池については後でゆっくり確認しよう。まだまだ 柄の交換が必要な鑿は沢山有る。 連休中に何本か柄の交換をしたいと思っている。 
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彦成鑿の柄を交換 その1

2020-04-28 20:10:00 | Weblog
今日も余り上天気では無い。  それでも午前中散歩に行った。 散歩から帰り 昼食後 午後から 鑿の柄の交換に掛った。  柄に使う材料は 廃棄予定の鉋台を 細割にして使った。 写真の鑿の枕になって居るのが、今回使った鉋台の残りの部分。 大体22みり角程度に材料を取り、鉋で21ミリ径の丸棒を作った。 それを長さ12センチ程度に切断して使った。 木口に6ミリ径の穴を開ける。 丸棒に6ミリ径の穴を真っ直ぐいきなり開けるのは難しい。 そこでまず2ミリ径の呼び穴を開ける。 この時 調速ドリルで加減しながら下穴を真っ直ぐ開ける。 その後3ミリ 4ミリ 5ミリと順に下穴径を大きくしながら 穴明けを行い 最後に6ミリ径の穴を開ける。 ここまで木口に真直ぐ中心に開けば大成功だ。 ナカナカ真中に真直ぐ穴は開かない物だ。ボール盤なら上手く行きそうだが やはり難しい。 手で開ける方が確実で上手く出来る。 後は口金がはまる様に 先端を削って調整する。 口金が上手くはまったら、鑿を仮差しして その後丸穴を鑿で四角に削る。 とこんな感じで何時も作っている。 柄の交換が終わった鑿の写真を載せて置こう。  たっぷり半日掛った。 柄にはOILを塗って有る。 これで一応完成だがこの後 少し研ぎ直して置こう。 3分の角鑿がまた一本使える様になった。 久し振りに道具いじりした。 まだまだ柄の短い鑿は沢山有るから その内少しつつ柄の交換を行って行こう。
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彦成鑿の分解

2020-04-28 19:55:14 | Weblog
この鑿は大和骨董市で購入した物だ。 2年程前の事になるか。 確か二本まとめて買った鑿の内の一本だった。 軽く研いで引出に保管して有った。  柄の桂に近い部分が裂けて欠けて無くなって居た。 これでは使えないので いずれ柄を付け直す予定だったが、忘れていた。  この所 外出を控え自宅で木工を楽しむが、それも少し飽きて来たかも知れない。  そこで今日は鑿の修理でもしようか。 と言う事で鑿の柄を抜いて見た。 彦成の鉋はもって居るが、鑿は初めて見る。  結構まじめな作りの様だ。 それに柄の中に隠れる 込みの部分の作りが良いと思う。  桂はこの鑿の物では無いだろう。 錆びているが全く使われて形跡の無い桂の様だ。 この柄は 赤樫かも知れない。 本来は柄を付け替えて修理せず この桂と口金を 別の鑿に流用する目的で手に入れたはずだ。 それでも折角使えそうな鑿なので 修理して見よう。 
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自動車の玩具製作

2020-04-27 21:04:46 | Weblog
連休に入った事になるかな。  もう曜日も忘れてしまいそうだ。 4月ももうすぐ終わりで、すぐに5月になる。 3月後半から 家ですごす機会が増えて退屈する。 今日は天気が良くないが 何時もの散歩に行く。 隣駅周辺も 人手は結構有りそうだ。

さて探して見ると 丸椅子を作った余り材が有った。 入皮や虫食いが有り 使わなかった材だ。これはソロの木と言い 一般にはシデと呼ばれる材だ。  乾燥で材に割れが有る。 こう言う場合はまあ普通は使わないが この割れに薄く削った板を差し込んで接着し 削るとまあ割れは隠せる。  この技は八王子の木工房で教わった物だ。 結構役に立つ。  ボロ隠しの済んだ四角い材に 鉛筆で自動車の外形を書き込み 鋸で大まかに切り出す。 その後は南京鉋を使って鉛筆の線まで削りだす。  内側は直径20ミリのドリルで何カ所か穴明けして それを繋いで切り取り内側も小型の南京鉋で削って仕上げる。  ルーターやトリマーは 音が煩いので使わない。 手加工でも何とかなるもんだ。  車輪は残りのソロの木を2枚貼り合せて 45ミリ角の棒を作る。 それを鉋で削り 45ミリの丸棒を作り そこから4個切出して作る。 車軸は桜材の10ミリ径の丸棒を作り これを使う。  塗装はOIL仕上とした。 今回は小型で軽く出来た。 車輪が完全な丸で無く 若干ガタツキが有るのは残念。  しかし丈夫に作ったので 簡単には壊れないと思う。 踏んづけても大丈夫だろう。  この手の玩具はその気になれば1日から2日で作れる。 もう暫くは 緊急事態宣言も解除されないだろうから、暫くは自宅で 木工三昧の日々となるだろうか。  友達とはメールで連絡を取る位で 会えない。  自分自身と向き合う毎日だ。 この新型コロナ騒ぎが納まった後に 何処か海外に旅行に行きたいと思うが、今年は可能だろうか。 目標は 11月中旬イギリス北部 ハロゲートで開催される 木工機械展とワークショップだが。 予定通り開催されるのかも今の所 不明だ。   
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高齢者の健康体操

2020-04-23 09:44:38 | Weblog
天気が良いので 少し近所の散歩に行く。 公園の脇の道を歩いていると、広い公園の広場芝生の上で号令をかけながら、体操をしていた。  なかなか気持ちよさそうだ。 それに日光浴も兼ねているから、これは免疫力の向上にも寄与すると思う。  団地の集会所でも集まって健康体操していたが、 3密の状態になるから 集会所は使用禁止となり、体操は中止の状態だ。 今は公共の場所は 殆どが 使用出来ない状況だ。  こうして家に籠って 食べて寝て居るだけでは、ボケて仕舞うよね思う。  5月連休が明けたら 緊急事態は解除されるかどうか 判らないが 難しいだろう。 このまま後1カ月自粛して居られるかどうか判らない。 夫婦で家に居ると お互いにイライラして 宜しく無いな。 
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私が使うエゴの木は

2020-04-22 13:29:25 | Weblog
最近の木工作品で使う材料は自分で調達した物だ。  普通は材木屋からかまたはホームセンターで材料は買って来るのだが、今は我が家の前、 共有地に有る枯れた立木を切り倒して 使う様にしている。  これがエゴの木と言われる雑木だ。  全国どこにでも有る 落葉高木の様だ。 5月頃に 白い小さな花が 枝先に鈴なりに咲く。 その後 青い小さな実が成る。 当方では、我が家の敷地の前、 共有地にエゴの木が7本程の株立になっていた。  所がその中4本程 幹に皺がより、ヒビ割れて来た。 どうも枯れた様だ。 触ると皮が剥がれ落ちる。 既に枯れて かなりの時間が経過した物の様だ。 そこで私が少し皮をむいて見ると 白い地肌がむき出しとなる。 2本程 根元から切り倒して それを工房に持ちこんで 薄く板状にバンドソーで 引いてみた。 これを使って 丸椅子やじょうご型木皿や 六角鉢の蓋を作った。  使って見ると 非常に緻密な木で 白い地肌の使い易い割に鉋も掛かり易い材だった。  立木の状態で枯れていたので 既に乾燥しており 材にしても それ程狂いは無い様だ。 エゴの木は直径が10センチ程度で 幅広の材は取れない。半割にしてから 更に厚み10ミリ程に 細かく割いて、それを接ぎ合せて 使った。 今作る小物ならばこれで十分な気もする。 だが立木の状態で枯れて、 幹に細かく割れが入り、 良い材が取り難い。 まあエゴの木は家具材にする用途は無いし、 殆ど役に立たないから 普通なら薪にしかならないだろう。 ネットで調べると 将棋の駒にすると言う記述も有る様だ。  無駄に焼却するのでは無くて、資源を有効活用する事にも寄与するのでは無いか。  同時に 材料費を惜しむケチな木工趣味の老人をも満足させる事になるのかも知れない。  さてこの写真は 皮の剥けたエゴの立木で 大部分は私が皮をはいだ物だ。 その向うに有る緑は 同じエゴの木で葉っぱが芽吹いて 少し大きくなった所。  花が咲くまでにはもう少し待たねばならない。 探せば全国 何処にでも有ると思う。  
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六角鉢塗装完了

2020-04-20 22:34:19 | Weblog
先日 製作した六角鉢は塗装が終り これで一応完成としよう。 今回も柿渋を塗りOILで仕上げた。 鉄媒染を試みたが余り良い色に仕上がらなかったので 取敢えず止めた。 所でこれは何をいれたら良いだろか。 まあ菓子鉢として使うのは良いだろう。  でも菓子を普段そんなに食べないので 不要だと思う。 それに菓子が有ればすぐ食べてしまうので、この菓子鉢に保管するひまは無いだろうと思う。  今回使ったエゴの木は 木目が殆ど見えないので スッキリしてはいるが 何となく寂しい。  内側は良いとして外側はもう少し見栄えを良くしたい。 そこで木目が綺麗な薄いベニヤ板を貼り付けたら良いだろう。  時々行っている工房には 貼り付ける為のベニヤが色々有るので それを少し分けてもらおうかと思う。 上手く貼れるのか 一度試して見たい。 組立する前の板状の段階でベニヤを貼り付けて その後で加工すれば 上手く行くと思うが、やって見ないと何とも言えない。 まあ一つ出来ると色々アイディアが生まれてやる事が出て来るので 暫くこの 六角で遊べそうだ。  但し用途が今一明確で無く何に使ったら良いのか考える必要が有る。   
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六角鉢完成

2020-04-19 20:02:09 | Weblog
先日から製作していた六角鉢は 蓋の被せを作りこれで一応完成としよう。 まだ塗装はしてない。 蓋の部分は大部分はエゴの木を使った。 一部に桜を縁取りに使っている。 エゴの木は白くて 殆ど木目が見えないので 何となく寂しい感じもする。  外側にベニヤの薄板を貼り付けると良いかも知れない。  次回作る機会が有ればやって見ようか。 蓋の縁に薄く 桜を貼り付けている。  この部分は底板に接するのだが 底板は若干の反りが出て折り、 蓋を置くと ピッタリ底板に接地しない。  これをピッタリ合わせるのは難しい。 平面を出して置いても、 後から若干反りも出るので 若干のガタツキが残るのは残念。 予め 3点で当たる様に 予め作った方が良いのかも知れない。 取敢えずこれで完成として塗装に掛かろうと思う。 今回も柿渋を塗る予定。 その上に鉄の焙煎剤を塗り少し濃く着色して見たい。 上手く行ったらまた報告しよう。 その上にOILを塗り完成としたい。  

新型コロナの関係で自宅待機をさ要請されているので、 散歩以外は外出を控えている。 その間に木工製作で暇をつぶすので、色々な物が出来てしまう。 この調子でいくと作品が沢山出来そうだ。 そうすると 鉋も頻繁に研ぐし 鉋掛けも頻繁になる。 慣れに寄り 技術は以前より向上したのかも知れない。  
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