大工道具の蒐集

骨董市で集めた大工道具類の入手の経緯、使った感想を報告

大工という生き方 前場 幸治著 廣済堂出版

2018-11-30 19:26:47 | Weblog
先日 友達数人と忘年会を行った。 少し飲み過ぎて その後体調が今一良くない。 その時に友達がこの本を私にくれた。 私がこう言う本が好きだと知っていたらしい。 
この本良く見るとどこかの古本屋で買って来た様だ。 2000年8月の出版で1刷だった。少し読んで見たが面白く読めた。 著者は大工と言う仕事を通して 職人としての生き方を身に付けた様だ。 それをわざわざ本にして出版すると言う事は そんな生き方の職人が居なくなっている事を念頭に置いた物かも知れない。  興味ある方は図書館で読んで見ると良いだろう。  
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0431 富士馬鉋の削り その2

2018-11-29 09:06:23 | Weblog
相変わらず 昔の鉋を引っ張り出して 削りの確認を行っている。 この鉋は裏錆が酷い。 これが何となく取れない。 以前の削りでは鉋屑が割れていて 駄目だ。 今回は裏を砥石に載せて縦研ぎして見た。 錆は大分研ぎ落したと思うがまだ不十分の様だ。 それでも以前より良い削りが出来る。 徹底的に研ぎ落すのが良いだろうが、飽きっぽいので少し良ければそれで もう次の鉋に興味が移って行く。 今回も取敢えず現状を写真に残して置こう。
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0338 彦成鉋の削り

2018-11-28 21:53:44 | Weblog
この鉋は以前 台を作って遊んだ後は 引出で休んでいた。 それを取り出してもう一度研ぎ直した。 刃は短い。 ここまで使ったから結構使えた鉋だろうと思う。 良く研ぎな直して見ると結構切れる鉋だった。 しかし刃の頭が台上端から一センチ程度出る状態で 調整がやり難い。 やはり実用には向かない様だ。 それでも一応削りの状況を記録に残した。 この鉋刃は鎬の面が綺麗に研げているので 切れるのだろうと思う。 でも端の方が少し切れている様だ。 もう少し研ぎ直せば良かったかな。 台も直して無いが 狂って無い様だ。 こうして古鉋でもそれなりに楽しく遊べる物だ。
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0240 一枚刃平鉋 銘 新右衛門

2018-11-27 16:58:42 | Weblog
引出しを整理していたらこの鉋が出て来た。 これは昔 東郷神社骨董市が開催されていた頃に東郷で買った物だ。 値段は忘れたが多分安かったと思う。 一応研いで有った。 比較的研ぎ易い刃だった。 刃幅70ミリ 全長60ミリで鋼の残りは1センチ有るか無いかだ。長く放置されていた様で、刃の溝に入る部分が 錆で腐り凹んでいる。 上手く裏が出し難い。刃は全面錆びていたので 小型の荒い砥石で擦って 錆を落とした。 銘の新右衛門らしい文字が有るが それ以外の物は何も無いように見える。 この鉋の本来の台は腐っていたので 捨てて 別の余った台に入れて見た。 台を打ち直しても多分まともには使えないだろうからこの台に入れて保管しよう。 多分桐箪笥やその他の家具を作る時に使った物と思う。 研ぎ直して軽く使って見たが一応切れる様だ。 刃はかなりベタ裏で 左の隅は鋼が切れそうな状態だ。 その上に左隅にかなり重症の錆が有り 表にまで達している様だ。 削りに実用で使うのは無理だ。 この状態で引出でお休みしていてもらおう。 私の鉋の半分くらいはこんな使い切った物だ。 これを上手く役に立てる方法は無いかな。 半分に切って小鉋に仕立てる事は出来るが 小鉋もそんなに必要ない。 この鉋刃は何処で作られた物だろうか。 
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0157 天龍鉋の削り

2018-11-26 08:57:47 | Weblog
この鉋は東郷神社骨董市で入手した。 10年以上前の事だと思う。 台の長さが30センチ有り 長台に近い物になる。 何度か使って見るが思う程のは切れなかった。 刃先を見ると十分に研げて無い様だ。 今回は刃先に少し力を入れて研ぎ直した。 それだけだがまあまあ切れる様になって来た。 ここまで来ればこの調子で研ぎ直して行けば何とかなりそうだ。
まだ十分薄くは削れないが、台を修正して行けばもう少し薄く削れるかも知れない。 見た所この鉋は 古い物の様に見える。 どうだろうか。
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湯呑を入手

2018-11-24 20:46:16 | Weblog
これも深川公園で開催した骨董市で入手した湯呑です。 多分古い物では無いと思うが。 中を見るとニュウーが沢山有る。  そこに茶渋らしい物が入って筋が幾つもある。 焼きが硬く無い様で無理するとすぐに割れそうだ。 幾つか有った同じ模様の湯呑の中でこの一つを購入した。 100円だった。白い肌に青色の絵付けがされて居るが、この1個だけが 白字が若干 黄色味がかった浅黄色で そこが気に入ったので買って見た。 湯呑は持っているから これは 蕎麦猪口の代りに使えば良いかなと思っている。 一応食べ物を入れるから 良く洗い漂白剤に少しつけて消毒している。 さてそれできれいさっぱりと白地になると困るが どうなるかな。 今日は天気は良さそうだったが昼は曇りで寒かった。 もう冬だ。 
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蛸唐草紋皿

2018-11-24 20:30:02 | Weblog
今日は富岡八幡骨董市に行きたかったが、11月は開催しない様で残念だ。 聞く所では11月は 神社で七五三のお参りが有り、骨董市は開催しないのだと言う。 神社にお参りに来る方と 骨董市に来る方とトラブルになる事が有るそうだ。 そこで開催しない様になったそうだ。 色々情報を集めると、富岡では開催しないが近くの深川公園で骨董市とお祭りをすると書いて有ったので、行って見た。 少数の骨董業者が公園の片隅で店を出していた。 業者の数も少なく少し寂しい感じだ。 私の求める道具類も余り無い。 そこで今回は道具類は諦めて その他を物色してこれを入手した。 蛸唐草の小皿だ。 これで直径15センチの使いやすいサイズだ。 一応手書きの様に見えるがどうかな? この方面には詳しく無いので判らない。 少し藍色が濃い様だ。 そんな古い時代の物では無いと思う。 これを800円で入手した。 相場が判らないので何とも言えないが高いのか安いのか迷う所だ。 まあ明治か大正時代の物なら良い方だろうか。 或は昭和に作られた物かも知れない。 まあ雑器と思う。 結構雑な作りの様にも見える。 これで 漬物でも盛って食卓で使えれば良いと思う。 現在汚れを落として洗浄中。 こう言う物を集める趣味では無いから実用で使えればそれで十分だ。
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0060 千代乃鶴鉋の台打ち

2018-11-23 20:40:20 | Weblog
この鉋は相当昔10年程度前に入手した物だ。 鉋刃単品で入手したと思う。 仮台に入れて保管していた。 刃は使われて短い。 全長は70ミリ弱だろう。 銘は瓢箪枠に千代乃鶴と有る。 千代鶴をもじって付けた名前だろうか。 大変な際物だ。 しかし研ぎ直して真面に試し削りした事も無い。 今回 無駄かも知れないが 新たに台を作り削れる状態にしようと思う。 刃は裏を研ぎすぎていて端の方が鋼が切れる寸前だ。 取敢えず台を打ち刃を挿入して様子を見ている所。 まだ完全には仕込んで無い。 刃はまだ下端まで出ていない。 暫く置いて 仕込みが終り試し削り出来たらまた報告しよう。 今回も樫の木の代用品材で台打ちした。 裏刃は無いのでこのまま一枚刃鉋で行く予定。 こうして鉋の台は徐々に新しい物に入れ替わって行く。 そうして昔購入した古鉋も再度 楽しめる事になる。 

台を調整して削って見た。 一応削れるが思った様に削れない。 研ぎが良くないのか、台の調整が悪いのか まあ両方だろうけれども難しい物だ。 刃も短いので 台に大部分が埋まり刃の出を調整し難い。 結局上手く削れて無いので 報告出来ない。(2018/11/25)
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0429 樹氷鉋の削り

2018-11-22 17:33:25 | Weblog
この鉋は町田骨董市で入手した物だった。 長く引出に仕舞われていて忘れていた。研いで有るが 試し削りした記憶は無い。 今回取り出して 刃の裏出し裏押しを行い改めて研ぎ直した。 思いの他研ぎ易い鉋だった。 まだ十分では無いかも知れない。 刃を入れて見ると少し緩い様だ。 鉋屑を馴染みの部分に貼り付けて調整した。 まだ少し緩いかも知れない。 削って見ると案外良く削れる様だ。特に艶の有る滑らかな削り肌になる。 台の調整がまだ不十分かも知れない。 余り薄くは削れない。 それでもまあまあだ。 まだ刃も十分長いしこれなら十分使えるだろうと思う。 引出には他の鉋を仕舞ってこの鉋は普段使える様に出して置こう。 樹氷は何処の誰が作った物か不明だが これは結構良い鉋だ。 台もしっかりしているし 期待の持てる鉋だと思う。 
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0572 東源氏鉋削り2

2018-11-19 21:27:38 | Weblog
この鉋は高幡不動骨董市で鉋刃だけで買った物だ。 安かったが銘の部分が読めない程腐食が進んでいた。 しかし裏刃が付いて居てそこに東源氏と刻印が在ったのでやっと判る状況だった。何度か研ぎ直して試し削りしているが 今一納得出来ない。 今回は刃先を見ながら、裏のダレが出ない様に慎重に研ぎ直した。 今までは裏錆が取れて無かったのだろうと思う。 今回は少し丁寧に研ぎ直した積もりだ。 削って見ると今までよりましな削りが出来た。 まだ台の調整は不完全な様だが以前より大分ましだ。 研ぐ時に刃先の先端部分を良く見て納得するまで研ぐ事が大切なんだと理解した。  何時もそうしている積もりだが研ぎにムラが有るのは、気分にムラが有るからだろうか。 この東源氏も切れる鉋だろうと思う。 
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