大工道具の蒐集

骨董市で集めた大工道具類の入手の経緯、使った感想を報告

山水アンプ AU-D607G extra

2018-03-30 12:23:12 | Weblog
このアンプも某家具メーカの倉庫に有った物を確保して置いた。 以前既に紹介した CDプレーヤとセットで置いて有った。 多分 家具販売の宣伝に使った物だろう。 使わなくなって相当時間が経過した物と思われる。 稼働時間はそれ程長く無いと思うが 倉庫で寝て居たので砂埃が積もっていた。 雑巾で水拭きして 電源を入れて暫くエージングして置いた。

スピーカを繋ぐ前に、SPK端子で漏れ電圧を測ると 30ミリボルト程度有った。 ゼロバランスが崩れている。 ネットで調べて調整し直した。 しかしボリュームが接触悪いのか 調整しても安定しない様だ。 本来は このボリュームを交換した方が良さそうだ。 今回は適当に合わせてごまかした。 電源を入れてしばらくするとプロテクト回路が解除されるリレーの音が聞こえた。 CDと接続してスピーカを繋ぐと音が出た。 壊れてはい無い様だ。 ボリュームもガリは無さそうだ。 古い機種にしては珍しい事だ。   壊れて居ると 半分諦めかけていたので動作すると嬉しい。

さて肝心の音質は元気の良い音に思われる。 私の好きな音の傾向では無い様だ。概して ほめる人が多い様だが 私の好みにはあわない。 それに我が家にはもう置く場所が無いので 誰か 欲しい人に譲る事になるかも知れない。  この真っ黒いデザインは一時は好まれたかも知れないが 今は流行らないだろう。 中のコンデンサ等の電子部品を交換して 音質は改善できるだろうが そこまでやる時間と体力が無いし 不注意で壊す危険が大なので そっとして置いて好き者に引き継ぐのが ベストだろう。
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0010 一枚刃平鉋 銘 源武藤

2018-03-28 19:31:17 | Weblog
この鉋は相当に昔 何処か骨董市で買った物と思う。 二枚刃平鉋だったが 台が薄くてゆるくて 上手く削れない。 そのまま長く引出に仕舞って有った。 もう刃も短くそのままにして置いたが 思い立って 台を打ち直した。 今回は普通の九寸台で八分勾配で一枚刃鉋に仕立てた。 まだ台を調整中では有るが 上手く削れる様だ。 刃を見るとどうも地金は和鉄で沸かし付けの様に見える。 そうだとすると古い物と考えられる。 鋼は研いで見ると結構硬い様で研ぎ減らない。 洋鋼を使っているのかも知れない。 刃の長さは65ミリ程度で かなり使い込まれている。 台は先日 友達の工房からもらって来た材を使った。樫では無いと思うが OILを塗ると色が濃くなり なかなか良い。 削った感じはまあ普通に切れる鉋と言う感じで 特別に良く切れると言う程でも無い。 更に研ぎ直しているが、印象が変わるかどうか怪しいな。 まあそれでも良い。 台打ちはかなりの数こなして 大分上手くなって来た。

この鉋のその後について書いて見る。 取敢えず削れる状態でまあまあだろうか。 しかしどうも引きが重い様に思う。 もう少し軽く切れて良い筈だ。 刃先が十分研げて無い様な重さだ。 自分としては十分研いでいると思うのだが。 それと刃先がビリ付く時が有る。仕込みがゆるいのだろうか。 仕込みがゆるくても全くビリ付かない鉋も有るのでもう少し追及する必要が有りそうだ。 こんなことしているとすぐ半日過ぎてしまう。 全く暇な人しか出来ない趣味だ。 (2018-4-30) 
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四角玄翁 2018-3

2018-03-26 21:56:03 | Weblog
これは 確か3月の大和骨董市で入手した。 普通の玄翁だ。 帰って磨いて見たが 銘らしき物は無い様だ。 形は判り難いが 真中を絞った四角玄翁の様で 形も崩れて無い。 角の欠けも無い様だ。 重さは450グラム程度有る。 柄は余り好きな形では無いが 頭部の玄翁本体は 私の好みの形なのでまた買ってしまった。 少し重めかも知れない。 概算で500円程度だろうと思う。   残念だが 何処の産地の誰が作った物か 銘が無いので判らない。 暫くはこれをメインに使って行こうと思う。 またまた私の蒐集癖出て来た様だ。
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神代植物公園の桜満開

2018-03-26 21:29:59 | Weblog
先週末は関係する同好会の展示会が有り、私も出展している関係で3日間 ずっと会場に通った。 最後の日は 終了後打ち上げ飲み会を行い、少し飲み過ぎた様だ。 今日は早起きもせず ゆっくり起きて見ると天気が良い。 暖かくなりそうなので 近くの神代植物園に行って見た。 今日は月曜日だけれど 特別に開園している様だ。 その為か 人手が少なくて 桜はゆっくりと楽しめた。 今が見頃の満開だろう。 ベンチに座り 桜の木の下でノンビリ ボンヤリ していた。 今年は ずっとお世話になる 家具会社の倉庫が老朽化その他の事情で 閉鎖解体となりそうで、9月末で 私が関係するレンタル工房は 終了する事になりそうだ。 その後は何処かの物件を借りて 継続するか 或はこれで一旦終わりにするか考えている。 やはり年齢や体力を考えると やっても後1年か2年だろうと思っていたので 良い頃合いかも知れない。 まだ結論は出して無い。 もう少し考えよう。  今日は天気も良く桜も満開で 白に近いピンクの花の下で 色々考えながら過ごした。 朝から出かけたので 昼は 門の外に有る 深大寺蕎麦を食べて 帰って来た。 少し疲れた。
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CDプレーヤ- DP-5020

2018-03-21 20:13:45 | Weblog
先日 某家具会社の倉庫でこのCDプレーヤを見付けて確保して置いた。 それを本日持ち帰り 動作確認した。 最初はグリスが固まっていた為なのか トレーの出し入れ動作も上手く行かなかった。 トップカバーを開けて色々いじって居ると段々動くようになって来た。 そこでCDを挿入するが どうも上手く認識し無い様だ。 何度かやり直す内に上手く動作するようになって来た。 結果的には CDを再生出来た。 取敢えず動く事は確認できた。 但し動作が今一安定しないので 人にやるにも不安がある。 もう少し確認して見たい。 この製品は 1996年頃の物で 当時で34000円程度の物なので 一般的な廉価製品の部類だろう。 やはりシンプルな作りで軽い製品だ。 音はまあまあだろうと思う。  いずれにしても我が家には他にCDプレーヤは有るので いずれどこかに出すしか無いだろう。 久し振りにこんな製品を見ていじって見るのも楽しい物だ。 
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大和骨董市で鑿二本購入

2018-03-20 17:00:11 | Weblog
この鑿は大和で入手した。 二本とも追入鑿角打ちで状態の良くない物を300円で入手した。 右の鑿は銘は有る様だが読めず。 刃幅は8.5ミリ程度だろう。 三分となるか。左は刃幅9.5ミリ程度で これも三分と言うのかな。 左の鑿は 地金と鋼の鍛接が良く無かったらしく 先端部分で剥がれ掛っていた。 これじゃ売り物にならないなと思ったが それでも この口金や桂が使えると思い買った。 刃の先端部分の約15ミリ程度を金鋸で切り落として再度刃を付け直した。 これで使える状態になった。 しかし刃先を見るとまだ鍛接の良くない部分が黒く見える。 左は銘を見ると彦成の様だ。 彦成は鉋も有ったはずだ。 これは研ぎ直せば使えそうだ。 桂のはまる先端部分が材が裂けて飛んでいるので柄は作り直そうと思っている。取敢えず二本とも このまま使えそうだ。 鑿は場所も取らず遊べそうなので 今後は鑿を蒐集したらどうかと考えている。
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0664 二枚刃平鉋 銘 小次郎(六分)

2018-03-19 22:28:45 | Weblog
桜は咲いたそうだ。 でも私の住む多摩では まだ風が冷たくて 日が出れば 暖かくなるがまだ 気分よく散歩する状況でも無い。 さて先日久し振りに大和骨董市に行って来た。そこでこの鉋を入手した。 大体700円位の物だ。 銘を見ると小次郎と読めそうだ。 小次郎は 何処かで聞いた名前だと思うが、 残念ながら何処の誰が作った物か不明。 この鉋は六分で 全長は90ミリ程度有るので それ程使って無いだろうと思う。 裏刃も付いて居た。 見ると刃口は 埋めて狭めている様だ。 それは竹を使っている。 こんなの見た事無い。刃口の埋木に竹を使ったのを見るのは初めてだ。 それも膠で貼り付けて有った。 取れかかっていたので、取り払い新たに 樫の木で埋め戻した。 台は良さそうに見えたが相当に捻じれていた。 かなり削って調整した。 刃も曲がって研がれていたので 修整した。まだ十分では無いが 一応研ぎ上げて少し使って見た。 まあまあの切れ味だ。 これは悪く無い様だ。 この鉋台は多分 前の持ち主が 自分で打った物だろうと思う。 見た所古い物の様に見えるが それ程古く無くて 昭和の終わり頃の物では無いかと思う。兎に角まあまあ使えそうな鉋が手に入った。 鉋も随分増えた。 もう鉋箪笥には入り切らない。 床に転がっている。 数丁は人に譲ったりしたが、その程度では余り減らない。 譲ってやりたいが、もらう人もこの鉋を大切にしてくれるか判らないので こちらも余り気が進まない。 まだこれからもこの蒐集趣味は続くと思う。  
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掻き取り刃物 銘 国貞

2018-03-17 20:34:16 | Weblog
今日はこの刃物を入手した。 名前は不明だ。 バンカキと言う物が有るが 同様に刃を立てて 物を削り取る使い方の物らしい。 刃幅63ミリ 全長 143ミリ 厚み2.8ミリ程度だろう。 先端部分は内側に曲がっている。 刃先は直線では無く軽くラウンドしている。 これで センスの一番外側の太い骨を削る物だそうだ。 銘は丸に細川 国貞と有る。 国貞を渋木鉋製作所の物と思う。 珍しいので手に入れた。 感じからするとそれ程古い物では無いと思う。 それにまだ一度も使って無い様だ。 この凹みに中指と薬指を添えて軽くコリコリと竹を削る物だろうか。 使う所を見て無いので何とも言えない。 渋木さんの鉋は持って無いので 参考にこれを手に入れた。 まあ多分使う事は無いだろうと思う。 何処から出た物か知らないが、扇子を作る仕事をする所から 使われないストックが流れて来た物だろう。 この道具はもう二度と本来の目的で使われる事は無いと言う事だろう。 それでも使い方を想像しながら 眺めて楽しんでいる。
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ボケの花 2018

2018-03-16 20:20:10 | Weblog
今年も我が家のボケの花が咲いた。 と言っても咲いたのはもう1カ月ぐらい前で 花は散りそうだ。 隣との境に植えられたこの木瓜は 育ちが悪くて 良い花が付かないかったが、去年ぐらいから良く咲く様になった。 ボケの実も何個も実る様になって来た。 毎年この季節が巡って来る。 今日は小雨で 風も強く 昨日と違い 暖かさを感じない1日だった。

今日も午後から歯医者に行った。 もうずっと通っている。 この調子だと大体1年位はかかるだろう。 入歯を作り直してしっかり噛めれば長生き出来ますよと医者は言う。 長生きしなくても良いが 美味しく食べたいので、何とか諦めずに通っている。 今年は 余り運の良くない1年となりそうだ。 そんな好調ばかりが続く訳も無いとは判っている。 木々の芽吹きの時期で 何となく体の変調が気になる。 先日は風邪も引いたし まあ色々グダグダ言って 季節はどんどん進んで行く様だ。 これで桜が咲けば 春本番で 花粉の飛散のピークに達して 鼻ずるで悩ましい季節だ。  毎年同じ事の繰り返しでは有るが、最近ここ何年かわ春は体調が良く 楽しく迎えたと言う記憶は余り無い。  
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0653 敬寿鉋の削り

2018-03-14 23:40:59 | Weblog
この鉋刃を入手して大分時間も経過した。 台を作って暫くは放置していた。 最近少し春らしくなって来たので この鉋を取り出して調整し刃を研ぎ直した。 まだこれで十分では無いと思う。 この銀色の刃は比較的研ぎ易い。 脇には藤四郎と彫って有る様だ。 少し削って見るとこんな感じで削れた。 この材は檜ではない。 いわゆるSPFと言う物だろう。 何となく削れるみたいだ。 これなら良いかな。 もう少し砥石の平面を出して 研いで行けば更に上手く削れるかも知れない。 町田骨董市で買ったこの鉋刃は思ったより当りだったと思う。 これ以外にも数丁有ったはずだ。 また来ていたら別の物を手に入れたいと思うが。
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