大工道具の蒐集

骨董市で集めた大工道具類の入手の経緯、使った感想を報告

刺身包丁

2011-06-29 22:18:36 | Weblog
私が住む住宅の道を隔てた反対側に有る 集合住宅は 建築40年を越え 立替が決まった。 そこで住民は 新築住宅が完成するまで 暫く仮住まいに引越ししている。
それも6月末までに 引越し完了しないといけないそうで もう殆んど空き家だ。 ゴミ捨て場には不要な品が山の様に積んで有る。 時々横目で見ながら 傍を通る。 そこで この包丁を見つけた。 まだ使えるが 捨てて行った物らしい。 越前打刃物  越州 貴行 と銘がある。 少し研いで見たが 比較的研ぎ易い。 今は我家のステンレス包丁に替わって これを使用中。 上手く錆びさせず使いこなせるかが 問題だと思う。 
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天然仕上砥石  高島

2011-06-29 22:07:00 | Weblog
道具類を行商するおじさんから 買った二つ目の砥石です。 箱には高島と書いて有ります。 今まで使った中では 特に硬い物の様です。 目が立っていると言うのか 鋼が良くおりると思います。 しかし地金が黒く沈まず 白っぽく浮き立つ様に研げます。 石には何か 木目の様な模様が見えます。 高島は青っぽい物が固く 黄色っぽい物は 柔らかいと聞きましたが これは私には充分硬い石です。 刃を当てると 上手く研げる物と そうでも無い物があります。 所謂る 相性でしょうか。 比較的小さいので 鑿の仕上砥石に使う予定です。  こうして砥石もいつの間にか 溜まって来ました。 そろそろ 仕分けして 良くない物から 処分したいと思うが。 勿体無くて出来ずにいます。
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中砥  ニューケント(硬口)

2011-06-25 21:44:30 | Weblog
何時もの 道具屋がマイクロバスに道具類を積んでやって来た。 今回は砥石二丁を購入した。 その一つがこれだ。 ニューケントと言う物だ。 これを勧める人が居て 手に入れようと 色々聞いてみるが 見付けられなかった。 今回 新潟から来た道具屋が運良くこの砥石を持っていた。 人の物で試してみたが、確かに硬い砥石の様だ。
だが今使う刃の黒幕2000番の方が私の手には合うかも知れない。 このニューケントは1000番で 鋼は良くおりるが、仕上がりは少し荒い様だ。 これだと人造仕上砥を掛けた後で 天然仕上砥で仕上げないと 無理かも知れない。 まあ色々使うのも楽しみの内と思えば良いか。
色々 話を聞いて見ると 矢張り中砥の後は 傷も深いから人造仕上を掛けて 天然仕上を掛けるのが 常識的なのだろう。 天然仕上は軽く研いで終わる使い方が 良いようだ。
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椅子

2011-06-20 22:55:45 | Weblog
この椅子は 今から30年ぐらい前 製作した。 今住む家を購入して 移り住んだ頃に作った物だ。 近所に有った 材木屋の垂木材を購入してそれで作った。 栂材だろうと思う。 比較的 扱い易い材だったと記憶している。 まだ技術は未熟で上手く出来てないが それはそれで良いと思う。 少し高目の座面として 台所で軽く尻を載せる使い方や 高い所に有る 物を取る時に使う事を想定した。  しかし足の開きが不足で 安定感が無く今は使っていない。 後に見える 本立とあわせて 誰か使ってくれる人を探している所。 
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0401 機械作里鉋 三分 銘 未調査

2011-06-20 22:41:37 | Weblog
これも 元大工から戴いた物だ。 一分から三分まで3種類 揃った。 この3本で大概の溝は突けた事だろう。 鉋の中に削ったカスが少し残っていた。 刃を抜く時に頭を叩いた形跡が有る。 しかしこの鉋の場合は、刃の頭の曲がった部分をペンチで掴み抜く様にするのが正式な扱いだと思う。 面倒なのでつい頭を叩いたのだろうか。やりすぎると 台の頭の部分がつぶれてしまう。 折角のもらい物だし 使う当ては無いが大切に 仕舞って置こうと思う。 
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ガクアジサイ

2011-06-19 21:41:49 | Weblog
今日も 天気はすっきり晴れない。  梅雨の季節なのでしかたないが、どうも週末になると天気が良くない様だ。 午後少し暇になったので中近東文化センター 博物舘に行って見た。 富士重工前のバス停で降り 細い路地を歩いて行くと 路傍に ガクアジサイが咲いていた。 何となくブルーな感じが 今の季節に ピッタリと思った。 丁度今の 雨上がりの どんよりした曇り空に この花の白とブルーは ピッタリだと思う。 たしかに可愛くて 綺麗な花では有るが 切花にして 花瓶にさして飾ろうという気には ならない。 中近東はヨーロッパとアジアの中間地点 乾燥したさわやかな 土地の様に思う。  出来れば一度訪ねて見たいと思うのだが。 

  アジサイの 青淡くして 憂います 
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0398 脇取鉋 銘 無し

2011-06-17 11:51:17 | Weblog
これも もらい物。 鉋の数は いっきに増えて来た。 底取りで溝を突き この鉋で脇を仕上げるという事だろう。 これもかなり使われている。 これは何丁か持っている物の同種の鉋の中では 程度の良い方だ。 しかし何か上手い使い道は無いかな。
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0397 底取鉋 銘 鶴舞城 国堂(二枚刃)

2011-06-17 11:39:15 | Weblog
これも 元大工からのもらい物だ。 障子の溝を掘る時に使う 底取りだと思う。 結構使って有る。 溝を掘る時に結構 厚い鉋屑で削り取っただろうと思う。 良く研ぐから消耗も激しいと思う。  これで溝を突き 脇を別の鉋で仕上げるという手順で やったと思うが 使いこなしは 難しいだろう。 今 溝は電動の工具で出来るから こう言う物の出番は無い。 だから仲間ももらってくれる人が無くて 残った物だろう。 
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グラインダー

2011-06-17 11:13:53 | Weblog
何年か前 東郷神社で骨董市が有った 頃の話ですが その市でこのグラインダーを求めました。 鑿や鉋の刃を研削する機械です。 写真のように円盤を水平にして使う場合と 全体を90度回転させて 円盤を垂直にして 使う事が出来る様に 工夫された機械です。 割りと音が静かで 回転も遅い様に思います。 サンク理研工業KKと言う会社の製品の様です。 多分古い物でしょう。 これに付属するアタッチメントが有ります。 でも いつも手で保持して 軽く押し当てて 使ってます。 大変便利な機械です。
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0400 機械作里鉋 二分 銘 未調査

2011-06-17 11:07:38 | Weblog
同じく 大工からのもらい物です。 こんな物 良く骨董市にも出て来ます。 形が珍しいと求める人も居ますが、幾つも持ってても 仕方ないから余り人気は無いと思います。 私も何丁か持ってます。 使うなら良いが 先ず使う事は無いでしょう。調整も使い方も結構難しいと思います。 
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