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大工道具の蒐集

骨董市で集めた大工道具類の入手の経緯、使った感想を報告

カワラ屋槌

2008-10-13 20:04:20 | Weblog
柄の部分に頭の抜け止めと思われる金具が付いているので、カワラ屋槌としておいた。間違いかも知れない。 骨董屋は刃が縦に付いており、石臼の刻みを付ける槌ではないかと言っていたが どうだろうか。 見ると使われた事は無いように見える。 これは熊川神社骨董市で昔手に入れた物だ。 当時は色々珍しい物が置いてあった。 今は大分廃れて業者の数も少なくなった。私も最近は行って無い。

唐紙槌

2008-10-13 18:33:30 | Weblog
何時の間にか小型の槌がいくつか溜まっていた。それらしい格好の物を集めて写真を撮って見た。 見付けると買っていたら集まっていたんだ。 唐紙用でない物も混じっているかも知れない。 細かい金工細工用に適した槌だと思う。 自分で柄を付けた物もある。 小さくて場所も取らず面白いコレクションだと思う。見つけたらまた買うかも知れない。 槌の形の変化や鉄味や柄の色合いや摺れ具合を楽しむ物だと思う。

トンカチ

2008-10-13 18:27:00 | Weblog
三条の金物カタログで調べるとこれは トンカチと名前が付いている。どれも槌なのにこれだけがどうして トンカチと言う名前なんだろう。 判らないがそれに従った。 多分タイルやブロック積みやレンガ積みに使われる物ではないだろうか。頭の尖がり部分が打たれて磨り減り丸まっている。 ここがしっかり一直線に尖がって無いと用を成さないので、放出されたと思うが、どうだろうか。それを私が拾った事になる。 まあ使うつもりは無いし、参考に集めた物だ。

ガラス屋槌

2008-10-13 18:19:55 | Weblog
これは骨董市で手に入れた物だが 何処で手に入れたか忘れている。 見つけたら買おうと思っていたが、中々出てこなかった。 しばらくしてたまたま有ったので買ったが、その時は何本か有ったから、未使用品だろう。 ガラスを固定する枠は今はネジで固定する事が多いからこれの出番が無い。 一応参考に買って置いたのだ。

筋罫引

2008-10-13 18:15:04 | Weblog
これは道具屋で購入した物だ。 何処で買ったか思い出せない。 大分前の話だ。ごく普通の罫引である。 但し最近の物なので棹は楔で固定するのでは無く、横からネジで押さえつけて固定している。使い易いが、実は余り使っていない。趣味の木工程度では使う機会が無い。 刃も抜いて一度研いでいる。小さくて研ぎ難いら刃をつかむ洗濯鋏の様な物を作った。 大切にしている。

分銅

2008-10-13 14:02:01 | Weblog
これは大工道具では無いが、時々こんな物も買う。 何も収穫が無いときには手ぶらで帰るのも癪なので、手当たり次第だ。 これは分銅 天秤計りの重りである。鉄物と言えるだろうか。恐らく東郷神社当りで手に入れたと思う。 まあ重し程度にしかならない。これがもう少し鉄味の良い物なら良いのだが。 別に江戸時代といわれる 分銅も持ってるがこれは一万円もした。 買うのはマニヤだろう。しばらくほって置いたが錆びてもいない。 何か上手い使い道は無いか考え中。 

仕上砥石(6)

2008-10-13 13:54:12 | Weblog
東急ハンズと似たデパートにアートマンと言うのがある。 多摩聖跡桜ヶ丘にもアートマンが有る。 ここで年に何度か売れ残りガラクタのセールを行う。 そこでこの砥石を買った。 仕上砥石で通常は5千円以上の値札が付いている。 これは2千円だった。 中を見ると砥石は真中で二つに割れている。色も形も良いが、落として割れたので安くしたのだ。 これを買い自分でエポキシ樹脂で接着し、砥石台を作った。 これで一応使えた。 まあ少し泥落ちするが一応研削力も有った。しかし少し肌理が粗い様だ。 あんまり良い物ではなかった。 残念ながら安物買いの何とやらと言う事になった。 捨てずに取ってある。 今は使ってない。 

畦挽鋸

2008-10-13 13:45:59 | Weblog
一番下は私が道具屋で買った物、上の二丁は骨董市で買った物だ。一番上は小型で普段余り見掛けない物で、高幡不動骨董市で鉋と一緒に買ったが高かった。値段は忘れた。 一般に鋸の表に銘が鏨で刻んである。 しかしこの鏨文字が読めない。これも読めないので省略した。 材に途中から挽きこみ出来る便利な物だが、これは昇降盤でも可能で 今は殆ど使わない。

トビ鉈

2008-10-13 13:38:28 | Weblog
鉈には多くの類形が有り、地方により呼び方も、形もさまざまだ。だからこれが何かは特定できない。一応三条のカタログを見てトビ鉈とした。 或いは違う名前かも知れない。 これは確か高崎骨董市で買った。 多分五千円位したと思うが。骨董屋が有る程度 古く錆びた物を加工して使える(売れる)様にした跡がある。群馬当りで作られて使われた物ではないか。 裏には¬ネと刻印が有った。このトビの口ばしの様な物は、振り下ろした時に刃が直接地面に当たり刃の欠けを防ぐガードだという説も有る。 これで引っ掛けて手繰り寄せる、枝に引っ掛けて木に登ると言った使い方も有るらしい。  

鉛筆罫引

2008-10-13 13:25:24 | Weblog
これも自分で作った。 散歩で近所を歩き、たまたま転がっていたクヌギらしい材を拾い、それを引いて板にして、これを作った。 もう20年位経つだろうか。罫引の棹先に付く刃の部分を鉛筆で置き換えた物を鉛筆罫引と言う。この方が線が良く見えて 加工し易い場合も有る。 昔なら筆をはさむ事もあったろう。 鉛筆がずり落ちないように、適当な穴径とし割を入れて木の弾力で押えている。 中々便利な物だ。