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大工道具の蒐集

骨董市で集めた大工道具類の入手の経緯、使った感想を報告

仕上砥石(5)

2008-10-08 22:26:14 | Weblog
これも東郷神社骨董市で買った。 色々買った砥石の中ではまあ使える物だった。それ程硬い物ではない。 卵の黄身の様な色だ。 肌理は細かいが、研削力はそれ程無い。 但し刃物を選ぶようで上手く研げる物と研げない物がある。 しばらくこれを使い仕上げていたが、今は人造の仕上げ砥を使っている。 この方が気楽に使えて良い。

牛の爪切り

2008-10-08 22:20:25 | Weblog
これは東郷神社骨董市で買ったと思う。 いくらで手に入れたか忘れてしまった。所謂 牛の爪切りと言われる物はないかと思うが、自信は無い。 本当はこれに柄が付くのだろうが買ったときには無かった。 どんな柄を付けるべきか判らないので付けて無い。 長い物か短い物か。 久振りに出して眺めた。 これで爪が切れるかどうか私には判らない。

南京鉋

2008-10-08 22:13:57 | Weblog
中国製の南京鉋である。 これは香港の火炭にある金徳五金で購入した。英国スタンレーの鉋をまねて作った様に見えるがどうだろうか。 鯨牌印である。 使って見たが一応使えた。 刃は全鋼で少し柔らかいが切れた。 しかし作りが少し雑な感じだ。 曲面を削る場合はこの南京鉋が一番具合が良い。 ルーターで習い加工しても細かい凹凸が残るが、南京鉋ならそれも無く滑らかに仕上がる。 

家庭用砥石

2008-10-08 21:51:24 | Weblog
これは 群馬県太田市に住んでいた時、中屋金物店で購入した。 売価450円の値札が貼ってある。 包丁を研ぐ中砥だろう。 白い地に黒い斑点がある。 群馬なら沼田砥かと思うが今は採れないそうだ。 箱の外側に印刷が面白いと思い買った。 古い物だろうか。 判らない。 少し研いで見たがそれ程に研削力は無いように思う。

鉋の刃2枚

2008-10-08 21:44:39 | Weblog
これは鉋の刃2枚を並べてみた。 同じ銘 め組 秀奴である。 左は大和骨董市で手に入れた。 右はどこかで買った物だが忘れた。 同銘の物は買わないが、たまたま二枚揃った。 よく見ると 刻印の文字は同じだが作りは全く違う。 問屋がどこかの鍛冶屋に作らせた物だろうが、作った鍛冶屋は違うようだ。 当然鉋刃の出来も違う。右の使い込まれた方が出来が良い様に私には思える。 

最近 ネットで調べて見ると、この鉋刃は 新潟の鉋鍛冶 土田 秀三郎氏の製作になるものと
書いて有った。 右側はその通りだろうと思うが、左側はどうだろうか。 何となく違う様にも
見える。

切り出し小刀

2008-10-08 21:37:51 | Weblog
この切り出しは私が四十才の中頃に、立川に有った道具屋 日野屋で購入した。数千円と言う価格だったが、確かな金額は覚えていない。 青紙鋼付きで銘は不二晴と有る。 不二晴は彫刻用鑿も作っていた。 一本もっている。 桐箱に入っているが それほど切れる切り出しでは無いように思える。 いつもは別の物を使っている。 切り出しの切れる物は中々見付からない。  

竹挽用弦架鋸

2008-10-08 21:30:56 | Weblog
これは妻の実家から私の所にやって来た。 見ると殆ど使った形跡は無い。 こんな竹切鋸を何に使ったんだろう。 妻に父親は既に無く確かめる事は出来ない。後をとった妻の姉が、長く住んだ家を売りマンションに引っ越す事になり、不要な物と言う事で私の所にやって来た。 危うく捨てられる所を、道具好きと言う事で命拾いした事になる。 でも私も使わない。 しまって置くだけなのは残念だが仕方有るまい。