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大工道具の蒐集

骨董市で集めた大工道具類の入手の経緯、使った感想を報告

ツカミ

2008-10-06 22:19:31 | Weblog
三条鍛冶の技と言う三条地場製品振興協議会の出した本で見るとこれはつかみ箸と有った。折り曲げ、曲げ起こし、締りに使うと書いてあった。 ツカミというからなべのふちをつかむ物かと思った。 たまたま骨董市に出ていたので買っておいた。全く面白い物が有るもんだ。 まあヤットコの一種だろうか。

山鉈

2008-10-06 22:11:32 | Weblog
これは 大分前の事に成るが、桐生の骨董市で手に入れた物だ。 値段は忘れてしまったが千円以上しただろう。 多分山鉈で先が折れたか、危ないのでわざと折った物だろう。 マークと銘がわずかに見えるが判読できない。 両刃で刃渡り20センチ程度だ。 桐生は山深いし山に入る人なら持つかも知れない。 地元の物かという気もするが、どうだろうか。 全くのはずれかも知れない。 新聞紙に巻いて置いたが 少し錆が出てきた。 手入れは大変だ。 

板錐

2008-10-06 22:00:54 | Weblog
この様な形の錐を板錐と呼ぶらしい。 または羽根錐、中心錐、掻出錐などとも呼ばれている。四角い柄の部分を繰子錐にはめて使用する。 ドリルでは上手く銜えられない。 いつの間にこんなに集まったのだろう。 引出しに3本も入っていた。 一応繰子も持っているから、出して試して見ようか。両側の錐は中心がネジになっており、真中の物は中心が四つ目になっている。 

木製歯車

2008-10-06 21:51:03 | Weblog
これは 拾った物だ。 甲州街道を西に向かい山梨県には行ってからしばらく走り道路脇の、ある残土埋め立て地に木製の機械が捨てて有った。 その機械からこの歯車だけ頂いた。多分繭から糸を枷に巻き取る機械だと思う。 歯車の材は欅らしい。 OILを塗り磨けば立派なオブジェだな。 一時はそうやって飾った事もある。 今は引出しにしまわれ、そのままとなっていた。 時には出して飾ってやろうか。

三叉錐

2008-10-06 21:43:56 | Weblog
これ多分 東郷神社骨董市で買ったと思う。一時期良く錐を集めた事が有る。今は殆ど出て来ない。 有っても最近作られて物ばかりだ。 これは樽の穴を開けて液体を取り出す栓口を付ける時に使う道具だろうと思う。比較的大きな穴が簡単に開けられると言うが、結構な重労働だろうと思う。 樽を作る必要が無くなり、職人も居なくなり、道具がこうして流れて骨董市に出てくると言う事か。 

廻引鋸

2008-10-06 21:33:59 | Weblog
骨董市を廻り色々集めている内に、こんなに廻引鋸が集まっていた。 引出しから出して並べて見たら余り使えそうも無い物が幾つもあった。 どれも似た様な物で買った事すら忘れて見るとまた買いたくなり、手が伸びたのだろう。短い物が多いが、多分使っている内に折れたんだろう。 本来もう少し長かった可能性がある。押す方に刃の付いた物と引く方に歯の付いた物がある。 ここにある物は総て引き鋸だ。今はジグソーを使うからこれは使わない。 多分上手く使えないと思う。