2013年8月6日(火)(5歳4か月)
毎週火曜日のヒッポファミリー。
ファミリーの時間で、いつも春奈が多言語で自己紹介をする時に、
好きな食べ物はイチゴと言う。
「イチゴ以外にもないの?」
と、チャチャが入る。
「はるは、食べず嫌いが多いから」
と、みんたも困ったように言う。
たしかに春奈は食べず嫌いが多い。
もっとも、僕はこれに関しては楽観的である。
と、言うのも、僕も幼いころは嫌いなものがメチャクチャ多かったけど、
成長するにつれ何でも食べられるようになったからだ。
あと、春奈の好きな食べ物(もちろんイチゴ以外のも好きな食べ物は
ある)は、僕が幼い頃に好きだったものと共通しているものが多いし、
味の好みもよく似ている。
ただし、僕が幼いころから大好きだった刺身は、春奈は食べない。
違う部分も当然ながら、やっぱりある。
ところで、僕は刺身のことを「造り」と言うことの方が多い。
だけど、うちの家族の中で「造り」もしくは「お造り」と言うのは僕だけ
である。
みんたもゆうきもりえも「お刺身」と言う。
お店などに行くと、メニューによく「お造り盛り合わせ」とか書かれて
いるのにね。
さてさて、その刺身と造りという言葉は今では同じものを指すけど
昔は違ったらしい。
もともとの刺身とは膾(なます)料理の一種で生の魚の身に調味料を
つけて食べるものだったとか。それが、いつの頃からかお造りのことを
刺身と言うようになったそうだ。(諸説あり)
何か風呂に似ているな。
風呂というものも、もともとは蒸し風呂、つまりはサウナのことだったと
いう。
だから「風呂屋」は蒸し風呂に入らせてくれる所で、お湯に体を浸から
せてくれる所は「湯屋」と言った。
これもいつの間にか、現在のようにお湯に浸かる所を風呂と言うように
なった。
言葉は常に変化していくものだし、意味も変化していくものだ。
だけど、本来の「造り」や「湯屋」がマイナーな位置に押しやられるのは
何だかなあ、と思わせるところではある。
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