小春奈日和

赤ちゃんは、人間は、どのように言葉を獲得するの?
わが家の3女春奈と言葉の成長日記です。

まっ黄っき

2017年02月01日 01時25分03秒 | 日本語
2013年7月25日(木)(5歳3か月)
 
 
 木曜日のヒッポのファミリーの帰り道、車の中で春奈がヒッポの
ストーリーCDの日本語版を歌っている。
 
 ここでいう「歌っている」とは、いわゆるヒッポ用語で、ストーリー
CDの場面を口に出して言うことだ。歌を歌うような感覚で言うので
「歌う」という。
 
 春奈が歌っている場面に、
 
 「一面が麦畑。まっ黄っきだ」
 
と、いうセリフがある。
 
 けど、春奈がそのフレーズを口にした時、なんか、リズムが
おかしい。歌に例えると、微妙に音程がずれている感覚だ。
 
 その理由はすぐにわかった。
 
 「まっ黄っき」というところを「まっきぃきぃ」と言ったからだ。
 
 これは関西弁の言い方だ。
 
 ところで日本語で色を言う時、
 
まっきっき
まっか
まっさお
 
と、三原色と白黒だけ「真(ま)」がつくケースがある。
 
 だけど、白黒が「まっ白」、「まっ黒」に対して三原色の場合、
「まっき」、「まっあか」、「まっあお」ではない。
 
赤と青の場合は音の変化として理解できるけど「まっきっき」は
何?
 
 黄色だけは「き」と一音だけだから重ねるわけ?
 
 よく関西人は言葉を重ねると言われる。
 
 「了解了解」
 
と、いった具合だ。
 
 「そうそう」という言葉は全国区だけど、関西ではこの場合、
 
 「そうそうそうそう」
 
となる。
 
 なんだ、それなら関西人の特徴と言われる言葉を重ねるのは
日本人全般に言えることなんでないの?
 
 ただ、関西弁では一音の単語は音を伸ばす特徴がある。
 
 たとえば、「目」は「めぇ」、「手」は「てぇ」と言うから、「まっきっき」が
「まっきぃきぃ」というのは関西弁ということにはなるのかな。

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