気のせいだろうか?銀座には焼き鳥屋が少なく感じる。
一串なんぼの商売では高い場所代を賄いきれないからだろうか?
とにかく銀座には焼き鳥屋が少なく感じる。
先日、同僚たちと共に銀座の路地裏を探検しよう。
ということになり銀座界隈を徘徊すること30分。
ビルとビルの隙間から体に染み付いたあのにおいが
香ばしい薫りを醸しだしていた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/08/4c/0df76bf6a3f5688b9a44f48f2fdb7c99.jpg)
地上には入口しかなく、階段を下ると大衆食堂を連想
させるような活気にあふれた光景を目の当たりにする。
こちらの「鳥ぎん 本店」、銀座のお父さんたちには
銀座松屋くらい有名なところなのだろう。広い店内の
席は9割方埋まっており、雰囲気としては銀座という
より浅草に近いものを感じる。
場所は女性に人気の「PIERRE MARCOLINI」の
裏手にあたり、昼は表通りが大行列、夜は裏手が
熱気ムンムンといった様相だ。路地のならびには
伝説のBARと言われる「LUPIN」や「鳥ぎん」の
暖簾わけ、「ニュー鳥ぎん」などがある。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6e/a1/641490545f5e99423067b3f008649923.jpg)
メニューを見て驚いたのは銀座にしては安い。
聞けば創業50年を超える老舗で、勝手な想像だが
お店のつくりからして、土地を持っていてビルの上層を
テナント貸しし、銀座の高い家賃を気にすることもなく
お客さんに素材で還元しているような印象を受ける。
ビールと併せて、鳥わさ、煮込み、奴、串ものを注文。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/67/dd/cbadc83c2e50dd00943477d61d470d03.jpg)
鳥わさは臭みもなく、すこぶる旨い!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/08/bc/d7565eb658be0cdbe77102f7dcf159ca.jpg)
ネギたっぷりの煮込みは上品な赤だしで
箸を止めさせてくれない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/61/2d/58575290fa6fbc2c0d08d1e1b99c2f53.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0c/b4/6bfb7f99d4c9dade52d83b1af8a96d30.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7a/96/50bc4e1e2371ee427c964077e0c753a7.jpg)
焼き鳥は炭火焼きで、正肉がとにかく旨い。
生ビールは洗浄もしっかりしてるのだろう。
注ぎ方も含め、極上の黒ラベルが味わえる。
腹も落ち着き締めに釜飯を注文。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/01/e2/5d5552f74ae2fce1b198c68e7bc57723.jpg)
50年以上使いこんでいるのだろうか?
相当に味のある釜が期待感を高める。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/16/96/89f6a60c58001b44dde64b3fdac602c0.jpg)
釜飯は¥840~¥950で、一杯やった締めには
2人で1つくらいが丁度よい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/21/1d/d1da092005917229873c13ec92774e55.jpg)
赤だしの味噌汁と一緒にいただいたのだが、
濃厚な風味がはらわたに染み渡る。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/00/fc/20748e8258d41614bea094735c49a5e5.jpg)
釜飯の醍醐味といえば、このおこげだろう。
しゃもじでガリガリガリガリ削り落とし、
煎餅のような米粒の食感を堪能する。
ビール、日本酒とたらふくの栄養を補給して
3人で1万円ちょっと。なんだか小旅行を味わった
ような、すがすがしさと共にお店を後にした。
う~ん満腹。ご馳走様でした。
先日の晩酌
銀座 鳥ぎん本店
もろもろ3人で1万円
甚平満足度 ★★★★☆
甚平満腹度 ★★★★★
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