羊の肉でも食べようかということになり
先日紹介したコンワビルの地下1階にあるRASAの
対面、「チャーム」に2度目の訪問だ。
異彩を放つと言うのが良いのだろう。
古びたビルに似つかわしくない、
真っ赤な壁面のお店なのだ。
豚が¥850。
羊が¥950。
牛のWが¥1,250。
お店の名の付くチャイムステーキは¥1,700。
サーロインは¥2,800など肉質に応じて
バリエーション豊かなメニューが並ぶ。
前回はWステーキを食べたのだが、
可もなく不可もなくまずまずのお店だった。
初志貫徹で羊のステーキを注文した。
ちなみにごはんのおかわりは自由なので、
今日は決め台詞の出番はなかったのだ。
ランチにはコンソメスープとサラダが一緒についてくる。
サラダは鮮度もボリュームも文句なく、
そこいらで¥200~¥300と言われても
文句も言えない充実したものだ。
また、コンソメスープもシングルながら
先日の「あづま」と比べて明らかにこちらの方が旨かった。
要は加減のバランス良いのだ。
しばらくしておもむろに肉の塊が置いて行かれた。
ちなみにこの量で一人前ならばどんなに幸せだろうか・・・
羊×2人前、Wステーキ×2人前を一緒に
焼いてもらっただけだ。
調理の方はこの道40年は焼いていそうな年配の方だ。
オフィス街のランチとは思えない量のニンニクと一緒に
こなれた手つきで焼き上げる。
鼻腔をくすぐる旨そうな匂いが
煙とともに立ち込める。
空腹にはまさに拷問な瞬間だ。
ようやく出来上がり自分の前に
羊のお肉がより分けられる。
硬いか?匂うのか?
興味津々で一口・・・・
うん。まずまずだ。
クセがニンニクですっかり消されているうえ、
心配していたほど硬くもない。
油の量にはおやおやと思っていたが
ごはんにはぴったりのおかずだ。
スープと肉を半分ほどでごはんを食べ終えてしまった。
「お願いしま~す。おかわり!」
我が家の家訓シリーズ第2弾はこのフレーズ。
お店でものを頼む時に絶対に「すみませ~ん!」とは言わない。
つまらないこだわりなのだが、
黙って手を挙げるか、お願いしますと言うのが甚平流だ。
またまた凄まじい量のもやしと
微量のキャベツが運ばれてきた。
何度も申し訳ない。4人分だ。
鉄板焼きの良い部分のひとつは、
こんな風に視覚的に満腹中枢を
くすぐってくれることなのだろう。
肉と一緒に醤油ダレがついてくるのだが、
酢が強めで、肉にはつけなくても十分だった。
もやしの方も塩こしょうはしてあるので
お好みでといったところか。
全体的なお味の方は★3つ。
ごはんも含めたコストパフォーマンスで
半分加点といったところだろうか。
セーターいっぱいに引っ付いた油の匂いが
さらに喰った気にさせてくれました。
ご馳走様でした。
チャイム
中央区築地1-12-22コンワビルB1F
11:30~14:30 土日祝定休
℡03-3542-0175
羊のステーキ ¥950(ごはんおかわり無料!)
甚平満足度 ★★★▲☆
甚平満腹度 ★★★★☆
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こんにちは。甚平です。
山羊のスープは聞いた瞬間難しそうだと
頭ん中ではじいちゃいました。
牛乳に肉をつけるだとか
臭味の消し方はいろいろありますが、
にんにく大好き人間にとっては
どんなクセも大抵クセがあった美味しいで
済まされてしまうのでした。
私は、羊、あんまり得意ではないけれど
調理の仕方によっては、
とても美味しく感じる事があります。
こちらの鉄板焼き、ニンニクを上手く使ってるんでしょうね。
ちょうど、自分の日記でも羊(ではなく山羊)の
スープを取り上げました。
焼いたらイケる肉も、スープとなっては
お手上げでした。(臭いが強調されるようで…)
「すみません」についての家訓。
こういうこだわりは良いですね!