奇門遁甲の龍遁は天盤の乙と八門の開門があるとできる格ですから、結構できやすい格ではありますが、何時でもあるわけではありません。
雨が降りやすいというのがありますし、水攻めに良いとされているところから、火攻めをしないというのがあるかもしれません。
諸葛孔明は司馬仲達を天竈で火攻めを掛けますが、途中から大雨が降って仲達を逃がしてしまう話が、吉川英治の三国志にでてきます。
公明の奇門遁甲が、今と同じものかはわかりませんが、龍遁を見落とすとか、特殊な地形の雨は読めなかったかもしれませんね。
乙と開門、ただし、方位によっては、乙と生門や休門でも龍遁ができるという事です。
明日は月盤です。