大島でたくさんの方が帰星しました。
村長さんだか、市長さんは警告をしなかったそうです。
理由は、深夜に警告をすると、かえって混乱が生じて、犠牲が増えるのではないかと思ったそうです。
警告が出ていれば助かった人も増えたでしょうが、助かった方もダメになったかもしれないのです。
村長が、その時、一番いいと思って警告を出さなかったのは、正しい決断だったと思います。
その時、というのは平常の時ではないのです。平常以上に真剣に考え、判断したのですから、一番いい答えが出るものです。
予言とか、予測によって、犠牲が増えたり減ったりすると考えると、中々、発言しないで時期が通り過ぎます。
その時、一番良いと思った選択をすべきです。
結果論は次の反省のためにするわけですが、その時が平常時ではないのですから、一番いい答えを出すための努力をすべきで、間違ってなくて犠牲者が出たと思うべきです。
今年は、災害の年でもありますが、逃げ場所ということを考えます。
安全な場所があるか、避難場所が近くにあるのかということです。
島の場合、逃げ場所が海とか別の国とか、現実的に逃げられるのかとも考えます。
台風が来るというのはわかるし、損害が出るのもわかります。
でも、命までなくなるとは考えていなかったと思います。
台風とか災害対策の担当者は、やっぱり普通の精神では難しいかもしれません。