さっちゃん 空を飛ぶ

認知症で要介護5の妻との楽しい日常を 日記に書き留めたいと思います

さっちゃんは日没が近づいて来ると、「出かけようよ」と僕を急かせました

2020-10-19 17:14:06 | 散歩
昨日の日曜日のこと、4時を過ぎたころだったでしょうか?
さっちゃんは寝ていた布団から起き出しました。
僕はと言うと、同じく布団に横たわってPCであれこれ読んだりしていました。
PCでただ読んだりするだけの時は、僕は寝ているさっちゃんの横に入ることもあるんです。
その方が布団の中にいるさっちゃんも安心するみたいなので。

布団の外に出たさっちゃんは僕に何やら語りかけてきます。
よ~く聞くと、どうも「外へ出かけようよ」みたいなことを言っているよう。
僕の手を掴んで起き上がらせようとかするんです。
僕はPCでまだ読みかけの記事があったりしたので、「まだ出かけないよ。ちょっと待ってよ」と言います。
でも、さっちゃんはしつこく「出かけようよ」みたいな発言を繰り返しています。

そんなことが幾度か繰り返されましたが、僕はさっちゃんのしつこさに押されて、結局は起き上がることに。
時計を見ると、すでに4時半になっていましたから、さっちゃんの主張通り、これ以上遅らせることは駄目な時刻です。
今の日没時刻はちょうど5時ですからね。
さっちゃんを外出用のズボン、靴下に穿き替えてもらい、ベストのような上着も羽織ってもらいました。
さらに、出かける直前に気付いて、毛糸の帽子も被ってもらいました。
今日は寒い日ですからね。
僕も着替えたりとか準備して、散歩に出発です。

出かける準備をする頃から、さっちゃんの僕への要求の態度は消えていました。
やっぱり「外に出かけようよ」と言っていたんですね。
実際に家から出て、棟からも出て、散歩コースの多摩川土手を歩いていても、さっちゃんの表情はとりたてて嬉しそうなわけではありません。
ただ、淡々と歩いているだけです。
さっちゃんの内心の感情は読み取れませんが、自分の希望したことが実現して、きっと喜んでるんだろうなと思いたいですね。
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草木も眠る丑三つ時、さっちゃんが目を覚まして・・・・

2020-10-17 23:55:06 | トイレ・排泄
夜中にさっちゃんが少しだけ身動きする気配で僕は目が覚めました。
起き上がるのかなと思っていたら、そうではないようです。
さっちゃんは僕が起きていることに気付いたようで、僕に何やらもにゃもにゃと話しかけて来るんです。
僕がさっちゃんの方に体の向きを変えると、起き上がろうとしているように見えました。
こんな時間に目覚めたり、僕に話しかけたりするということは、何かしら普段ではないような事態が起きているのかもしれません。
先日のおねしょ騒動のこともありますし、僕は何よりも先におしっこのことを心配します。

僕はすぐに起き上がって、さっちゃんが起き上がるのを手助けしました。
さっちゃんの寝ていたお尻の辺りの布団を触ってみました。
乾いています。
ほっ!
それとなく股の辺りも触ってみます。
濡れていません。
ほっ!

おしっこではないかもしれませんが、とにかくトイレには連れて行ってみることに。
立ち上がって、布団の外に出て、ダイニングの灯りを点けて、トイレへ向かいます。
板の間の表面に目を凝らしますが、濡れている様子はありません。
ほっ!
でも、さっちゃんの様子が少し変。
何を喋っているのかは当然分かりませんが、表情がちょっと変わりました。
どんな表情かまでは読み取れませんが、漠然と言えば、暗い系。

トイレに入り、ズボンから脱がそうとしたその時、トイレの床が濡れていることに気付きました。
(さっちゃんは夕食後すぐに寝てしまい、その後1回も起き出して来なかったので、寝巻きには着替えていなかったんです。)
かなり濡れています。
2時20分のことでした。
ズボンもそれから脱がしたズボン下もパンツも靴下もお風呂場へ放り投げておきます。
残りのおしっこが少し出ました。

まずはトレペで拭いてみたのですが、結構広範囲に濡れていて、僕の手も濡れてしまいました。
雑巾でトイレの床を拭き、さっちゃんの足の裏も拭いて、さっちゃんをお風呂場へ連れて行きました。
長めの上着はシャワーの邪魔になりますから、脱いでもらいました。
さっちゃんはお風呂場から出ようとします。
ドアの取っ手を掴んで引こうとしますが、力が弱くてドアは開きません。
でも、掴んでいるので体の向きを変えることが出来ません。
僕は仕方なく、力ずくでさっちゃんの手を取っ手から引き剥がすんです。
悪いなぁと思いつつも、それをしなくてはシャワーを手早く浴びせて洗うことが出来ないのです。

さっちゃんはシャワーを浴びることにも、タオルで拭くことにも抵抗します。
僕も冷静でいられなくなって、ついつい言葉が荒くなってしまいます。
洗面所から出て行こうとするさっちゃんを両肩がっしり掴んで、「ここに居てくれないと拭けないでしょ」と叱り付けてしまいます。
さっちゃんはなおも抵抗し、大きな声を上げます。
「ここに居てね」とさっちゃんに言って、僕は念のためこれから歩く板の間を点検しました。
濡れた箇所は見つかりません。
ほっ!

さっちゃんを寝室まで連れて来て、パンツを穿いてもらい、寝巻きも着てもらいました。
さっちゃんはもう普段の状態に戻っています。
2、3分前まではあんなに抗って大声を上げていたのに・・・・
さっちゃんを布団の中に入れてあげると、さっちゃんは何もなかったかのように眠りに落ちていきます。

床拭き用のウェットシートでトイレの濡れている床を拭きました。
お風呂場のパンツとズボン下はバケツの中に入れ、お湯を注いでおきました。
時計を見ると、2時40分。

こんな夜中、しかも丑三つ時に起き出すとは、さっちゃんは初めてではないでしょうか?
朝早く、というのは結構多いんですけどね。
それにしても、尿意を感じてすぐに起き出して、トイレに入った途端、出てはしまいましたけれど、さっちゃんのナイスプレーだったと思います。
今回はさっちゃんのおかげで敷布団は濡れずに済みましたけれど、いつも上手くいくとは限りません。
やっぱり防水シーツを買って、敷いておいた方がいいと、ますます感じるようになりました。
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今週から食事中の座る場所を変更しました

2020-10-15 23:43:21 | 食事・食器
我が家のダイニングに置かれている食卓は4人掛けです。
今の場所に引っ越して来てから、市のリサイクルセンターで購入しました
テーブルは1000円か2000円ほど、椅子は1脚が500円とかだったと記憶しています。

そのテーブルの4つの椅子のうち、向かい合わせでさっちゃんと僕は座っていました。
そのこれまでの定位置を今週から変えてみたのです。
並んで座るようにしてみました。
さっちゃんの右側に僕が座るのです。

なぜ変更したかというと、さっちゃんにたくさん食べて欲しいからです。
さっちゃんはどんどん食事の仕方が下手になって来ています。
箸もスプーンも上手に使えません。
すぐに離してしまって、手で食べ始めます。
食器を持つことも上手くできません。
左手で食器、右手に箸を持って、そのコンビネーションで上手に食べる、そんなことはまったく出来ません。
例えばお味噌汁。
木のお椀を口元に近づけて汁を飲んだり、左手でお椀を持って、具から滴る汁をこぼさないように食べたり、出来ません。
そのせいかどうかは分かりませんが、お味噌汁はほとんど残してしまいます。

僕はさっちゃんが自分で食べることを大切に思って来ました。
箸を離すと、何度も何度も箸を手に持ち直させました。
ボロボロと、ご飯粒を、お味噌汁の汁を具をこぼすたびに、さっちゃんの元へ行きます。
そして、テーブルを拭いたり、服を拭いたり、床にこぼれている食べ物を拾ったりしていました。

そんな風でも、それなりに食べてくれると嬉しいものです。
ただ最近は、食事の量がすごく減って来て、心配なレベルにまでなっていました。
さっちゃんのもともとの頑固な性格は、認知症になってからも健在で、とりわけ飲食に関してその頑固さは激しくなったようです。
認知症以前は食生活の重要性などと理性で自分を納得させることも出来ていたのでしょう。
認知症になってからは、理性やら意思やらが取っ払われてしまいますから大変です。
食べない、となったら梃子でも食べません。
飲まない、となったら口の中に注いでも吐き出してしまうでしょう。

そんなような現状ですから、さっちゃんの右隣りに座って、食事介助すればよりスムーズに食事が進み、結果として食事量も増えるはずと考えたのです。
朝食はオートミールです。
スプーンを口に近づけると、小さな口をちょっと開けてくれます。
小さなスプーンに大盛では入りませんから、すりきれよりはほんの少し多い程度を口の中へ入れます。
夕食のご飯ですが、今週から卵かけご飯にしました。
僕は朝食で玉子を食べていますが、さっちゃんは食べていないからです。
お茶碗に軽く一杯のさらに半分ぐらいのご飯の量です。
ですから、卵かけご飯としては贅沢な量ですね。
卵かけご飯なら、スプーンで食べてもらえますから、食事介助する僕もやりやすいんです。

その成果はと言うと、まだ2、3日ですから何とも言えません。
でもまあ、食事の量は少し増えたかなと思います。

ところで、さっちゃんは「食べない」と決めたら絶対に食べません。
今晩のさっちゃんもそうでした。
寝ていたさっちゃんを(7時半くらいでした)起こして、テーブルに座ってもらいます。
今晩のメニューは卵かけご飯、玉子大の小さなコロッケ2つ、かぼちゃの煮物、お味噌汁でした。
さっちゃんは真っ先にコロッケが気になるようで、手で掴んで食べ始めました。
卵かけご飯は僕がスプーンで食べさせます。
最終的に、ご飯は5分の1くらい、コロッケは1個の半分くらい、かぼちゃは1cmぐらいのひとかけら、それくらいを食べたでしょうか。
途中から口を堅く閉ざしてしまったさっちゃんは、立ち上がって布団の方へ行き寝てしまいました。

今晩もそんな感じですから食事の量が増えたようだ、といった印象もその信憑性は疑わしい限りです。
もう少し継続しないと本当のところは分からないでしょう。

ただ、ひとつだけ明らかにプラスの成果がありました。
それはです。
何日か前のブログで、薬をヨーグルトに混ぜて飲んでもらったことを書きました。
今は真横に座って、朝はオートミール、夜は卵かけご飯を食べさせますから、薬を自由に入れることが出来るんです!
さらに、飲んでもらうことを諦めていたエパデールも飲んでもらえるようになったんです。
エパデールも数粒ずつスプーンに入れて、一緒に食べてもらうんです。
このことだけでも、この食事介助を続ける価値はあるように思いますね。

まあ、真横に居てあげることで、食事がこぼれたりしてもすぐに拭いてあげたりは出来ます。
向かい合って座っていた時は、いちいち立ち上がってさっちゃんのところまで行かなければいけませんでしたからね。
その点も僕にとってはですね。

食事介助によって、さっちゃんが自分で箸を使ったりして食べることから遠ざかる、それが欠点だと思います。
長所は活かし、欠点は改善法を工夫する。
今後も試行錯誤しながらその時その時のベターな方法を採用したいと思っています。
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天覧山で岩トレをし、帰宅したらゆったりと湯船につかる。これが僕の火曜日の過ごし方。今も全身の筋肉疲労が心地よい!

2020-10-13 23:54:49 | 僕の自由時間
火曜日はさっちゃんが1日デイサービスへ行く日。
僕にとっては大切なリフレッシュする日です。

今日のさっちゃんはなかなか起きてくれませんでした。
僕はひとりで早めに朝食を食べてしまいましたが、さっちゃんは起き出て来ません。
3度目くらいに起こした際には、ほんのちょっとだけ強引に起こそうとしました。
さっちゃんもあまり抵抗せずに起きてくれましたね。
すでに朝食を食べる時間は無くなっていました。
着替えをし、髪の毛を梳き、トイレに行って、ちょっとだけ飲み物を飲んでもらえたころには出かける時間になっていました。

さっちゃんが予定通りに出発してくれましたから、僕も予定通りに出発できます。
天覧山までは家から20分ほど歩き、電車にも20分ほど乗り、岩場まで35分ほど歩けば到着です。
岩場で2時間ほどトレニングして、家へ帰るんです。
家では1時間弱お風呂に入って、湯船にも2回、長く浸かります。
今、このブログを書いている夜遅い時間ですが、心地よい筋肉疲労にひたっています。
日常の老老介護の疲れを自分の好きなことをする筋肉疲労で癒せるのですね。

昔、会社勤めを数年間したことがありましたけれど、その時のリフレッシュ法も同じでしたね。
月曜日から金曜日まで毎日毎日残業が続いた多忙な週でも、半ドンの土曜日に大きなザックを背負って会社に行っていました。
半ドンとはいえ、残業をしてから夜の新宿駅に駆けつけるのです。
急行アルプス号という名称だったでしょうか? 夜行列車がありました。
登山者が駅のホームに大勢並んでいました。
夜行日帰りなら八ヶ岳、1泊出来るのなら北アルプスや南アルプスでした。
上野駅に駆けつけることもありました。
昔は夜行の長岡行だか越後湯沢行だかがあったんです。
下車する駅はたいてい土合駅。
はそのまま谷川岳の岩場や沢へ向かいます。
は土合駅待合室でちょっとだけ仮眠しますから、その待合室の良い寝場所を確保するために何百段もの階段を競争して登るんです。
僕のお師匠さんはその時50代後半でしたから、当然僕が階段競争をします。
5番以内にはいつも入っていたと思います。

そんな風に週末を過ごすと、いくら若くても疲労困憊のこともあります。
日曜日の深夜に帰宅することもしょっちゅうでした。
肉体的にはいくら疲労の極致でも、翌週からはフレッシュな気持ちで仕事に向かうことが出来ましたね。
仕事の疲れは、残業続きで肉体的疲労ももちろんありますけれど、そのメインは精神的疲労です。
山に没入して世間的な煩わしさをすべて忘れ去ることで、精神的疲労は消え去ってしまうんです。

今の僕にとっての天覧山、たった2時間の岩トレですけれど、本当に貴重なリフレッシュタイムなんです。
今日もいつもと同様のメニュー。
・1往復のトラバース
・2往復のトラバース
・8往復のトラバース

もちろん最初と最後、それぞれの間では柔軟体操やストレッチも行います。
先週より1つ増やした8往復でしたが、余裕を持って成功させることが出来ました。


▲今日も天覧山最下部岩場は僕ひとりだけ。まだ蚊もたくさんいますけれど、さほど攻撃性の強い蚊ではないようですね。


▲地面すれすれのトラバースは岩場の左端が核心部。岩場が少し前傾していますから、体幹の筋肉を使ってお尻が落ちないよう保持しないといけません。先週もひとつカチホールドの写真を載せましたけれど、そのひとつ右隣りのカチホールドがこれ。これくらいのカチホールドが続きますから、少し前傾しているとはいえ、それほど難しくはありません。RCCⅡグレードで5級くらいかと思います。

夕方、さっちゃんが帰って来ました。
今日のさっちゃんはいつもより不活発だったようですね。
昼食も半分は食べなかったようです。
水分も500ccほどだとか。
このデイサービスはよく水分を摂らせてくれるのですが、いつもは700ccほどなのに、今日は少なかったようです。
まあ、家で僕が飲ませようとしてもそんなに飲んではくれません。
何か飲んでもらうためのいい方法でもあるのでしょうか?
おしっこも一度もしなかったそうです。
1日いるわけですから、いつもは1度や2度はおしっこするんですけどね。

家でもトイレに入ってもらいました。
数分間待っていると、おしっこが出ました。
これで安心して散歩に出かけられます。
日没が早くなりましたから、家に戻るころはすでに夜です。
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毎日の薬をヨーグルトと一緒にスプーンで飲んでもらいました

2020-10-12 23:56:14 | 
さっちゃんが毎日飲んでいる薬は以下の通りです。

◎朝食後
メマリーOD錠20mg 脳の働きを活発にする薬
酸化マグネシウム錠330mg「ケンエー」 胃酸を抑える薬、便通をよくする薬
ゼチーア錠10mg コレステロールを下げる薬
アリセプトD錠5mg 脳の働きを活発にする薬
エパデールS900 血の流れを良くする薬、血中の脂質を低下させる薬

◎夕食後
酸化マグネシウム錠330mg「ケンエー」 胃酸を抑える薬、便通をよくする薬
エパデールS900 血の流れを良くする薬、血中の脂質を低下させる薬


上記の薬の順番は、根拠はまったくないのですが僕が勝手に決めた飲んでもらう順番です。
ここのところ、さっちゃんの掌に薬を1錠ずつ置いて、「これ飲んでね」と言っても、自分で飲んでくれないことが多くなりました。
自分で飲まない場合は、僕が「あ~んと口開けて」と言うのですが、開けてくれないことが多くなりました。
調子よく1錠目、2錠目と飲み進めても、3錠目のゼチーアあたりで飲むことを拒否されることも多くなりました。
朝食後飲んでくれなくても、その後夕食後まで引っ張れば、アリセプトくらいまでは飲んでもらえることが多かったですね。
でも、1日を通して全然飲んでくれなかったり、1、2錠しか飲めなかったりする日も多いのが現状です。

また、エパデールに関しては、飲んでもらえることを僕自身はほぼ諦めています。
小さな仁丹くらいのカプセル錠が数10粒あって、それを飲むのですが、ほんの少し上向きに口を開けてくれなければなりません。
そんな風に口を開けてくれることが最近はまずありません。
幸運にも口を開けてくれて、口中に入れることが出来ても、飲み込むのではなくて吐き出してしまうのです。
お医者さんに聞いても明言はしませんが、「飲まなくても仕方ないか」といった感じが伝わって来ます。

ざっとこんな感じなんですが、他の方のブログを読んでみると、服薬ゼリーのことが時々出てきます。
何なんだろう? この服薬ゼリーって?
そう思ってネットで調べてみました。
薬を飲み込むことが困難だったり苦手だったりする人が、楽に飲めるようにしてくれるゼリーなんですね。
さっちゃんは薬を飲み込むのが苦手という訳ではありません。
まだ普通に飲み込めます。

さっちゃんは普通の食事だってなかなか口の中に入れません。
よく食べた時でさえ、普通の人の数分の1ほどしか食べずに、それ以上は食べることを頑なに拒否します。
薬のように食べ物ですらない物を口に入れようとはしません。
口に入れても、硬いし味も良くないでしょうから出してしまうのです。

以前も薬を砕いて、ご飯に混ぜて食べてもらったことがありました。
最初からお茶碗の中で混ぜておくと、さっちゃんは全部食べることはほとんどありませんから、薬が無駄になります。
ですから、口に入るご飯の中に直前に混ぜ込むのですが、手間がかかり過ぎます。
1、2回でこの方法は止めてしまいました。

服薬ゼリーのことを調べて、このゼリーを使わなくても、いつものヨーグルトで代役が出来るなと感じました。
それで今日さっそく、実践してみました。
ヨーグルト(加糖されたもの)をスプーンで僕がさっちゃんに食べさせてあげます。
その際、スプーンの中に薬を1錠ずつ入れるんです。
メマリーや酸化マグネシウムは半分に割って入れました。
アリセプトまで飲んでもらうことが出来ました。

さっちゃんはヨーグルトとは違う異質なものが入っていることに気付いて、薬だけ出してしまうことも2度ほどありました。
そんな薬も、再びヨーグルトに入れて飲んでもらうと、飲めます。
薬がふやけたように少し崩れて来るので分からなくなるのでしょうね。

エパデールは今日は試してみませんでした。
数粒~10粒ずつくらいヨーグルトと一緒に飲んでもらうことが出来るかもしれませんね。

75gの小さなヨーグルトなんですが、今日も半分くらいで食べなくなりました。
朝食後だったので、お腹がいっぱいになったのでしょうか?
それまでに薬も飲んでもらわなければなりませんから、ギリギリでした。
まあ、また時間をあけてヨーグルトを食べてもらえばいいのでしょうね。

今日が初めての経験でしたが、結果が良かったので今後も続けてみたいと思っています。
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最近の朝食はこんな感じです

2020-10-11 23:15:50 | 食事・食器
1週間前から我が家の朝食メニューを変更しました。
それは5日のブログ『今日から朝食のメニューを変更してみました』に書きました。

さっちゃんは変更した朝食をほぼ完食してくれています。
機嫌が悪くて何も食べず、飲まずの朝が1回だけありましたが、そんな時はどんな朝食だって食べませんから。
以前のベーコンと野菜の玉子炒めや食パンに比べると、食べ易いのだと思います。

僕も昔のメニューに戻しました。
時間的にも速く作れますから、デイサービスなどに出かける朝の時間では有利ですね。
レタスは1回の朝食で1枚の葉を食べるくらいですから、1株買っても腐らせてしまうのが心配でした。
すると、失語症のグループリハビリでお世話になっているS田先生からメールが届きました。
レタスを長持ちさせる方法を教えてくださったんです。

「私のとっておきのレタス保存法をお知らせします。
①芯の茶色くなった部分を包丁で削いで捨て、新鮮な芯が出てきたら、そこに小麦粉をたっぷり付けます。
②キッチンペーパーでくるみます。
③私は「愛菜果」という保存袋に入れ、袋の口をしっかり締めて冷蔵庫に入れています。
④芯が茶色くなったら、①〜③を繰り返します。
これで1ヶ月以上、もちます。」

参考資料として、 https://media.365market.jp/post_detail.php?post_no=18126 も教えてくださいました。

愛菜果という保存袋はまだ手に入りませんが、普通のポリ袋でやっています。

では、さっちゃんの朝食から。
食べ物、飲み物ともに白っぽくて地味に見えますね。
でも、それぞれ栄養価は高いと思います。


▲手前左からおかずのオートミール。牛乳で煮ています。バナナも入れています。飲み物は甘酒、牛乳、経腸栄養剤の3種混合です。美味しいです。後ろに並んでいるのは、左から甘酒、牛乳、オートミール、経腸栄養剤。おかずはスプーンで食べますが、口に入れるとそのまま飲み込んでいるような感じですね。いくら軟らかいといってもしっかり噛むように食べて欲しいんですけどね。

次は僕の朝食です。
普通のレタスは芯に近づくと、葉っぱ同士が入り組んでうまく剥がせなくなるので、サニーレタスが僕の好みです。
パンも食パンから久し振りにイギリスパンにしてみました。
食パンよりもほんの少し硬めな感じが僕は好きです。


▲昔は二人ともこの朝食でした。二人で手分けして作っていました。ですから、朝食の準備は速かったですね。イギリスパンにはマーガリンとジャムが塗ってあります。今のジャムはブルーベリーですね。

今日は完食できない日になってしまいました。
それでも3分の2くらいは食べましたね。
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2019年11月17日/石神前駅からの山行は途中撤退になってしまいましたが、思わぬ収穫がありました

2020-10-10 23:50:34 | 山登り
2019年11月17日の山行記録を翌年の10月に書いています。
いったん書きそびれると、1年なんてあっという間に経過してしまいますね。

2019年の秋に始まった、さっちゃんとの青梅丘陵歩きも今回で4回目となりました。
さっちゃんがまだ元気なころなら、東の端から西の端までの青梅丘陵主稜線一本にしか興味はありませんでした。
端から端まで歩いたとしても、僕たちにとっては軽すぎるハイキングだったからです。
その当時の僕たちにとっては、まさに丘のような超低山でしかありませんでした。
途中から登ったり、途中から降りたり、さらに短くするコースなんかは考える余地すらなかったんですね。
でも、今になってこの山域をさっちゃんと歩いてみると、網の目のようにいろいろな山道があることを知ることが出来ました。
ですから、もっと他の道も歩きたくなったのです。

ただ、そんな気持ちも本当に実践したい僕の山行が出来ない裏っ返しの気持ちかもしれません。
本格的な縦走や沢登り、雪山や岩登りが出来ないのなら、せめてこんなことでもしてみようか、と言った類の・・・・
僕が所属する山岳会には必ず山行計画書を提出する(メールで)のですが、この山行計画書の前置きには次のようなことを僕は書いていました。

「妻との山歩きも年々月々課題も増え、ストレスも増してくるようになりました。
ちょっと天候に不安があったり、ほんの少しの僕自身の体調の完璧さの欠けがあったりすると、
山行を中止する方向へいとも簡単に流れてしまいます。
昔、ただただ山行が楽しくて仕方がなかったころは、天候が少々悪くても風邪をひいていても山へ入ったものでしたが・・・・

そんなことはともかく、妻と青梅丘陵を歩いてきます。
青梅丘陵にはいろんなコースがあるので、いろいろと調べてみたい気分になっています。」



石神前駅からの林道は帰路と往路でこれまでの3回中2回歩いています。
4回目のこの山行では、この林道を沢沿いに青梅丘陵へと詰め上げようと考えました。
沢沿いに登って行くと、標高430mで青梅丘陵主稜線に出るんです。
地形図では沢沿いの山道は290mほどまでしか書かれていません。
でも、山道が途中で途絶えているのも不自然なことですし、必ず仕事道などが主稜線までつながっているはず、と思うのです。
主稜線に出てからは、東に辿り、のんびりと青梅市街に出て来る、そんな計画でした。


▲10:15。石神前駅です。電話ボックス(珍しい!)の横には立派な公衆トイレがあります。


▲10:24。駅前の国道を南へ歩き、最初の踏切を渡ると、今日歩く林道に出ます。


▲10:38。これまでは右に分かれている林道を歩きました。今日は真っすぐに進みます。


▲10:45。林道が少し狭くなりました。


▲10:47。2019年の台風の影響でしょうか。倒木が多いですね。


▲10:54。でも、まだ山道はしっかりと付いています。


▲11:19。楽に座って休憩できそうな場所もなかったので、ちょっと日当りのいいこの場所で休憩にしました。さっちゃんも元気に歩いています。


▲11:30。山道もだんだん怪しくなってきました。


▲11:59。以前なら藪漕ぎをして、稜線まで詰め上げるのでしょうが、今はそこまでは・・・・。山道を見失ってしまいました。周辺を探しましたが、見つかりませんでした。今日はここまでにして、引き返します。標高330mのあたりだと思います。


▲12:08。来た道を今度は下ります。


▲12:40。さっちゃんはこんな橋が苦手。写真を撮ったらすぐに、僕はさっちゃんの元へ行き、手を引きます。


▲13:00。このまま駅へ行くのも面白くありませんから、往きに写した10:38の写真の左手前にあった山道を歩いてみることにしました。左の林道から離れて、右の山道に歩を進めます。


▲13:18。明瞭な山道が山腹を徐々に登って行きます。


▲13:23。尾根との合流点が見えてきました。ノスゾウ峠から南へ延びる支尾根の末端になります。


▲13:28。支尾根の平らな場所で倒木に座って休憩していると、座っている倒木にこれが生えていました。ヤマブシタケです!


▲13:28。隣りの倒木にも! 数個生えていたうちの2個をいただくことにしました。


▲13:44。さっちゃんも機嫌がいいようですね。手に持っているのは、蒸しパンのような行動食です。


▲13:54。休憩していた場所のすぐ下に、立派なのような建物が見えましたから、そこへ降りてみることにしました。


▲13:58。案の定、その祠(神社)からはちゃんとした山道がありました


▲14:03。そして林道へ。民家もすぐありました。


▲14:06。線路も駅もすぐ近くでした。この日もさっちゃんは笑顔が多いですね。


▲14:31。駅のが青空バックでとても美しく映えていました。

この日の山行は、当初の目標は達成できませんでしたけれど、面白い山行でした。
何よりもヤマブシタケの収穫が最大の喜びだったかな?
山で食料が収穫できると、本当に嬉しいですよね!
この日はさっちゃんにはトイレ問題は起きなかったように記憶しています。


2日後、ヤマブシタケを料理しました。


ヤマブシタケ、豚バラブロック、椎茸、里芋、大根が入ってるようですね。


▲ヤマブシタケは歯ごたえも良くて美味しかったことを覚えています。
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さっちゃんの採血を3人がかりで行ないました

2020-10-09 23:17:22 | 病院
今週の水曜日脳神経内科のN川先生の診察があった際に、「血液検査しましょうか。今日この後で採血してください」と言われました。
採血する場所へ行き、すぐにさっちゃんの順番も回って来ました。

さっちゃんを担当する女性に「認知症ですから、針を刺すと動いてしまうと思います」と告げておきます。
腕にバンドを巻き、針を刺す血管を探しています。
血管がよく見えていなかったので、探していると時間がかかってしまいます。
すると、さっちゃんは腕を動かし始めます。
採血する右腕はもちろんですが、左腕も動かして、目の前にあるものを掴もうとします。
左腕は僕がすぐに掴んで邪魔にならないようにしましたが・・・・

その女性がその場を離れていなくなってしまいました。
しばらくして、年配の男性の先生が来られました。
どうやら、この先生に代わってもらったようですね。
さっちゃんのような患者さんの経験もあるのでしょうね。
もう一人の男性に「右腕を動かないようにしっかり押さえてて」と指示し、バンドを右腕に巻きました。
血管が明瞭に浮かび上がって来ました。
「ちょっとチクッとするからね~」と、先生はさっちゃんに言います。
針を刺した瞬間、さっちゃんは右腕をビクッと動かしました。
若い男性のスタッフがしっかりと右腕を押さえています。
左腕は僕が押さえています。
立ち上がらないように、僕が見てるのですが、さっちゃんは立ち上がることはありませんでした。
血液を小さな容器に3本採る間、さっちゃんは比較的大人しくしていました。
針を刺した瞬間がいちばん驚いたのでしょうね。
そんな感じで無事に採血は終了。

もっと苦労するかと思いましたが、意外と楽に採血できました。
ベテランの先生がもう一人協力スタッフを動員して、スピーディーに終了させたからでしょうね。
3ヶ月後のN川先生の診察の際に血液検査の結果を教えてくれるそうです。
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前日に2度のお漏らしをした翌朝、さっちゃんはおねしょ? してしまいました

2020-10-08 23:45:44 | トイレ・排泄
今朝の7時前のこと、さっちゃんが上半身を起こしました。
僕も目が覚めて、どうするんだろう? 立ち上がるんかな? と思ったら、再び横になりました。
でも、すぐ上半身を起こすと、今度は立ち上がりました。
昨日の朝のこともあるので、僕もすぐ立ち上がりましたが、さっちゃんが寝ていた布団の場所に触れると、濡れていました。
あ~~あ! ついにやってしまったか!
僕は急いでさっちゃんをトイレに連れて行こうとします。
その前にさっちゃんの足元を触ってみましたが、濡れてはいません。
歩きながら、足元の床も注意して見ていましたが、濡れる様子はありませんでした。

トイレでズボン、ズボン下、パンツ、靴下を脱がすと、股辺りを中心にぐっしょりと濡れています。
脱いだ服はお風呂場へ放り投げておきます。
すぐトイレに戻ったのですが、さっちゃんがおしっこをここで今した様子はありません。
すでに出し切っていたようです。
トレペで拭いたのですが、濡れている範囲はさほど広くありませんでした。
いつもの倍ほど広く拭いた程度で収まりそうです。
最後にお尻用ウェットティッシュで丁寧に2回拭いて終了。
シャワーで洗わなくても大丈夫そうです。

歩いて来た床もチェックしましたが、トイレのドアのすぐ近くで1滴見つかっただけで、他には見つかりませんでした。
さっちゃんを食卓の椅子に座らせて、そこで待ってもらいます。
パンツとズボン下はすぐに穿いてもらいました。

布団を見に行きました。
さっちゃんのお尻の位置のシーツが直径20cmほどに丸く濡れています。
さっちゃん用のタオルケットは念のために洗濯することにしました。
シーツを取り外し、もちろん洗濯。
敷布団のカバーも取り外して洗濯です。
敷布団本体も当然濡れています。
ティッシュを何枚も強く押し当てて、吸い取れるだけのおしっこは吸い取りました。
裏側までは到達していませんでした。
この敷布団も、さっちゃんのいろんなものを吸い取ってしまっていますね。

さっちゃんは神妙に椅子に座ったまま大人しくしてくれていました。
自分のやってしまったことを分かっているような感じではありますね。
まあ、本当のところは不明ですけれど。
さっちゃんは全然悪くはありません。

それにしても昨日ほとんど水分を摂らないまま、昼食後からさっちゃんは寝続けていました。
僕だけ夜目が覚めて、夕食を食べましたけれど、さっちゃんはまったく起きずに、朝まで寝ていたわけです。
まさかそんな状況で朝におしっこをするとは、思いもよらないことでした。
敷布団の狭い範囲だけが濡れていましたから、さっちゃんが横になっている時に漏らしたのでしょう。
僕の予想ですが、漏らしてしまって目が覚めたのでは、と思います。
まあ、目が覚めてから漏らしたとしても、どちらでもいいのですがね。


今日は台風が接近中の影響で、一日中雨が降っています。
本当は敷布団を太陽の日差しに当てたいのですが、ここ数日間は出来そうにありません。
洗濯物もたくさん溜まっています。
火曜日は僕の岩トレで汗をたくさん吸った山の服が、水曜日は2度のお漏らしで出た洗濯物が。
そして今日は、ズボン等の他にもシーツ、敷布団カバー、タオルケットも加わりましたし・・・・

朝食の前に、洗濯をすることにしました。
なかなか乾かないでしょうが、数日間放っておくわけにもいきません。
2回に分けて洗濯しました。
タオルケットや僕の山の服は急ぐ必要もないので、洗いませんでした。
シーツ、敷布団カバー、バスタオル、タオルは外に干しました。
乾かないでしょうがね。
その他の洗濯物は部屋干しです。


昨日のブログで「布団から出ないままで漏らしてしまうようになれば、おむつをせざるを得ませんね」と書きましたが、
まさかその翌朝にこんな事態になろうとは想像だに出来ませんでしたね。
でも、思いのほか大変な事態にはならなかったので、しばらくは様子を見たいと思います。
敷布団は台風の影響がなくなった晴れの日に干したいと思います。
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今日は2度おしっこをして、その2度とも漏らしてしまいました

2020-10-07 23:55:38 | トイレ・排泄
今日は言語リハビリはお休みです。
担当のT田先生に所用があって、出来なかったのです。
でも、脳神経内科の先生の予約が入っていて、病院へは行く必要があります。
しかも、いつもより1時間半早い9時なんです。
いつも通り起床して、朝食抜きで、7時半過ぎには家を出ようと考えていました。

今朝もいつものように5分おきに鳴るアラームを3回ほど止めていると、さっちゃんが目を覚ましました。
布団の上で体を起こしています。
また横になるのかな、と思っていると、立ち上がり始めます。
僕を跨がないと畳の上には行けませんから、僕の足を踏んだりしてバランスを崩さないか、心配です。
ちょっとだけ僕の足の端を踏みましたが、転んだりせずに窓の方へ行きました。
カーテンを開けて、外を眺めているようです。

今度は窓を離れて、ダイニングへ行くようです。
僕の横を通るのですが、僕を起こして、一緒に行きたそうな様子。
僕も「あれっ?」と感じて、立ち上がって、さっちゃんの手を取りました。

2歩3歩あるくと、僕の足に冷たい感触が・・・・
その瞬間からトイレへと急ぎ始めます。
足元を見ると、床に水滴が・・・・
トイレの便座に座るため寝巻きとパンツを脱がせると、すでにずっしりと重くなっています。
びしょ濡れの寝巻きとパンツをお風呂場に放り投げておいて、さっちゃんの元へ戻ります。
さっちゃんは残りのおしっこを出しました。
足元の濡れを雑巾で拭き取ります。

寝巻きの上着も脱いでもらって、さっちゃんをお風呂場へ。
僕も裸になって、お風呂場へ。
温かいシャワーを浴び、下半身中心にさっちゃんを綺麗にしてあげました。
昨日、僕が入ったお湯がそのまま湯船にありましたから、追い炊きしてふたりで浸かりました。
さっちゃんも気持ち良さそうです。
この時点ですでに、さっちゃんは自分がお漏らししたことは忘れているのかもしれません。

お風呂から上がって、さっちゃんの体を拭いてあげたりしている間、さっちゃんは比較的おとなしくしていてくれました。
お風呂場の出口に置いてある足拭きマットの上にしばらく立っていてもらいました。
その短い時間に僕はトイレからダイニングを通って寝室までの床の上にこぼれたおしっこを簡単に拭いて回りました。
それが終わると、さっちゃんの手を引き寝室へ。
さっちゃんに服を着せてあげます。
そして、さっちゃんにはテーブルの椅子に座ってもらいました。

それから僕は本格的な床掃除。
本格的と言っても、フロア用ウエットシートで拭くだけですけどね。

さっちゃんが起き出して来て、どの段階で尿意を感じたかは不明です。
僕が想像するに軽い尿意があったので起き出したんだと思います。
窓のカーテンを開けて、外の景色を見たあたりで、おしっこが漏れ始めたのではないでしょうか。
必死に我慢したんだと思いますが、少しずつ漏れ出て、僕に助けを求めたのだと思います。
ダイニングに近い畳の上にも数滴の跡がありました。
僕が手を引いてからは、安心感からかあまり我慢が効かなかったようですね。
たくさん漏らしてしまったようです。

結局、病院へは予約時間を40分遅れて着きました。
担当のN川先生から「おむつですか?」と聞かれたりしましたが、「いえ、まだ普通のパンツです」と答えます。
でも、今朝のような状況で布団から出ないままで漏らしてしまうようになれば、おむつをせざるを得ませんね。


病院が終わり、電車で帰りますから、駅のホームに来た時のこと。
いつも乗る最後尾車両の乗り口の場所にさっちゃんは来てくれません。
手前の鉄柱を掴んで、そこから動こうとしないんです。
僕はそんなさっちゃんをそこに置いて、数メートル先へ行きました。
ちょっとだけ腹も立っていましたから。

電車が入線する時間となり、さっちゃんを連れに戻ると、さっちゃんの足元のコンクリが少し濡れていました。
さっちゃんの股付近を触ると、少し湿っている感じがします。
今朝、家で少しは水分を摂りましたが、それ以降はさっちゃんはぜんぜん水分を摂っていません。
二人で飲もうと思って、駅に着く前に買った飲むヨーグルトも、さっちゃんは飲むことを拒否しました。
それほど水分を摂っていなかったのに、このまだ12時台におしっこが出るのは信じられませんでした。
電車では10分近く座らずに立っていました。

家に着くと、さっちゃんにはまた裸になってもらって、今度はシャワーだけ浴びてもらいました。
今朝と違って、今度はさっちゃんはシャワーを嫌がります。
シャワーが終わって、タオルで拭くのはもっと嫌がります。
僕の頭をポンポン叩いたりします。
(全然痛くはありませんけどね)
タオルを掴んで離してくれなかったりしますから、さすがにそれには僕もきつく当たってしまいます。
力づくでタオルを離させるんです。
それでも再びタオルを掴もうとしますから、大きな激しい口調でさっちゃんを叱り付けるんです。
そんなこと言っても、さっちゃんには伝わらないことは分かってるんですが、僕自身もちょっとはストレスを発散させてもらわないとね。

帰宅してからバタバタしましたから、買ってきたお弁当を食べ始められたのは2時ころでした。
さっちゃんもほんの少しだけ食べました。
(さっちゃんは夜もずうっと寝ていて、結局今日1日で食べたのはこれだけでした)
僕も病院疲れで昼食後しばらくして寝てしまいました。
起きたのは夜の8時。
僕はそれから夕食を食べましたが、さっちゃんは起こしても起きる気配すらありませんでした。

今日はなんだか変な1日でしたね。
さっちゃんは2回おしっこをしましたが、その2回とも漏らしてしまいましたからね。
でも、漏らしたこと自体には僕は怒ったりはしませんでした。
淡々と冷静に対処できました。
それは自分でも誉めてあげたいと思いますね。
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