食い意地の日々

食いものネタと、お出かけ日記。

美術館はしご

2006年10月11日 | お出かけ日記
出光美術館「伴大納言絵巻展」と、山種美術館「竹内栖鳳とその弟子たち」の、はしご。

まずは新宿に出て、機会あったら行こう思うとったカフェPaul Bassettでカプチーノ。

その後、有楽町に出て、伴大納言絵巻展見学。
平日なんで混んではいないが、じっくり見ている人が多く、列がちっとも進まない。
警備員が「お急ぎの人はテープの外、列の後ろ側からご見学下さい」言うてたし、列は1列で、後ろから身を乗り出しても充分見られそうなので、列の外から見る。
紙そのものの劣化、絵の具の剥落が著しい所も多いが、描写が素晴らしい。特に「日本絵画における三大火焔表現のひとつ」と言われる、燃え上がる応天門の火焔は、ここだけでも見る価値があったと思える程。
最新の技術に依る絵巻の検証の結果明らかになった事実、描かれた当時の色の再現など見所も多い。
見学を終え、ミュージアムショップで図録と、一期前に開催され、うっかりしてて見損なった「国宝 風神雷神図屏風 ―宗達・光琳・抱一 琳派芸術の継承と創造―」図録購入。
出来のいい立派な図録って重い。

九段下へ出、飯処調べて見つけた、インド大使館ご用達のインド料理店ムンバイで昼飯。

北の丸公園散策も考えたが、図録重いし迷いそうなので、真っ直ぐ山種美術館へ。
お目当ての「班猫」と、ご対面。「われ何見とんねん、迷惑や」って感じの目付きええわ~ ほんまに今にも動きそう。
色紙などの小品がまたええの。少ない筆で描かれた物の質感、躍動感、存在感。
余白は生き、水墨画から色を感じる。
こういった作品を直に見られると言うのは眼福ですわな。

ココの図録は竹内栖鳳作品のみの小冊子。軽くていいけど、小さいのがなぁ。

半蔵門駅方面に向かい、何となく一番町から麹町の辺りぶらつき、パティシェ・シマで焼き菓子購入後、帰宅。

パティシェ・シマ

2006年10月11日 | 食いネタ東京
一番町から麹町の辺りぶらついて、美味そうな菓子屋見つけたので入ってみた、って、パティシェ・シマなら美味いよな(笑)
見た目も美しい生菓子にそそられつつ、持ち帰りの楽な焼き菓子購入。
左からラングドシャ、バスク、ガレットブルトンヌ、マダムショコラ、アルザシェンヌ、リヨネーズ。

10/12
他は旦那と半分こする予定なんで、数のあるラングドシャ食うてみたが、素材の風味良く、美味い。
どうせならエシレバター使用とあったサブレも買えば良かったかな。麹町は遠いし。

ムンバイ

2006年10月11日 | 食いネタ東京
九段下近くのインド料理店ムンバイへ。
店名にインド首都名(旧ボンベイ→ムンバイに変更)を冠した、インド大使館隣にある大使館御用達の店だそうな。
レディースセット(カレー2品、ナンとライスのミニ、サラダ、デザート)。カレーは日替わりのチキンとひよこ豆のカレー(Medium)とラムカレー(hot)に。
あう、写真撮るの忘れた。
カレーとナンのセットやと、ナンが籠で出てくるが、2種のカレーにナンとライスのセットやと1プレート。
ライスはターメリックライスで米は日本米。艶があり色が濃く鮮やかやから、ターメリックは多めで、バターで炒め炊き上げとるかな。
ナンは割とふっくら、薄くパリパリのトコは少なめ。
日替わりカレーは、辛さMediumでも結構いい辛さで、シナモン効かせとる。チキンは皮なしでモモかな。ひよこ豆は、黄色いのでなく、皮が黒い小さめの。この黒いひよこ豆好きなんやわ。
ラムカレーはhotだけに、そこそこ辛い。ラム肉は柔らかく、味が良く染み、癖も無い。
デザートはフルーツ入りのヨーグルト。マンゴーピュレもたっぷり入っとる様でフルーティー。
ミニでもナンが大きく、ライスもご飯茶碗軽く1杯程度あり、カレーの肉も多くボリュームあるから、小食の人にゃ、食べきれんな。

丁度昼時で混んでいて、回転率は高いが開き待ちの列。相席なんで、相席が駄目な人には向かんな。
ここのレディースセットは名前だけで、女性でなくてもOKの模様。

Paul Bassett

2006年10月11日 | 食いネタ東京
何見てた時やったか、見つけたPaul Bassett新宿店へ。
バリスタ世界チャンピオンのポール・バセットと、パティシエ世界チャンピオンの辻口博啓とのコラボレーションによる新しいコンセプトのエスプレッソカフェPAUL BASSETT。だそうで。


モーニングセットがあったので、カプチーノ、ゆで卵、トーストのセットに。
カプチーノはバリスタの作る芸術品ですわな。ミルクでまろやかやけど、コーヒーが力強い。
ゆで卵は赤玉で黄身の色の濃い物。トーストは焼きが淡い。もっとこんがりサクサクのが好みなんだよな~。
トースターはスタイリッシュな物使こてました。

食い終わって、やはり豆の味の分かるの飲んでみたいし、ケーキやジェラードも美味そうで、と迷うた挙げ句、ジェラートのピスタチオとフラゴーラ(苺とヨーグルト)のハーフ&ハーフと、ルンゴ(エスプレッソとお湯同量)注文。


ジェラートはボール状のワッフルに盛られ、ピスタチオは、ピスタチオの緑がきれいで風味豊かな濃厚なもの、フラゴーラは苺の存在感の残る、さわやかな酸味の甘過ぎずさっぱりしたもの。
ルンゴは、豆の煎りは深いけど、アイスコーヒー用などの煎りの深い豆にありがちな、焦げた風味やえぐみ、厭味がない。
かなり美味い部類に入る思うんやが、むつかしいわ。ちょいとコーヒー飲んでくか、と言う時でなく、じっくり味わって飲みたい時に向いとる感じ?
次機会あったら、エスプレッソ、マキアートに挑戦やな。