食い意地の日々

食いものネタと、お出かけ日記。

ちょいと伊豆まで

2006年10月22日 | 食いネタ中部
まだ暗いうちに家を出て、9時前に網代(熱海市、熱海温泉の南)に到着。
網代港に車を止め、まだ早いけど、と干物銀座ぶらつこうとしたら、半年くらいの子猫が2匹、作業小屋から出て来た。1匹は人なつっこく遊んでくれたが、1匹は人見知り逃げてしまうし、カメラ向けてもなかなかフレームに収まってくれない。
漁協関係者と見られるおっちゃんが、手ぇ叩いて呼びだしたら、2匹ともすっ飛んで行ってしもた。ご飯くれる父ちゃんにはかなわんな。


干物銀座の店は、何店かは開いていたが、まだ準備中や閉まっている店もあったので、伊東寄りの、試食の干物を自分で焼いて食えた大型干物店に行ってみる事に。
藤哲水産は、道挟んで海側に飲食店と干物店、山側に干物店、観光バス止まれる駐車場もある大型店舗やが、味はええのよね。
冷蔵ケース内の一口大に切って用意されとる試食コーナーから、塩干しの小鯵と金目鯛、味醂干しのカワハギ(ウマヅラ)、シイラ、鯵を選んで、七輪で焼いて試食。


小腹減ったトコ差し引いても美味い。金目鯛はふっくら、身に甘みあって皮がパリパリ。小鯵の塩加減もええトコやし、味醂干しの味付けもええ具合やし、と、どれ買うかなんて考えず、ただ食う。
干物銀座もそうやが、あの辺りの干物は塩効かせ、しっかり干した天日干しで、今風の甘塩の柔らかいのなんて...ちう人には美味い干物なのぢゃ。
その後で、どれ買うか悩みながら、塩干しの小鯵と小振りの金目鯛、味醂干しのカワハギとシイラ、カワハギ中骨味醂干し(乾物)購入。
1枚から買えれば、ここまで悩まんのやが、1盛り売りやと食える分考えんとやし。
↓はあの辺りでは割と見かけるカワハギの中骨の味醂干し。カラカラに干してあり炙って食べる。


干物選んでる間に、鯵の浜寿司が並び、美味そうやったのでそれも購入。
小鯵は塩して軽く酢締めしてあり、生臭味は無い。しゃりも弁当用の濃い目の味付け、結構イケる。


その後、小田原のかまぼこ屋に寄り3品程購入、昼過ぎには帰宅。

金目鯛、小鯵、カワハギ、シイラ1切れ焼いて、ご飯解凍して昼飯。
魚の食い方「猫の食う分さえ残らん」と言われるわいやが、捨てたトコ、何時にもまして少なかった様な...