立ちショに向かうR。
絶対ゲイじゃない、俺のゲイレーダーが120%の割合でそう判断してる。
が、俺にも後がない。 ←何がッ!??
だってここで何もしなかったら出逢いの神様に申し訳ナイッ!
便器に向かってジッパーを下ろしてるR。
それでも顔だけ俺に向けて話しかけてくれる。
「チェンマイ、グー?」
髪を編み直してる俺と鏡越しに目が合う。
もうムリ。
話しかけられたきっかけでRのそばへ。
「ンー、Rがグー! キスしてイイ?」 ←いきなりかよッ!
えぇ、いきなりデス。
作戦も何もありません。常に出たとこ勝負ですから。
Rは天井を仰いで笑いながら 「ノー!」
が、俺にはYESと聞こえた。 ←都合がイイとかそんなレベルじゃない。
ってことで、顔を近づける。
立ちショ中のRは逃げることも出来ず。 えぇ、軽く卑怯です。 ←軽くか!??
が、Rも笑って顔を近づけてきた・・・ マジか?