流のバンコク・ゲイパラ白書☆リターンズ(゜∀゜)ノ

流(りゅう)の単純で軽いバンコク・ゲイ体験記。 ヨロシク!

⑧続く再会 part2

2009-01-30 | レンアイ物語
 
翌週、深夜1時半のDJ。

今日は早めに帰らなきゃいけなくて、大渋滞のフロアを横切る。

入口近いカウンター、つまらなそうに立ってる青年がいた。
すぐ横にいるコ達と同じグループか?
それにしてはひとりポツンと退屈そう。


今回もまたそれがMだとは気付かなかった。
外に出ようとしたものの美形を見つけて急にスローダウンした俺に向こうが顔を上げた。
またお前か、的な冷たい表情を見たときにMだと気付いた。

いい加減そゆリアクションやめろよ、お前。 ←薄く傷ついてる。

水色の極小Tシャツ、前とは違うカタチに固めた髪。
ベビーパウダーの白く整った顔に、うっすらと赤の口紅か? 自前の色か?


DJにも来るなんて、すっげぇ意外。
もっとローカルな場所だけで遊んでるかと思ってた。

「DJにも来るんだ?」
「ンー? ・・・ウン」

表情どおりのツマラナイ返事。
そんな冷めたさもカッコよく見える。

「どうしたの?」
「何でもない」

と言いながらも、ぼんやりと退屈そうにフロアを眺めてる。


となりのコがMに、「友達?」と聞いてる。
Mは一瞬迷って、うなづいた。
そのコが英語で、
「Mはノー・スマイルボーイだよ。いつも何かに悩んでる」

・・・そんなタイ人、いるか?

サヌックとサバーイを信条としてマイペンライ精神で生きる国民。
それがアンタ、いつも悩んでるって!
んなバカな、マジウケるし! ←言いすぎ。

ハッ! Mよ、スマン。
意外すぎてビックリした。
けどそんなとこも俺のツボだ。


俺がMの悩みを癒す男になりたい。 ←分かりやすく増やすタイプ。