瀋陽。かつての奉天。
もちろん、大和ホテルに泊まった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/40/d9/d2be1703a1515aba3b34550b6f5f92be.jpg)
約100年建っても、堂々としている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/23/20/9fdd013e54e28abb308bda0dd1a7da5e.jpg)
多くの要人が泊まり、いまは人民たちがホールで結婚披露宴を開いている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/05/8f/f0380b4a15137452f98cf75d39e52918.jpg)
場違いな騒々しさと、あつかましさに満ちていた。
まあ、TPOのない国民性だからしょうがない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/03/7f/117d36248a8e9ba31b01375bf976a187.jpg)
部屋には共産党の要人が泊まったことを示すプレートが掲げられていた。
ダライ・ラマ14世も宿泊しているのだけど、共産党的には悪しき存在なので表示はない。
でも、共産党としては比較的認めているパンチェン・ラマ10世のプレートはあった。
すべては、共産党の価値観に支配されているのが中国の「公」というものだ。
大和ホテルの隣は、旧満鉄病院。いまでも病院。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4a/e4/de642b461e53cfbd04d0d657940f2581.jpg)
大和ホテルから奉天駅までの道。
かつての奉天郵便局は、いまでも郵便局として使われている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/34/9f/dc6d6c5eea96fbdd0f0c319230951ee1.jpg)
久しぶりに見た。自転車に乗っている人民。
最近、上海では自分の足で漕ぐような乗り物は、外国人くらいしか乗っていない。
奉天駅。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/12/d2/21cb86db7818c1884bf3760e0b0621b0.jpg)
駅の中。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/74/e9/2bf8b757ede9807832ad9bcb2e7e9b9d.jpg)
改札からすぐにホームに行ける。
日本が設計するとこうなる。
中国が設計すると、人民が一極集中で殺到しないように、
ぐるぐる無駄な道を通るような設計になる。
奉天駅の前の道。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/76/ec/e8658b0a09881249d49e2976705115c5.jpg)
長距離列車駅の駅前にしては、比較的カオスではなかった。
そして、918記念館へ。918は満州事変のこと。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0d/e3/64ed18046870cd51bb7d22803dc16222.jpg)
無駄にデカいモニュメント。
こちらは当時の橋脚。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7c/7c/5e631f2e1fc66ecf4f9faa178025c981.jpg)
展示館の中身は、相変わらずのパネル展示。
まあ、当時の満洲はそれこそカオスだったわけなので、
中国側にもちゃんと資料が残っていないんだろう。
だが、それにしても、柳条湖の記念碑が、記念館の敷地の外に、
誰からも見捨てられたようにひっそりと立っていたのは、
共産党の歴史観を物語っているようだったぞ。
その後、瀋陽故宮博物院へ。
金の都がおかれ、満州族の皇帝たちは、北京の紫禁城よりもこちらを愛したと言う。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3e/95/41a8362dbb93e01559758dd1a1df2572.jpg)
人民とツバメが多かった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7e/f1/3eb41c17f70590f4e0788211efafe2b1.jpg)
建物の中は、カビの匂いなのだろうか、すごく妙な匂いがしていて、
気分が悪くなって早々に退散。
張作霖と張学良の私邸へ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/45/74/aa6641c0a76a5bc94ea21d7f1f4a7247.jpg)
西安事変のおかげで共産党の英雄になったかもしれないけど、
張さん、あなたの私邸は、贅を尽くし過ぎです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/67/f4/96e845d7cf4e3247af33946268989011.jpg)
やり過ぎでしょう。
今だったら倹約令にひっかかるし、だいたい当時の奉天市民や農民は、
100年分も税金を前納させられて、大変だったと思うよ。
そして、マネロン。
確かに私有の銀行を持っていたら、それこそ錬金術だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/78/71/cf00538c97c6876d903db8e1f8a761ff.jpg)
それにしても、蝋人形が好きな土地柄だ。
ここにもたくさんいた。
その後、ゆっくり昼食を食べて飛行場へ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2b/59/f7c5cea83e7ca28ba9519fb5b326d7f4.jpg)
相変わらず、遅れる。
1時間待ったのだが、ちゃんとアナウンスもされない。
まあ、これが中国だ。
奉天の人たちは、男性も女性も身体が大きくて、
この人たちにしてみたら、まさしく日本人は「小日本人」に見えただろう。
上海人みたいな薄っぺらい、ひょろひょろ体型の人たちに、
小さいと言われる筋合いはないといつも思うが、
ここであれば、納得する。
奉天は、満洲らしく、大地の広がりを感じる町だった。
でも、観光だったら大連のほうが面白いな。
もちろん、大和ホテルに泊まった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/40/d9/d2be1703a1515aba3b34550b6f5f92be.jpg)
約100年建っても、堂々としている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2d/32/8374a03d9478cebfccb434469f742c4b.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/23/20/9fdd013e54e28abb308bda0dd1a7da5e.jpg)
多くの要人が泊まり、いまは人民たちがホールで結婚披露宴を開いている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/05/8f/f0380b4a15137452f98cf75d39e52918.jpg)
場違いな騒々しさと、あつかましさに満ちていた。
まあ、TPOのない国民性だからしょうがない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/03/7f/117d36248a8e9ba31b01375bf976a187.jpg)
部屋には共産党の要人が泊まったことを示すプレートが掲げられていた。
ダライ・ラマ14世も宿泊しているのだけど、共産党的には悪しき存在なので表示はない。
でも、共産党としては比較的認めているパンチェン・ラマ10世のプレートはあった。
すべては、共産党の価値観に支配されているのが中国の「公」というものだ。
大和ホテルの隣は、旧満鉄病院。いまでも病院。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4a/e4/de642b461e53cfbd04d0d657940f2581.jpg)
大和ホテルから奉天駅までの道。
かつての奉天郵便局は、いまでも郵便局として使われている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/34/9f/dc6d6c5eea96fbdd0f0c319230951ee1.jpg)
久しぶりに見た。自転車に乗っている人民。
最近、上海では自分の足で漕ぐような乗り物は、外国人くらいしか乗っていない。
奉天駅。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/12/d2/21cb86db7818c1884bf3760e0b0621b0.jpg)
駅の中。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/74/e9/2bf8b757ede9807832ad9bcb2e7e9b9d.jpg)
改札からすぐにホームに行ける。
日本が設計するとこうなる。
中国が設計すると、人民が一極集中で殺到しないように、
ぐるぐる無駄な道を通るような設計になる。
奉天駅の前の道。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/76/ec/e8658b0a09881249d49e2976705115c5.jpg)
長距離列車駅の駅前にしては、比較的カオスではなかった。
そして、918記念館へ。918は満州事変のこと。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0d/e3/64ed18046870cd51bb7d22803dc16222.jpg)
無駄にデカいモニュメント。
こちらは当時の橋脚。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7c/7c/5e631f2e1fc66ecf4f9faa178025c981.jpg)
展示館の中身は、相変わらずのパネル展示。
まあ、当時の満洲はそれこそカオスだったわけなので、
中国側にもちゃんと資料が残っていないんだろう。
だが、それにしても、柳条湖の記念碑が、記念館の敷地の外に、
誰からも見捨てられたようにひっそりと立っていたのは、
共産党の歴史観を物語っているようだったぞ。
その後、瀋陽故宮博物院へ。
金の都がおかれ、満州族の皇帝たちは、北京の紫禁城よりもこちらを愛したと言う。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3e/95/41a8362dbb93e01559758dd1a1df2572.jpg)
人民とツバメが多かった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7e/f1/3eb41c17f70590f4e0788211efafe2b1.jpg)
建物の中は、カビの匂いなのだろうか、すごく妙な匂いがしていて、
気分が悪くなって早々に退散。
張作霖と張学良の私邸へ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/45/74/aa6641c0a76a5bc94ea21d7f1f4a7247.jpg)
西安事変のおかげで共産党の英雄になったかもしれないけど、
張さん、あなたの私邸は、贅を尽くし過ぎです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/67/f4/96e845d7cf4e3247af33946268989011.jpg)
やり過ぎでしょう。
今だったら倹約令にひっかかるし、だいたい当時の奉天市民や農民は、
100年分も税金を前納させられて、大変だったと思うよ。
そして、マネロン。
確かに私有の銀行を持っていたら、それこそ錬金術だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/78/71/cf00538c97c6876d903db8e1f8a761ff.jpg)
それにしても、蝋人形が好きな土地柄だ。
ここにもたくさんいた。
その後、ゆっくり昼食を食べて飛行場へ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2b/59/f7c5cea83e7ca28ba9519fb5b326d7f4.jpg)
相変わらず、遅れる。
1時間待ったのだが、ちゃんとアナウンスもされない。
まあ、これが中国だ。
奉天の人たちは、男性も女性も身体が大きくて、
この人たちにしてみたら、まさしく日本人は「小日本人」に見えただろう。
上海人みたいな薄っぺらい、ひょろひょろ体型の人たちに、
小さいと言われる筋合いはないといつも思うが、
ここであれば、納得する。
奉天は、満洲らしく、大地の広がりを感じる町だった。
でも、観光だったら大連のほうが面白いな。