ゆっくり読書

読んだ本の感想を中心に、日々、思ったことをつれづれに記します。

理解したくない

2014-06-07 15:11:47 | Weblog
久しぶりにクラシックが聞きたくなり、
リムスキー・コルサコフのシェヘラザード第3楽章を聞いている。
この次は、ラフマニノフの交響曲第2番の第3楽章にしよう。

人民解放軍が戦闘機を買うと言っているロシアの、
赤い革命の前に生まれた作曲家たちの曲だ。

上海に来てから、すっかりクラシックを聞く心理状態ではなくなったのだけど、
最近、周囲から中国語が減りつつあるため、内省的な感覚が戻ってた。

上海の会社では、毎月、その月生まれの人のお祝いして、ケーキを食べる。
老若男女、みんなの前でハッピーバースデイの歌をうたってもらい、
誕生日の人は一言はなして、ケーキのロウソクを吹き消す。
それを写真に撮って、みんなで喜ぶ。

幼稚園みたいなので、私は嫌いだ。
だが、中国人は大喜びだ。

上海在住の日本人の友人にこの話をしたら、
「中国人って、なんでそういうのが好きなのか未だ理解したくない」という返事で、
思わず爆笑してしまった。
理解できない、ではなく、理解したくない、という点。私と同じだ。

もう1つ、理解したくないことが昨日あった。
朝、私の席の固定電話が外線の転送を受けられないことが発覚した。
10時すぎに電話会社の人が来て、上海語であれこれ大騒ぎしていたんだけど、
私が聞き取れた範囲の上海語では、不思議なことを言っていた。

先週の終末、レイアウト変更後に電話配線を直したんだけど、
そのときに、私の席の周りだけ、ちゃんとやっていなかったらしい。
その理由は、先週末は雨が降っていたから、というもの。

え? 私の席は室内ですけど。
配線盤も屋外じゃないでしょう?

もう、まったく脈絡がなくて、よくわからない。
とにかく、自分の仕事が不完全だったことを他人に突っ込まれると、
何でもかんでも言い訳の材料にして、とにかくごまかそうとする。
で、社員の上海人のおばさんが、もっと言い返す。
それを、座って仕事をしている私越しに大声で行う。

彼らは、人が仕事をしていようがお構いなしに、どかどかやってきて、
ガーガー騒いで、荒らしまくる。

理解したくないので、とりあえず、
逃げた。