やっと読むことができました。
加藤仁『宿澤広朗 運を支配した男』(講談社、2007年)
サラリーマンとして、男として、頂点をきわめる寸前で急逝した宿澤広朗の、知られざる苦闘の生涯。天才ラガーにして名監督。巨大銀行専務取締役。
2006年に急逝した宿沢さんは、銀行マンでありながらラグビーの名選手で名監督であったわけですが、この本は銀行マンとしての宿澤さんにウェイトが置かれているのが特色といえます。
ちなみに、ラグビーでは宿沢、銀行では宿澤 だったらしいよ。
ラガーマンとしての業績は言うまでもないのでしょうが、銀行マンとしても一流、というか画期的業績をあげようとしていた矢先に急死されたことが惜しまれてなりません。
本当に本当に今さらですが。
詳しくは買ってでも読んでね、としか言いようもないのですが、営利企業としての銀行を運営しながら社会的貢献を目指す、その志の高さに頭が下がるばかりです。
ラグビー協会との軋轢に関する記述については批判もあるようですが、人生に疲れた皆さまにオススメしたい1冊です。
(*・∀-)ヨロシク☆
なお写真は、温泉卓球に興じるムスメーズ。
この春で、5年生と3年生になりました。
皆さまの近況など、お知らせください。
<昨今の出版状況>
4月8日、弱虫ペダル(39)。
4月17日、ましろのおと(13)、もぐささん(5)。
4月23日、ヒストリエ(9)、いとしのムーコ(7)。
そして5月22日は、少女ファイト(12)記念日ですよ。