映画鑑賞感想文

濫観っていうか、乱観っていうか・・・ポリシーないですけど(^^;

『最後の恋、初めての恋(最后的愛最初的愛)』 '03 中国&日本

2006-12-12 15:17:45 | Weblog
【スタッフ】
監督:当摩寿史
脚本:長津晴子、山村裕二
音楽:栗尾直樹、稲葉政裕
撮影:清水尚
【キャスト】
渡部篤郎、シュー・ジンレイ、ドン・ジエ、石橋凌、津田寛治、松岡俊介、筧利夫
【ストーリー】
自動車会社で車の設計の仕事をしていた早瀬は、同僚だった親友に婚約者を奪われ、まともに仕事もできないような状態になって上海へ転勤してきた。が、上海へ来てからも、早瀬の無気力で投げやりな態度は全く改善されない。ホテルで薬を飲み、フロント係りのミンの世話になったり、社で用意してくれた語学のレッスンに身が入らず、先生である女学生リンを怒らせたりもする。
が、彼と偶然に関わったミンとリンが姉妹だったことから、活発で明るいリン、静かで知的なミン、そして彼女たちの優しい父、三人の家庭に少しずつ迎え入れられ、早瀬の頑なに閉ざされた心が、少しずつ開いていく。が、早瀬のミンに対する気持ちが特別なものになりはじめた頃、早瀬はミンの抱えている病のことを知る。

【個人的感想】
ミンが良かったなぁ~・・・悲しみを湛えているんだけど毅然としていて。それに対して、リンのキャラが、とにかく元気一杯で憎めない我が侭さで。お父さんも、地味にだけど、しっかりと家族を支えていて・・・あったかい人だし。この家族は本当に好かった。
けど・・・早瀬さんは、ちょぉ~面倒臭い男だわ(爆)。ワタシだったら、関わりたくないと思っちゃうタイプのキャラだな。内面に、こういう葛藤がある人は、決して嫌いじゃないんだけど、それがまんま態度に出る男には、わたしゃ惚れないなぁ。個人的には、もっと虚勢を張っる人が好きなの。だから、早瀬の精神的再生というのに、大きく思い入れをもてない・・・ということは、この映画を十分に楽しめないってことになるんだよね。けど、とにかく、ミンが色んな意味で美しかったから、それで満足な映画でした(^^)。

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