映画鑑賞感想文

濫観っていうか、乱観っていうか・・・ポリシーないですけど(^^;

『間宮兄弟』

2009-07-25 15:27:09 | Weblog
2006年 日本
監督: 森田芳光
出演: 佐々木蔵之介、塚地武雅、常盤貴子、沢尻エリカ、北川景子

江國香織さん原作、ほ~。
実は、以前にも一度見たと思うの。もしかしたら、感想も書いたかも。けど、そんなに強い印象はなかった・・・今回も、それは同じ。一番印象に残ったことは「エリカ様って、こんなにつまらない役者さんだっけ」ってことだったりする(爆)。態度や素行が独特ってことで話題になってはいるけれど、女優さんとしては評価されている人だと思うんだけど・・・これは、かなり残念な出演作になったかもね(^^;。

間宮兄弟のキャストは好い取り合わせだと思うし・・・森田監督の撮り方もそれらしい味が出てるし・・・原作の世界観とかも面白いと思うし・・・悪くはないんだけど・・・けど、やっぱり・・・う~んダレちゃうよね(爆)。

というわけで、夜中にレンタルDVDで見るには好いんじゃないかと思う作品でした(^^;。
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『トレーニング・デイ』

2009-07-07 17:14:55 | Weblog
2001年 米
監督:アントワーン・フークア
出演:デンゼル・ワシントン、イーサン・ホーク、スコット・グレン、エヴァ・メンデス、トム・ベレンジャー

かなり話題になりましたよね。あのデンゼル・ワシントンが悪役ってことで。彼は、たしか、アカデミー主演男優賞も取りましたよね。けど・・・う~ん、わたしには、あんまり響いてこなかったな。正義感があり野心もある新人刑事のイーサン・ホークも、腕利だけど悪にまみれちゃってるベテラン刑事のデンゼル・ワシントンも、なんかハマッて見えなかったんですよね。
こういうテーマは、わたしのテリトリーの香港映画が、めちゃ上手いから、それでそんな風に感じちゃうのかな。ハリウッドでは、気だるさと哀しさと泥臭さが足りないんだなぁ~(^^;。
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『エリザベス ゴールデンエイジ』

2009-07-04 15:16:28 | Weblog
2007年 英
監督: シェカール・カプール
出演: ケイト・ブランシェット、ジェフリー・ラッシュ、クライヴ・オーウェン、サマンサ・モートン

前作の『エリザベス』、評判が良かっただけじゃなく、作る現場も良い感じだったんでしょうね。だから、10年近くの時を経て、同じキャスト&同じスタッフで続編を作ったんでしょうね。そういうの、個人的に、すごく好きなので、そう思いたいです(^^;。

基本的に、強い女性が好きです。エカチェリーナも好きですし、則天武后も好きですし、もちろんエリザベス一世も(^^)。だから、弱い部分や悲しい部分を描きながらも、エリザベス一世をキリッと描いてくれて、とても嬉しいです。

でも、ウォルター・ローリー卿と、プラトニックな関係にしたのはどうしてなんだろう・・・通説では、彼は女王の愛人ですよね。でも、まっ、それでエリザベスの切なさと孤独が際立つので、そこからスックと立ち上がる彼女が、より素敵には見えますが。それと「男って結局そうなのよね」ってのもリアルですし(爆)。

ちょっと嬉しかったのは、ラストの大切なシーンの一つにフランシス・ウォルシンガムとの絡み持ってきたことかな。ああいう友情(あえて主従関係とは捉えない)のは、とっても好きです。

最終的には、わたしも頑張ろうって思える・・・そんな映画でした(^^;。
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『王妃の紋章』

2009-07-02 14:35:37 | Weblog
2006年 中国 (日本公開 2008年)
原作:曹禺『雷雨』
監督:張芸謀(チャン・イーモウ)
出演:周潤發(チョウ・ユンファ)、鞏俐(コン・リー)、周杰倫(ジェイ・チョウ)、劉(リウ・イエ)

あいや~、さすがコン・リー(笑)。世間的には、チャン・イーモウの絢爛豪華セットが話題だったんですよね。あの北京オリンピックの開会式のチャン・イーモウってことで(^^;。で、わたしの周りでは、ジェイ・チョウが良いって評判でありました(^^)。

もちろん、たしかに、最近のチャン・イーモウらしい煌びやかな映像美はありました。これでもかってくらいに、ありました。で、ジェイ・チョウも、唯一まともな人物として、なかなか好演していました。でも、やっぱり、この映画の見所は、コン・リーですよ。あのド派手セットに負けない怨念のオーラ・・・コン・リーでなきゃダメだと思わせる迫力がありましたよね。

それから、意外に良かったのが、リウ・イエ。義母であるコン・リーとも通じ、一方では慕ってくれる御殿医の娘(李曼/リー・マン)ともヨロシクやってる、超情けない王子を、マジで苛々させてくれるほどの熱演でしたから(爆)。

地味に見所は、御殿医の妻(陳謹/チェン・ジン)の馬で疾走するシーン。彼女たち一家を、もう少し掘り下げても面白かったかもね。御殿医は、小物悪人かと思っていたら、意外に男気のある人物だったりすることですし(^^;。

でも、まっ、とにかく、この映画は『コン・リーを楽しむ映画』であります。わたしは、アジア映画ファンとして、彼女を誇りに思いますよ、はい(^^)。
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