『ルイーサ』

2008年 アルゼンチン
監督：ゴンサロ・カルサーダ
出演：レオノール・マンソ、ジャン・ピエール・レゲラス、マルセロ・セレ、エテル・ロージョ

墓地を管理する会社に勤めて30年のルイーサは独身で60歳。アパートで猫のティノと暮らしていた。でも、ある日突然、ろくな退職金も貰えず職を解雇され、お手伝いの副業もクビになり、ティノまで亡くなってしまう。ティノの埋葬費用すら手元にないルイーサは、生きるために、そしてテイノの葬式費用を捻出するため、見よう見まねで詐欺まがいの仕事をし始めてた・・・

キレイなものが全く登場しないんだよなぁ～、物質的にも精神的にも(^^;。まぁ、最後になって、少し人との繋がりが生まれて、そこが救いなのかな(^^)。

一つイイと思うのは、どんなになっても生きていくことに疑問を持たないというところかな。哲学的に悩んだり虚無的になったりしない。生きること暮らすことに、よけいな修飾をつけないで、当たりまえに必死に生きることに専念する。すごいなって思った。


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