映画鑑賞感想文

濫観っていうか、乱観っていうか・・・ポリシーないですけど(^^;

『ザリガニの鳴くところ』

2024-04-26 14:38:13 | Weblog

2022年 米

監督:オリビア・ニューマン

出演:デイジー・エドガー=ジョーンズ、テイラー・ジョン・スミス、ハリス・ディキンソン、マイケル・ハイアット、スターリング・メイサー・Jr.、デビッド・ストラザーン

 

人気のない湿地で、町の裕福な家庭の青年チェイスの変死体が発見される。警察は犯人事件とみなし、幼いころから湿地で一人暮らしてきたカイアを逮捕、起訴する。父の暴力に耐えかねた母が家を出、兄弟たちも次々に家を逃げ出し、最後には父も姿を消し、彼女は6歳で一人ぼっちになった。町の雑貨店の夫婦と、友達のテイトだけが、彼女の味方だった。そんな彼女に偏見しかもっていない陪審員たちを前に、彼女の弁護士は、彼女に対する偏見を捨てるよう主張するが・・・

 

原作は読んでないけど、話題になっていたので、この映画を楽しみに見ました。でも、なんだろう、この違和感。主人公である"湿地の娘"カイヤが、なんとも"らしく"なく感じられて、すべてが嘘くさく見えてしまうのです。これも、わたしの偏見なのかな。親に捨てられ、6歳からたった一人、湿地で暮らしている女の子は美人じゃいけない、キレイな洋服を着ていてはいけない、知的であってはいけない・・・いや、そういうことではないんですよ・・・キレイな服以外、そんなことはどうでもいい。ただ"湿地の娘"は特別であってほしいという偏見は、たしかにあります。特別な力と魅力があって欲しい・・・と。でも、映画のカイヤは、普通の女性として魅力的ではありますが、わたしが求める"湿地の娘"が備えているだろう特別な魅力は感じられませんでした。

たしか、Audibleにあったはず『ザリガニの鳴くところ』。聴いてみようかな。こんなはず、ないと思うんだもの・・・

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