映画鑑賞感想文

濫観っていうか、乱観っていうか・・・ポリシーないですけど(^^;

『愛しのアイリーン』

2019-09-28 16:45:07 | Weblog
2018年 日本
監督:吉田恵輔
出演:安田顕、ナッツ・シトイ、河井青葉、ディオンヌ・モンサント、福士誠治、 品川徹、田中要次、伊勢谷友介、木野花、桜まゆみ、左時枝

農家の一人息子である岩男は、農業を親に任せ、パチンコ店で努めている。40歳を越えて、まだ独身だが、気が弱く奥手な彼は、女性と上手く接することができない。42歳の誕生日に、同僚の吉岡愛子に優しくされて、すっかりその気になるが、結局はフラれてしまい、自暴自棄になり、誰にも言わずフィリピンの集団見合いツアーに参加し、アイリーンというフィリピンの女性を嫁として連れ帰る。突然のことに、彼を溺愛する母は、猛反対してアイリーンを家に入れようとしない・・・

予想していたのと全く違う展開で・・・途中、どうしたものかと途方に暮れてしまった。それでも最後まで見て・・・ん~、若干の救いはあったかな・・・絶望だけではないかな・・・それにしても・・・。この映画に関しては、わたしのような見方(内容を全く知らずに見る)が好いような気がするので、詳しい感想は書きませんが・・・見て欲しいとも思うけど、すすんでおススメもしにくいような・・・ん~、ご自分で見てご自分で感じてくださいとしか言えない映画ですね。


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『生きてるだけで、愛。』

2019-09-17 16:28:19 | Weblog
2018年 日本
監督:関根光才
出演:趣里、菅田将暉、田中哲司、西田尚美、松重豊、石橋静河、織田梨沙、仲里依紗

本人曰く鬱病で、人との関係がうまく築けず、働きたくても働けず、自分自身を持て余している寧子。コンパで出会い、酔って足手まといになっているのを世話してくれた津奈木と同棲し始めたが、何もかも受け入れ、自分に何も要求しない彼に対して、自分と真剣に向き合ってくれていないのではないかという苛立ちを感じていた。ある日、突然、津奈木の元カノと名乗る女が現れ、ただの成り行きで津奈木に寄生しているなら別れてよと言われる。そして、別れるための第一歩として、働いて収入を得るようにとバイトを斡旋されてしまうのだが・・・

いや~、けっこう少なくない人たちが、思春期の自分を振り返って、寧子的な部分があったなぁ~と、恥かしくも懐かしく振り返ると思うのだけど、ここまでメンドクサイとこりゃもう付き合いきれないよね(^^;。そういう意味で、寧子さんのキャラって、極端に振り切れてはいるけど、程度を軽くすればものすごく有り勝ちな心模様だと思うのですよ。でも、津奈木て人物はどうなのかな。わたしは、こういう人に会ったことがない。わたしの夫を始め、メンドクサイ女好きの男は知っているけど、津奈木のようではないものなぁ~、彼らは。津奈木という人は、いったいどういう人なんだろう、ほんと不思議。不思議と言えば、仲里依紗さん演じる元カノもリアルさがなくて面白いキャラだなぁ。仲さんの表情の作り方が、顔つきからして嫌な女で、それが滑稽で、なんかだんだん哀しくて可笑しくて、最終的には、結構好きかもって思っちゃいました。一番気持ち悪いのは喫茶店を経営している夫婦。めっちゃイイ人なのかなって思ったら、めっちゃ不気味というか気持ち悪い人たちだった。でも、これがリアルなイイ人の姿なのかな(爆)。少なくても、ある一面は暴露しているってことなのかな。まあ、主演二人の熱演をみれば、文句は言えなくなりますね。よく頑張りました(←何様が言ってるんだか(^^;。)


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