2022年 中国
監督：ダニエル・リー
出演：馮紹峰(ウィリアム・フォン)、胡軍(フー・ジュン)、金晨(ジン・チェン)、王慶祥(ワン・チンシャン)
曰くのある地図に関わったため一族が皆殺しにされ、幼いユアンは一人生き残った。暗殺者集団の離恨谷に身を寄せ、いつか一族の恨みを晴らそうと、暗殺者としての修行を積み、離恨谷の四大刺客の1人である"青の修羅"と呼ばれるまでに成長した。しかし、谷からのある指令を果たす中で、因縁の地図が絡んでいることを知り・・・
胡軍のキャスティングが絶妙でしたね。彼って、なんとも善人顔じゃないですか。何か企むなんて似合わない顔でしょ。でも、それがそのまま活かされた役を演じることもあれば、それを逆手に裏切る役柄の時もある。今回はどっちだぁ～・・・と、最後まで引っ張られて、作り手の思惑に見事にはまりました(^^;。さて、どうだったのか・・・それは、ご自身でご覧になって確かめてください(^^)。
1965年 日本
監督：中平康
出演：芦川いづみ、高橋昌也、山本陽子、中尾彬、浦辺粂子、草薙幸二郎、沢村貞子
父に代わって一家を支え、母や姉弟の面倒を見ている島子は、気が付けば三十歳、会社では婚期を逃したと陰口を叩かれ、内心とても傷ついていた。家でも、妹に恋人ができて、いっそう取り残された気持ちになり、思い切って結婚相談所を訪ねたのだが、そこは結婚相談所とは名ばかり、裏で売春を斡旋していた。何も知らない島子は、所長の策略にはまってしまい、気が付けばコール・ガールとして働くことになってしまった・・・
大好きなの、芦川いづみちゃん！ 大女優さんに"ちゃん"なんて失礼なんだけど、わたしにとっては永遠に"裕さん(石原裕次郎さん)の相手役の可愛いお嬢さん"なのだ。裕さんの相手役といえば、奥さんの北原三枝さんも素敵。ただ、北原さんはクールな大人の女な感じなのに対して、いづみちゃんはとってもチャーミングなお嬢さんで・・・二人の違いがまた、絶妙でよかったのですよね(^^)。その後、若手の女優さんが次々に出てきて、いづみちゃんが脇でヒロインを支えるような役をよくやるようになって、わたしとしてはちょっと残念だったのだけど・・・この役は、そんなころの試行錯誤の表れなのかな。いづみちゃんがコール・ガール役なんて、痛々しくて泣いちゃうっ!!って思ったのだけど・・・熱演してらっしゃる姿を見ると・・・女優としての覚悟みたいなものを感じて、むしろ嬉しくなりました。とはいっても、今の感覚からすると、とっても大人しい表現ですけど・・・当時としては頑張ったよね、うんっ!!
