映画鑑賞感想文

濫観っていうか、乱観っていうか・・・ポリシーないですけど(^^;

『レッド・バロン』

2013-09-13 19:03:29 | Weblog
2008年 独
監督:ニコライ・ミューラーショーン
出演:マティアス・シュヴァイクヘーファー、レナ・ヘディ、ティル・シュヴァイガー、ジョセフ・ファインズ、フォルカー・ブルッヒ

知る人ぞ知る、一次世界大戦中の撃墜王、マンフレート・フォン・リヒトホーフェンの半生を描いた映画。エースパイロットは自らの機体を自分の好きな色に塗ることが許されるが、リヒトホーフェン男爵家の長男として生まれたマンフレートは、撃墜王としての名声を得てから愛機を鮮紅色にしていたため、レットバロンと呼ばれ、味方はもちろん敵にも尊敬されていた。

リヒトホーフェンを美化して描いているから、それでヨシ(爆)。ハンサム、実は殺し合いなんかは嫌いで仲間思い、女性に対してはシャイで・・・文句なしのイイ男に描かれている。けっこう、けっこう。
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『極道めし』

2013-09-13 18:54:54 | Weblog
2011年 日本
監督:前田哲
出演:永岡佑、勝村政信、落合モトキ、ぎたろー、麿赤兒、木村文乃、田畑智子、田中要次、 木下ほうか、瀬川亮、でんでん、木野花、内田慈、駿河太郎

刑務所の同房になった受刑者たちが、正月の御節料理をかけて、とっておきの思い出飯を披露しあう話。

基本的にイイ感じなのだけど、起伏というか盛り上がりに欠けるので、頼りなく感じられます。
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『SRサイタマノラッパー』『SRサイタマノラッパー2女子ラッパー☆傷だらけのライム』

2013-09-13 18:42:32 | Weblog
2009年 2010年 日本
監督:入江悠
Ⅰ出演者:駒木根隆介、みひろ、水澤紳吾、杉山彦々、奥野瑛太、益成竜也、配島徹也、上鈴木伯周
Ⅱ出演者:山田真歩、安藤サクラ、桜井ふみ、増田久美子、加藤真弓、駒木根隆介、水澤紳吾、岩松了

Ⅰは、埼玉の男子たちのラップチームの話で、Ⅱは群馬の女の子たちのラップチームの話。決してサクセスストーリーではなく、そこここに転がっていそうなリアルな若者たちの物語。

Ⅰは低予算映画として高く評価するし、これから自分たちで映画を撮りたいと思っているお金のない人たちにはお勧めの映画だと思います。最後のラップでの対話も、切なく胸にグッときますよ。けど、あくまでも「低予算で撮ったにしては」の域は超えてないかな・・・うん。で、Ⅱは、チープさが魅力ではなく欠点になってしまった気がします。こういう映画は、同じグレードで重ねてはダメだよね。二匹目のドジョウはいないって実感しました。
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『電人ザボーガー』

2013-09-13 18:30:00 | Weblog
2011年 日本
監督:井口昇
出演:板尾創路、古原靖久、山崎真実、宮下雄也、佐津川愛美、渡辺裕之、柄本明、竹中直人

第1部 たたかえ! 電人ザボーガー!
父から受け継いだスーパーロボット電人ザボーガーとともに悪のサイボーグ組織Σと戦う秘密刑事大門豊は、なんとΣのミスボーグと心通わせるのだが・・・
第2部 耐えろ大門! 人生の海を!
一部の25年後。秘密刑事を辞めた大門は、ただのオッサンになりはてていたが、そんな彼の前に再びΣの幹部が現れる・・・

真面目にバカバカしいことをするの、決して嫌いじゃないです。で、この映画はマジでバカバカしいのだけど・・・好きではなかったなぁ~。難しいんだよね、バカバカしさの加減って・・・それぞれの人の基準も異なるだろうしね。
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『孫文の義士団』

2013-09-12 18:48:25 | Weblog
2010年 香港&中国
監督:陳徳林(テディ・チャン)
出演:甄子丹(ドニー・イェン)、黎明(レオン・ライ)、謝霆鋒(ニコラス・ツェー)、范冰冰(ファン・ビンビン)、王学圻(ワン・シュエチー)、梁家輝(レオン・カーフェイ)、胡軍(フー・ジュン)、曾志偉(エリック・ツァン)、クリス・リ、任達華(サイモン・ヤム)、周韻(チョウ・ユン)、王柏傑(ワン・ポーチエ)、カン・リー、メンケ・バータル

清朝を倒すべく武装蜂起の密談をするため、香港に孫文がやってくるとの知らせが入る。清朝側は500人の暗殺団を組織し孫文を待ち受け、革命派は彼を守るための少数精鋭の義士団を結成した・・・

キャストを目にした時点では、オールスター過ぎて目移りして集中できないじゃないかって思いましたが、意外にそのオールスター加減がジワジワと効いてくる映画でした。危惧したような大作の落とし穴には嵌りこんでなかったです。で・・・ニコ、こういう出来る先輩たちの中で、こういう役を演じるのはとても好いことだと思うよ(^^)。勉強になるし、成長できると思うし、いい選択をされたと思います。
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『レディージョーカー』

2013-09-12 18:18:58 | Weblog
2004年 日本
監督:平山秀幸
出演:渡哲也、徳重聡、吉川晃司、國村隼、大杉漣、吹越満、加藤晴彦、菅野美穂、岸部一徳、長塚京三、清水綋治、辰巳琢郎、外波山文明、矢島健一、松重豊、谷津勲、綾田俊樹、永岡佑、斎藤千晃、島ひろ子、菅田俊

大手ビール会社の社長が、レディ・ジョーカーを名乗る犯人に誘拐され、身代金20億円が要求される。ビール会社は表に出せない裏事情を抱えており、警察の目を盗んで犯人と取引し、事件を穏便におさめようとするが、犯人の本当の目的は・・・

役者さん一人一人は好いんだけどなぁ。全体をセピアにして淡々と描くのも悪くはないと思うんだけど。なんだろう・・・社会性が高い内容なのに、その部分が何一つ掘り下げられていないように感じられて、なんだかなぁ~って気がする。俳優名鑑というか、役者さんのカタログとして良くできている映画。で・・前にも観た気がするんだけど・・・そんなことなかったろうか(^^;。
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『狼たちの報酬』

2013-09-12 18:08:05 | Weblog
2007年 メキシコ&米
監督:ジェホ・リー
出演:フォレスト・ウィテカー、ブレンダン・フレイザー、サラ・ミシェル・ゲラー、ケヴィン・ベーコン、アンディ・ガルシア

生真面目な銀行員が、偶然耳にした百長賭博の情報を信じて大金を賭けたものの失敗。やばい筋からの多額の借金だけが残り、銀行強盗を企てる・・・から始まる、チェーンタイプのオムニバス。

定番ではないけど、ありがちにエピソードが集まっている感じかな。でも、役者さんが好いし、決して悪くない・・・ということはたぶん、描き方も失敗ではないんだろうけど・・・。もうちょっと何かに拘ってくれたら、もっと面白く見られたのかも。
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『ステキな金縛り』

2013-09-12 17:59:55 | Weblog
2011年 日本
監督:三谷幸喜
出演:深津絵里、西田敏行、阿部寛、竹内結子、浅野忠信、草なぎ剛、中井貴一、市村正親、小日向文世、小林隆、KAN、木下隆行、山本亘、山本耕史、戸田恵子、浅野和之、生瀬勝久、梶原善、阿南健治、近藤芳正、佐藤浩市、深田恭子、篠原涼子、唐沢寿明

無実を主張する殺人事件の被告。彼のアリバイを証明できるのは、事件当夜、彼の上に圧し掛かっていた落ち武者の幽霊だけ。絶対絶命の裁判で、彼を担当する弁護士のエミは、その落ち武者の六兵衛を証人として召喚する。

最初は何だかなぁ~と思ったんだけど、三谷映画でお馴染みの達者な役者さんたちがチョコチョコ顔を出し、悔しいけどそれが面白いし、結局は楽しんじゃったかなと思います(^^;。楽しかったけど、なんかモヤモヤします(爆)。
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『神様のカルテ』

2013-09-12 17:58:32 | Weblog
2011年 日本
監督:深川栄洋
出演:櫻井翔、宮崎あおい、要潤、吉瀬美智子、岡田義徳、朝倉あき、原田泰造、西岡徳馬、池脇千鶴、加賀まりこ、柄本明

地方の大きな民間病院で働く内科医の栗原は、ゆっくり寝る時間もなく慌ただしく毎日を過ごしている。そんな彼に大学病院からの誘いが。患者に近い場所で地域医療に努めるか、大学病院で先端医療に従事するか、栗原の心は揺れる。しかし、一人の末期癌の患者さんと真摯に向き合うことで、栗原は自分の選ぶべき道を見つけるのだった。

ちょっとアザトイかなぁと思いますよね。キャラ設定とかもね。櫻井君をキャスティングしたことも、奥さんに宮崎さんを持ってきたことも併せてね。でも、不思議とそれが許せるのは、この映画の根っこに悪意がないからかもしれない・・・そんな気がしました。
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『サンザシの樹の下で』

2013-09-05 17:17:58 | Weblog
2010年 中国
監督:張芸謀(チャン・イーモウ)
出演:周冬雨(チョウ・ドンユィ)、竇驍(ショーン・ドウ)、奚美娟(シー・メイチュアン)、李雪健(リー・シュエチェン)、成泰燊(チェン・タイシェン)、孫海英(スン・ハイイン)

文化大革命の頃、上山下郷運動によって都会の高校から農村に実習にやってきたジンチュウはスンと出会い恋をする。けれど、彼女の置かれている状況は、恋などに現をぬかせるようなものではなかった。父は反革命分子と見なされ投獄、母は慣れない重労働に疲れ果てており、真面目で優秀なジンチュウが党に認められ教職に就くことだけが家族の窮状を救う道だったのだ・・・

個人的な嗜好の問題ですが、つなぎを文章で処理するのは好みじゃないんですよね。けど、切なく可愛い純愛は、哀しくも美しくて好いのではないでしょうか。なにか昔の日本映画のガラス越しの接吻とか、そういう今の時代には無くなってしまった純愛を描いた映画ですね。
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