映画鑑賞感想文

濫観っていうか、乱観っていうか・・・ポリシーないですけど(^^;

『理由』

2011-11-05 11:36:41 | Weblog
2004年 日本
監督:大林宣彦
出演:柄本明、渡辺えり、真鍋卓也、菅井きん、寺島咲、山田辰夫、風吹ジュン、厚木拓郎、赤座美代子、永六輔、村田雄浩、麿赤兒、東郷晴子、綾田俊樹、古手川祐子、加瀬亮、大和田伸也、松田美由紀、久本雅美、多部未華子、岸部一徳、峰岸徹、吉行由美、裕木奈江、小林聡美、風見章子、南田洋子、勝野洋、片岡鶴太郎、宮崎将、宮崎あおい、伊藤歩、左時枝、細山田隆人、ベンガル、加藤智恵理、立川談志、中江有里、小林稔侍、石橋蓮司、柳沢慎吾、島崎和歌子

とあるマンションで起こった転落死、そこから発覚した一家惨殺事件・・・その真相を、数多くの関係者からのインタビュー映像を中心に、ドキュメンタリータッチであぶりだす・・・

宮部みゆきさんの直木賞受賞作品を、大林監督が映画化し、知名度の高い役者さんが多数出演しているのだから、面白くないはずはない・・・と思ったら、これがそうはいかないのが、映画の難しさであり、面白さなんでしょうね(^^;。

なんなんでしよう・・・策士策に溺れた結果なんでしょうか・・・正直、ツマラナイと感じてしまいました。ドラマ性より、ドキュメンタリー色に拘っているわけですから、そこに物語がないんですよね。だから、登場人物の誰にも感情移入できない。じゃあ、なにか事件そのものに特別性があるかというと、ありそうに始まっておきながら、さしたる深みもない。じゃあ、反対に、普遍性があるというと・・・そうしう視点でもない。ん~・・・ディナーを食べに行ったら、乾きものを出されたって、そういう後味でした(^^;。


『OBERON日記』
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『生声日記』
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