映画鑑賞感想文

濫観っていうか、乱観っていうか・・・ポリシーないですけど(^^;

『リミット・オブ・コントロール』

2011-07-31 12:32:11 | Weblog
2009年 アメリカ&スペイン&日本
監督:ジム・ジャームッシュ
出演:イザック・ド・バンコレ、アレックス・デスカス、ジャン=フランソワ・ステヴナン、ルイス・トサル、ティルダ・スウィントン、工藤夕貴、ガエル・ガルシア・ベルナル

「自分こそ偉大だと思っている男を殺れ」というミッションが、コードネーム「孤独な男」に下される。彼に必要な情報は、次々に接触してくる、同業者(?)たちからもたらされる。そして、彼は、ターゲットに辿りつき・・・

よく分からんなぁ~。まったくもって、よく分からん。これを、それらしく解説できる人たちが、映画評論家として食っていける人たちなんだろうなぁ~・・・少なくても、わたしには無理だ(^^;。

けど、なんていうんだろう・・・センスが好いなとは思う。まったく意味不明だけど・・・センスは好いと思う。だから、一応、最後まで見ちゃうんだな・・・で、なんか、ジム・ジャームッシュ監督に、負けた気がする(爆)。ちなみに・・・カメラは、ドイルだった(^^;。

『OBERON日記』
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『生声日記』
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『旅日記』
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『プチ幸せ日記』
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『牛の鈴音』

2011-07-31 12:08:04 | Weblog
2009年 韓国
監督:イ・チュンニョル
出演:チェ・ウォンギュン、イ・サムスン

ドキュメンタリー映画。老いた農夫のチェさんは、奥さんと一緒に、ずっと牛を使って農業を営んでいる。この機械化の時代に、頑固に牛を使い続けている。奥さんは、それが不満で、いい加減にしてよ、牛を大事にして、わたしを殺す気なのと文句を言うのだけど、チェさんにとって、この牛は特別な存在なのだ。けれど、牛の寿命は15年ほどだと言われているのに、もう40年も生きているチェさんの牛も、さすがに今年の冬を越すことはできないだろうと、獣医に宣告された・・・

なんだろう・・・なんだろう・・・なんか、よく分からないけど、泣ける(^^;。捻くれ者のワタシでも、気がついたら、なんか泣いてる。感動してるというのとも違う・・・だから、号泣しているわけじゃない・・・なんか、自分の心の動きが良く分からない・・・すごく静かな漣のような・・・だから、とってもササヤカな・・・けど、確かに感じる何があるんだと思う。

饒舌なワタシだけど、この映画に関しては、あえて語るのを止めようと思う。言葉には言葉の力があり、わたしは、それを決して否定しないけど・・・この映画で感じることは、言葉にするのが相応しくないものなんだと思う。たぶん、見て損はないと思う・・・よかったら、ご自分の眼で確かめて欲しい。

『牛の鈴音』
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『南極料理人』

2011-07-30 12:35:01 | Weblog
2009年 日本
監督:沖田修一
出演:堺雅人、生瀬勝久、きたろう、高良健吾、豊原功補、西田尚美、古舘寛治、黒田大輔、小浜正寛、小野花梨、小出早織、宇梶剛士、嶋田久作、中川飛紀、石毛孝太郎、高橋まりの、菅原明展、守屋文雄、内田慈、根本江理子、伊庭野由樹

南極大陸のドームふじ観測拠点で越冬する、南極観測隊員八人を、給食担当の西村淳を軸に描いた映画・・・なんですが、何か事件や事故って起こったっけ? 事件や事故どころか、隊員間にも隊員と留守家族の間にもさしたる波風もたたず・・・これが、映画が成立しているのが不思議・・・でも、成立してるんだなぁ~(^^;。南極の風景と・・・料理と・・・出演者たちの力の抜けた芝居が・・・なんか好かったなぁ。


『OBERON日記』
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『のら猫の日記』

2011-07-30 12:04:48 | Weblog
1996年 米
監督:リサ・クリニューガ
出演:メアリー・ケイ・プレイス、スカーレット・ヨハンソン、アレクサ・パラディノ、ディーン・シルヴァーズ、マーレン・ヘッチ、フォレスト・シルヴァース、タイラー・シルヴァース、リサ・シャンピオン、グレン・フィッツジェラルド、ノヴェラ・ネルソン、
スーザン・デッカー、マーラ・ザク、ベビー・ストア

ローは16歳。里子に出された妹マニーを誘拐し、二人きりで車の旅に出る。生活費やガソリン代は、万引きしたり、ローが男と寝たりしながら稼ぐ生活。それでも、二人でいられるならいいと、二人は思っていた。けれど、ある日、ローが妊娠していることが分かる。二人は、ローの出産を手伝わせようと、マタニティ・ショップの店員のエレインを誘拐・監禁するのだが・・・

小品として好いね(^^)。ベタベタしてなくて、押し付けがましくないのが好いです(^^)。二人の姉妹、考えてみれば厳しい境遇だし、エレインも孤独をかかえた女性だと思うんだけど、そういうのを、あえて深く描こうとはせず、どちらかというとコミカルな感じで描いているのが、わたしは好きでした。



『OBERON日記』
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『誰がため』

2011-07-28 16:13:56 | Weblog
2008年 デンマーク
監督:オーレ・クリスチャン・マセン
出演:トゥーレ・リントハート、マッツ・ミケルセン、クリスチャン・ベルケル、スティーネ・スティーンゲーゼ、ハンス・ツィッシュラー、 ピーター・ミュウギン、ミレ・ホフマイーヤ・リーフェルト

第二次世界大戦の頃のデンマーク。ナチス・ドイツの占領下、レジスタンスとして戦っている男たちの話・・・っていうのは、ぼんやり覚えているのですが、見事なまでに、印象が残ってなくて・・・どうしたもんでしょう(^^;。

信念をもって、非情といわれるようなことにも手を染めるけど、ある時、白いテーブルクロスに、ぽたりと一滴おちたインクのシミみたいに、『本当に俺のしていることは正しいのか』という疑念が心に取り付いて、どうしようもなく広がっていくときの心理描写・・・なんていうのは、正直、大好物のはずなんだけど・・・ほんとに、何も覚えてない。

ただ、もし、とってもつまらなかったら、それってほどほどに面白かったより覚えているものだから、ツマラナクはなかったのだと思います・・・って、何のフォローにもなっていませんが・・・とりあえず、見たという記録だけ、残しておきます(^^;。

『誰がため』公式サイト
http://www.alcine-terran.com/tagatame/



『OBERON日記』
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『読書感想文』
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『観劇日記』
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『一切合財・言葉考』
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『木のない山』

2011-07-28 16:13:28 | Weblog
2008年 韓国
監督:キム・ソヨン
出演:キム・ヒヨン、キム・ソンヒ、イ・スア

母は、一人で二人の娘ジンとビンを育てていたが、どうにも生活ができなくなり、居なくなった夫(二人の父)を探すといって、娘たちを夫の姉に預け、どこかに行ってしまった。ジンとビンは、ブタの貯金箱に小銭がいっぱいになったら迎えにくるといった母の言葉を信じて、イナゴを焼いて売ってみたり、お札を小銭に両替してもらったりして、貯金箱をいっぱいにしたのだが、母は迎えに来てはくれなかった。それどころか、二人の面倒をみていた叔母さんも、彼女たちの世話を嫌がり、田舎のお祖母さんののところへ連れて行かれる・・・

見ていて楽しいものではないのは確かなんだけど・・・なんだか、じっと見続けてしまうんですよね。それだけ、この映画に力があるってことかな。ドキュメンタリー風に作ってあって、子どもたちの様子にも、最後に子ども達が連れて行かれるお祖母ちゃんちの周りの自然にも、説得力があるっていうか・・・巧さとか、美しさではなく・・・なんて言えばいいだろう・・・背中のほうから胃に入り込んでくるようなリアルな感じ・・・ああ、逆に伝わらないな(^^;・・・とにかく、じわじわじわって捉まえられる映画だと思います(^^)。



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『処刑人』『処刑人2』

2011-07-19 17:42:27 | Weblog
1999年 米
監督:トロイ・ダフィー
出演:ショーン・パトリック・フラナリー、ノーマン・リーダス、ウィレム・デフォー、ビリー・コノリー、デヴィッド・デラ・ロッコ、デヴィッド・フェリー、ブライアン・マホニー、ボブ・マーレイ、リチャード・フィッツパトリック、スコット・グリフィス、マシュー・チャフィー、ロバート・イートン、ジェラルド・パークス、ジョナサン・ヒギンズ、カーロ・ロータ、ロン・ジェレミー、ローレン・ピーチ、カーメン・ディステファノ、トム・バーネット、アンソニー・クリソストモス

双子の兄弟のマーフィーとコナーは、敬虔なカトリック教徒。聖パトリックの日に、なりゆきでロシアン・マフィアをやっつけた彼らは、拘置されている留置所の中で、悪を成敗せよという神の啓示を受ける。そして、正当防衛が認められ、釈放された彼らは、神の指示通り、悪者を退治していくのだったっ!!


2009年 米
監督:トロイ・ダフィー
出演::ショーン・パトリック・フラナリー、ノーマン・リーダス、クリフトン・コリンズ・Jr、ジュリー・ベンツ、ビリー・コノリー、ピーター・フォンダ、ジャド・ネルソン、ボブ・マーレイ、ブライアン・マホーニー、デヴィッド・フェリー、ボブ・ルービン、デヴィッド・デラ・ロッコ、スウィーニー・マッカーサー、トム・バーネット、ジェラルド・パークス、ドウェイン・マクリーン、ハワード・フーバー

『処刑人Ⅱ』公式サイト
http://boondock2.jp/


完全に『処刑人』の続編。特に、筋立ても変わってないです(^^;。


最初に『処刑人』を見たとき、「ひゃ~っ!!おもっしれぇ~っ!!大好き!!」って思ったんですよね。おちょっくってるような、ふざけた感じのカッコよさも嫌いじゃないし・・・超好みの映画だわって。でもね・・・見ているうちに、なんか飽きちゃうの・・・どうしてだろう(^^;。ただし、二人に協力してくれるFBI捜査官のウィレム・デフォーにだけは飽きなかったです(^^)。

でも、Ⅱでは、そのデフォーの出番がカメオだけで、残念しごくでした。後任の女性捜査官も悪くなかったし、彼女の下につく所轄刑事さんたちも、スリーアミーゴス的に面白くて好かったんですが、やっぱりデフォーのインパクトには敵わないもかな、もう、デフォーさん、二枚目はやらないのかな(^^;。


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『僕らのワンダフルデイズ』

2011-07-19 17:30:31 | Weblog
2009年 日本
監督:星田良子
出演:竹中直人、宅麻伸、斉藤暁、稲垣潤一、段田安則、浅田美代子、紺野美沙子、貫地谷しほり、塚本高史、田口浩正、賀来千香子、宇崎竜童、柏原収史、田中卓志、山根良顕、佐々木すみ江

入院先の病院で、偶然に医師の話を盗み聞いてしまい、自分は余命いくばくもないと思い込んだ中年男が、自分が最も輝いていた高校生時代のワクワクを、もう一度味わいたいと、かつてのバンド仲間を巻き込んで、思い出のバンド『シーラカンズ』を再結成する!!

ストーリーとキャストを見て、なんとなく想像した、そのままの映画です。良い意味で、期待を越えることなく期待を少しも裏切ることなく、そのまんま期待したまんまに出来上がってる映画です。こういう映画があっていいんじゃないかな・・・そう思います、はい(^^)。


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『ロング・エンゲージメント』

2011-07-19 17:12:18 | Weblog
2004年 仏
監督:ジャン=ピエール・ジュネ
出演:オドレイ・トトゥ、ギャスパー・ウリエル、ドミニク・ピノン、シャンタル・ヌーヴィル、ジェローム・キルシャー、ドニ・ラヴァン、クロヴィス・コルニヤック、ドミニク・ベテンフェルド、マリオン・コティヤール、ジャン=ピエール・ダルッサン、ジョディ・フォスター、アンドレ・デュソリエ、ティッキー・オルガド、ジャン=ピエール・ベッケル、アルベール・デュポンテル、チェッキー・カリョ

兵役を逃れるため、故意に怪我をした罪により、処刑されるはずのフランス兵5人は、激しい戦闘の中、ドイツ軍と自軍の中間地帯に放置される。当然、だれしもが全員死亡したものと思い、そのように手続きされたが、兵士の一人マネクの婚約者のマチルドが、どうしても彼の死を受け入れず、彼の行方を突き止めるべく、その時そこで何が起こっていたかを、生存者を訪ねて突き止めようとする・・・

ちょっと御伽噺的な雰囲気なんですよね・・・それに嵌れば、楽しめるんじゃないかな。わたし的には、テンポが合わなくて、いくぶんダルかったです。悪くはないけど、好みじゃなかった・・・そんな感じです(^^;。



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『しあわせのかおり』

2011-07-10 16:08:04 | Weblog
2008年 日本
監督:三原光尋
出演:中谷美紀、藤竜也、田中圭、甲本雅裕、平泉成、八千草薫、下元史朗、木下ほうか、山田雅人

貴子は、彼女が勤務するデパートに出店して欲しいと、小さいけれど地元の有名店である小上海飯に通って、店主の王を説得するのだが、王は良い返事をくれない。それでも粘り強く店に通い続ける貴子は、やがて仕事を忘れて王の味に惚れこむ。しかし、ある日突然、王が倒れ、退院後も体に麻痺が残って、店を続けることが困難になってしまった。すると、貴子はデパートをやめ、王の店を手伝わせて欲しいと言い出す・・・

ん~・・・料理も主要なキャストで・・・それは美味しく撮れていると思うんだけど・・・主演の中谷さんがねぇ~・・・美しすぎるのかな(^^;。熱演は分かるんですよ・・・だから、悪く言いたくはないんだけど・・・最近の中谷さんって、いつも"熱演するが美しさが邪魔をしている"って感じになっちゃってますよね・・・どうしたら良いんだろうな(^^;。

藤竜也さんは好かったけど・・・こういう役を、巧く演じている藤さんをみるにつけ・・・『愛のコリーダ』の頃の藤さんが懐かしくなるなぁ(^^;。

『しあわせのかおり』公式ブログ
http://blog.cinemacafe.net/shiawase-kaoru/cat13/




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『民生・児童委員 日記』
http://ameblo.jp/oberon-b

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