映画鑑賞感想文

濫観っていうか、乱観っていうか・・・ポリシーないですけど(^^;

『劇場版 MOZU』

2016-10-20 14:56:08 | Weblog
2015年 日本
監督:羽住英一郎
出演:西島秀俊、ビートたけし、香川照之、真木よう子、伊勢谷友介、松坂桃李、長谷川博己、小日向文世、池松壮亮、伊藤淳史、杉咲花、阿部力

TBSとWOWOWが共同製作したTVドラマ『MOZU』の劇場版。ドラマ版で謎の存在として描かれていたラスボス的存在「ダルマ」との戦いが描かれる。

wowow放送時からリアルタイム見ていたのですが・・・ドラマの時からそこはかとなく感じていたうさん臭さが、映画になってダダ漏れ状態になっちゃいましたね。ドラマの時には、西島秀俊さんのお芝居があまりにも深刻で、ちょっと引くよなぁ~って思ってたくらいだったんですが、映画では松坂桃李くんの頑張り過ぎたお芝居もプラスされて、おいおいって気分になっちゃいました。ちょっと見ていて照れくさいです。しかも、ダルマがあまりにもショボい。たけしさんを責めてるんじゃないですよ・・・なんていうか、時間とか予算とかがなくなっちやったのかなって感じです。そうそう、子どもの頃に見ていたアニメ初代『宇宙戦艦ヤマト』の後半みたいな感じですかね(爆)。そんな中、池松壮亮さんは良かったですね・・・何だか、リアルにさえ感じられました(^^)。

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『フォーエバー・フレンド』

2016-10-20 14:46:13 | Weblog
1988年 米
監督:ゲイリー・マーシャル
出演:ベット・ミドラー、バーバラ・ハーシー、ジョン・ハード、スポルディング・グレイ、レイニー・カザン、ジェームズ・リード、グレイス・ジョンストン、メイム・ビアリク、ヘクター・エリゾンド

名家の箱入り娘と、下町育ちで芸能界で成功することを目指している少女、偶然に出会った二人の少女が、ずっと文通を続け、大人になってから一時期一緒に暮らしてそれぞれの夢を追うけれど、恋や家庭の事情などで疎遠になり・・・

ちょっとあり得ないような設定の、厳しく言うとご都合主義的な女の友情物語だけど・・・いいんじゃないかな、ベット・ミドラーが楽しそうに演じている気がして、わたしは嫌じゃなかったです。トータルではあり得ないけど、部分的にはいくらでもあり得る女の友情エピソードだと思うし、ちょっとファンタジー的な見方で見れば、楽しいと思います。そうだなぁ~、ミュージカルと思えば、この筋立てでも十分にOKじゃないかな。
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『さいはてにて やさしい香りと待ちながら』

2016-10-20 14:31:41 | Weblog
2014年 日本
監督:チアン・ショウチョン
出演:永作博美、佐々木希、桜田ひより、保田盛凱、臼田あさ美、イッセー尾形、村上淳、永瀬正敏、浅田美代子

子どもの頃に分かれた父が、海難事故で行方不明だと知った絵里子は、父が暮らしていた能登の岬の小屋に引っ越し、改装して「ヨダカ珈琲店」を開業し、父の帰りを待つことにする。小屋の向かいには、寂れた民宿があり、幼い姉弟が若い母親と一緒に住んでいたのだが、母親は留守がちで、成り行きから絵里子は子どもたちの面倒を見てやるのだが・・・

ふむ・・・なんか微妙です。嫌いかと言われれば嫌いじゃないし、楽しまなかったかと言えばそうでもないのだけれど、じゃあ好きだったかと言われればそうとも言い切れないし、楽しみましたと大きな声で言うほどでもなく・・・微妙です。
たぶん、導入が嫌だったかな。佐々木希さん演じる若い母親の人物像を、意図してミスリードしていると思うんですよね。それがアザトイというか・・・わたしてきにいうと卑怯な演出なんですよ。たぶん、それがなけれぱば、きっともっと素直に映画の世界に入って行けたと思います・・・残念です。
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『ミケランジェロ・プロジェクト』

2016-10-20 14:17:17 | Weblog
2014年 米
監督:ジョージ・クルーニー
出演:ジョージ・クルーニー、マット・デイモン、ケイト・ブランシェット、ビル・マーレイ、ジョン・グッドマン、ジャン・デュジャルダン、ボブ・バラバン、ヒュー・ボネビル

第2次世界大戦も終結間近となり、米軍がドイツに向けて進軍行していく中、ルーズベルト大統領は7人の美術専門家チーム「モニュメンツ・メン」に、ナチスがヨーロッパ各地で略奪した美術品を奪還保護するよう特命を与えた。

実話だそうです。それで守られた美術品も、それでも守れなかった美術品も、両方たくさんあるんでしょうね。映画にでもしてくれないと、そういうことって知らないままだから、歴史の一端を垣間見られるという点では、すごく面白かったです。けど、なんだか緊迫感がない映画になっちやっているというか、ふわっとしてるんですよね、全体的に。どんなに厳しい状況の中でも、ユーモアのある表現をするとか、軽口をたたくとかって、アメリカの好ましい個性の一つだとは思うんですが、それならそれでもう少し何とかならなかったかなって思います。

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『独裁者と小さな孫』

2016-10-20 14:02:24 | Weblog
2014年 ジョージア・フランス・イギリス・ドイツ合作
監督:モフセン・マフマルバフ
出演:ミシャ・ゴミアシュビリ、ダチ・オルウェラシュビリ、ラ・スキタシュビリ、グジャ・ブルデュリ、ズラ・ベガリシュビリ、ラシャ・ラミシュビリ

クーデターが起こり、高齢の独裁者は、幼い孫を連れ、羊飼いや旅芸人に身をやつして何とか国外に逃げようとする。しかし、状況を理解していない孫の言動が、何度も彼らを危機に追い散らせる。また、行く先々で自分が今までに行ってきた非道な行為を恨む民衆の声を聴くことになる。それでも、やっと海辺までたどり着いた時・・・

単なる逃亡劇ではなく、何もわからない可愛い幼子が素直に口にする言葉や行動がお祖父ちゃんを追い詰めてしまうことになる設定がドキドキして面白いです。この孫の存在は、よく考えたなぁって感心しました。でも、この子がいることで、なんとか逃げ延びてほしいって気分になっちゃうことに、観客自身が戸惑っちゃうんじゃないかな。少なくても、わたしは戸惑いました。だって、独裁者はほんとにヒドイことしてきたんだもの、逃げおおせちゃダメでしょって理性が警鐘を鳴らし続ける中、見続けなきゃいけないですからね。
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『善き人に悪魔は訪れる』

2016-10-20 14:01:02 | Weblog
2014年 米
監督:サム・ミラー
出演:イドリス・エルバ、タラジ・P・ヘンソン、レスリー・ビブ、ケイト・デル・カスティーリョ 、ヘンリー・シモンズ

移送中の殺人犯が脱走し、若い母親と子どもたちだけの家に逃げ込んできた。最初は、近くで自動車事故を起こして困っていると、礼儀正しく助けを求めてきた犯人を、親切心から家に上げてしまったテリーだったが、次第に何かが変だと思い始め・・・

テレビドラマの『Empire 成功の代償』を見たばかりだったので、タラジ・P・ヘンソンを見て「あっクッキーだっ!!」って妙に嬉しくなっちゃって、いっそうタラジ・P・ヘンソン演じるテリーを応援しちゃいました。物語は、王道中の王道の展開だから、ラストまで簡単に予測できるのだけど、それでも結構ドキドキしながら見ることができたし、テリー頑張れって応援しながら見られたので、楽しかったです。っていうか、強い女の人のお話は好きです(^^)。
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『ヴィジット 消された過去』

2016-10-20 13:47:02 | Weblog
2015年  英
監督:アダム・レビンス
出演:エイミー・マンソン、ジェームズ・コスモ 、ジェームズ・ランス、アイリーン・ニコラス、サイモン・クォーターマン

交通事故で歩けなくなったうえに記憶を失ったジャニュアリーは、恋人のカラムと一緒に彼女の実家に帰った。しかし、両親と兄妹に迎えられたジャニュアリーだったが、記憶がないため家族に対して親近感が持てない。それどころか何とも言えない違和感で不安な日を過ごすことになる。唯一、頼りにしていたカラムがジャニュアリーに何も言わず突然姿を消してしまい・・・

ジャニュアリーが必要以上に酷い目に合うので、そのやり過ぎが気になってしかたありません。ある程度を予想出来て、それは当たらずとも遠からずなんですが、それにしてもって思う部分が、最後の最後に「そういうことか」と一応納得させられますが・・・それにしてもそれにしてもなんですよね(^^;。
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