『レディ・エージェント 第三帝国を滅ぼした女たち』

2008年 仏
監督：ジャン=ポール・サロメ
出演：ソフィー・マルソー、ジュリー・ドパルデュー、マリー・ジラン、デボラ・フランソワ、マヤ・サンサ、モーリッツ・ブライブトロイ、ジュリアン・ボワッスリエ、ヴァンサン・ロティエ、ロバン・ルヌーチ、グザヴィエ・ボーヴォワ、フォルカー・ブルッヒ

夫をナチスに殺されたルイーズは、英国特殊作戦執行部SOEの一員として活動していた。そんな彼女にナチに捕らえられた重要人物を救出せよとの命令が下される。その人物はノルマンディー上陸作戦の鍵を握る地質学者なのだ。ルイーズは、殺人犯ジャンヌ、爆弾の専門家のガエル、ドイツ将校の愛人だったスージー、すでに現地に潜入しているマリアらと共に、過酷な任務を遂行しようとするのだが・・・

可愛いらしいソフィー・マルソーを主演にして戦争映画だなんて、きっとヌル～イものになるんだろうんと思っていたんですけど、意外に戦争映画としても見られましたよ。とはいえ、やっぱりソフィー・マルソーは可愛らしすぎますけどね(^^)。

『OBERON日記』
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『生声日記』
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『HIROMI 88』
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『A SCRAP』
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『山猫軒掲示板』
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『コックと泥棒、その妻と愛人』

1989年 英＆仏
監督：ピーター・グリーナウェイ
出演：リシャール・ボーランジェ、マイケル・ガンボン、ヘレン・ミレン、ティム・ロス、キアラン・ハインズ、アラン・ハワード

フレンチレストランを主たる舞台に、そこで仲間を引き連れて食事をする店のオーナーである粗暴な泥棒、その泥棒に虐待されながらも耐えている妻、その妻とレストラン内で密かな逢瀬を重ねる愛人、そしてその二人の逢引に手を貸すシェフの姿が描かれる。

ちなみに、衣装はジャン＝ポール・ゴルチエで、料理はジョルジオ・ロカテッリによるものだそうで・・・彼らの作り出す作品も、衣装や小道具というより、キャストの一部って感じですね。にも関わらず、食べ物がぞんざいに扱われているのが不思議でもあり、意味深くもありそう(^^;でした。

妻と愛人のエロいシーンも、とっても重要視されている気配なのに、なぜか肉体美を追求していない・・・というより、むしろ不細工な体でもって演じられるのも、なんだか不思議であり、意味深くもありそう(^^;でした。

とにかく色彩が重視された映画なのは間違いなく・・・音楽と相まって、独特の雰囲気を醸し出していました。案外、この色と音とが主演だったのかもしれませんね。


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『女の子ものがたり』

2009年 日本
監督：森岡利行
出演：西原理恵子、深津絵里、大後寿々花、森迫永依、波瑠、高山侑子、福士誠治、風吹ジュン、板尾創路、奥貫薫、三吉彩花、佐藤初、大東俊介、佐野和真、賀来賢人、落合恭子、黒沢あすか、上島竜兵

西原理恵子さんの漫画が原作。描けなくなった漫画家の菜都美が、自らの少女時代を振り返り、自分らしい漫画との向かい合い方を取り戻すお話。といっても、メインは少女時代の方かな。

なんだかね・・・タイトルから、まったく違った感じの映画を予想して、勝手に期待できないと思ってたんです。なら見るなよって話ですが、なぜかそれでも見てみたらば、これが意外に好くって(^^)。甘いだけじゃないですけど・・・それでも見終わったときに気分が好いです。わたし、好きです、この映画(^^)。

『女の子ものがたり』公式サイト
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『ジョニー・ハンサム』

1989年 米
監督：ウォルター・ヒル
出演：ミッキー・ローク、エレン・バーキン、エリザベス・マクガヴァン、ランス・ヘンリクセン、モーガン・フリーマン、フォレスト・ウィッテカー、スコット・ウィルソン、ブレイク・クラーク

醜悪な顔を治すことによって犯罪者を更生させることができるに違いないという実験的プロジェクトで、整形手術を施した後に釈放された男がとった行動は・・・

以前にも見たことがあるんですが・・・その時の記憶が次々に蘇ってきました。つまり、何度見ても同じことに感心している自分に驚きました(^^;。普通の醜男じゃなく、かなり作りこんだメイクをしているミッキー・ロークが、それでもやっぱりミッキー・ロークに見える不思議・・・それが必ずしも良いこととは言えないんですが、何をどうしてもミッキー・ロークから抜け出せないミッキー・ロークって、ある意味凄いですよね。あまり映画の感想になっていませんが、とにかく、そのことが一番印象に残る映画なのでありました(^^;。



『OBERON日記』
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『リトルヴォイス』

1998年 英
監督：マーク・ハーマン
出演：ジェーン・ホロックス、ユアン・マクレガー、ブレンダ・ブレッシン、マイケル・ケイン、ジム・ブロードベント

下品で賑やかな母と、物静かで優しい父。引っ込み思案で人見知りなローラは、母が苦手で、父が大好きだった。けれど父が亡くなってしまい、彼女は自分を理解してくれる人を失ってしまう。部屋に閉じこもり、ただ父のレコードを聴いているだけのローラを、母はリトル・ヴォイスと呼び、もてあましていた。しかしある日、母の新しいボーイフレンドのレイが家に来て、しコードにあわせて歌うローラの歌声を聴いたところから、ローラの生活が一変する。プロモーターのレイは、さまざまな有名歌手そっくりに歌うことができるローラを売り出して、大もうけをしようと目論んだのだった・・・

面白い発想だと思うし・・・登場人物が、みんな憎めない人たちなので・・・悪くはないと思うんですよ。下品で発展家なお母さんも根は悪い人じゃないし、ローラを利用して金儲けをしようとするレイも実はそんなに悪徳プロモーターじゃない。どこか愛すべきところのある人たちで、そこはまことに好ましいんですが・・・なんだろう、随所でイラッとするんですよね、わたしが勝手に(爆)。ローラのような子が苦手なのかな・・・それを言っちゃ、身も蓋も無いことなんですが・・・きっと、そうなんだと思います。だから、心のキレイな方なら、きっとこの映画を楽しめますよ。根性の悪い人は駄目です、わたしみたいな人間は(^^;。


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『シモーヌ』

2002年 米
監督：アンドリュー・ニコル
出演：アル・パチーノ、レイチェル・ロバーツ、キャサリン・キーナー、エヴァン・レイチェル・ウッド、ジェイ・モーア、トニー・クライン、ウィノナ・ライダー、ジェイソン・シュワルツマン、クリス・コッポラ

今は落ちぶれて、映画を撮らせてもらえなくなっている映画監督ヴィクター・タランスキー。にも関わらず、自分の理想を追い求め妥協しようとしない彼に、映画プロデューサーで別れても彼をサポートし続けてくれている元妻もお手上げ。しかし、出演してくれる俳優も集められなくなった彼が、自分の思うままに作り上げられるバーチャル女優のシモーヌを手に入れたことから、再び映画界の第一線で活躍できることになったのだが・・・

なかなかなキャスティングで、それなりに面白いです。が・・・シモーヌの使い方が単純で、この設定が勿体無いなって思いました(^^;。もっと大いに笑わせて・・・最後に泣かせるっていう・・・松竹新喜劇みたいなことが可能だったと思うし、それを期待したんですけどね(爆)。


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『シベールの日曜日』

1962年 仏
監督：セルジュ・ブールギニョン
出演：ハーディ・クリューガー、パトリシア・ゴッジ、ニコール・クールセル、ダニエル・イヴェルネル、アンドレ・ウマンスキー

空軍のパイロットだったピエールは、戦場での怪我がもとで記憶喪失に。退役後は、彼を心から慕ってくれる恋人のマドレーヌの世話をうけて、何をすることもなく無為な日々を送っている。しかし、彼はある日、捨てられるようにして寄宿舎に預けられたフランソワーズと出会い、他の人には分からない共感を得る。そして、日曜ごとに会っては、楽しそうに語らっていた。しかし、そんな彼らの関係を、世間の人たちは邪推するのだった・・・

自分たちの基準でしか人を見られない世間の奴らに対する憤りって・・・自分を特別な存在だと感じて、孤高を気取っていた思春期なら、大いに共感できるところなんだろうけど・・・わたしってば、すっかり大人になっちゃったのかなぁ～・・・なんか、面倒くさいと感じてしまいました。フランソワーズが大人子どもな感じで・・・しかも、厳しい環境の中で、大人にならなきゃ生きていけなかったんだ的な雰囲気でもなく・・・成人男性であるピエールより何となく生臭いように感じられたのが原因かもしれません。


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『アルティメット2』

2009年 仏
監督：パトリック・アレサンドラン
出演：シリル・ラファエリ、ダビッド・ベル、フィリップ・トレトン、ダニエル・デュバル、エロディー・ユン

『アルティメット』から三年後のパリ。レイトとダミアンが再びタッグを組み、バンリュー13地区の危機に立ち向かう・・・

ん～ん、二人の見事な肉体は健在なんだけど・・・何か物足りない。彼らの体とパフォーマンスさえあれば満足な映画だと思っていたんだけど、ストーリーあるいは見せ方のテクニックみたいなものも重要だったんですね(←当たり前か(^^;)。

というわけで、どうしても比較してしまうんだけど・・・比較すると『アルティメット』の方がワクワクしたと言わざるをえませんでした。

『アルティメット2』公式サイト
http://ultimate2.asmik-ace.co.jp/index2.html


『OBERON日記』
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『生声日記』
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『HIROMI 88』
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『アルティメット』

2004年 仏
監督：ピエール・モレル
出演：シリル・ラファエリ、ダヴィッド・ベル、ビビ・ナセリ、トニー・ダマリオ

隔離され無法者たちの吹き溜まりになっているパリのバンリュー13地区。ここで生まれ育ったレイトは、地域浄化のためにギャングたちに立ち向かうが、逆に妹を人質にとられ、自身は警察に拘束されてしまう。おりしも、13地区のギャングたちが中性子爆弾を盗んだとの情報が入り、政府は潜入捜査官のダミアンに、レイトを利用して13地区に潜入し爆弾処理を行うように命じる・・・

いや～、とにかくカッコイイですよ。わたし、マッチョな肉体は苦手なんですが、彼らの肉体およびその肉体を駆使したパフォーマンスには惚れてしまいました・・・みなさんも、きっとそうですよね(^^)。アクションのレベルとか、その見せ方とかに関しては、まったく分からないんですが、ただドキドキするしワクワクするし・・・たぶん無意識に、観ながら自分でも体に力を入れてるんでしょうね・・・観終わったら疲労して、いつも使わない筋肉が少々痛くなりましたもの(爆)。絶対におススメ、観て損はない一作でした(^^)。


『OBERON日記』
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『生声日記』
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『HIROMI 88』
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『A SCRAP』
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『ブライド&グローリー』

監督：ギャヴィン・オコナー
出演：エドワード・ノートン、コリン・ファレル、ジョン・ヴォイト、ノア・エミリッヒ

麻薬取引現場に踏み込んだニューヨーク市警の刑事たち。しかし情報が漏れていたのか、犯人たちには逃げられ、警官二名が死亡、残りの二名も重体という惨憺たる結果となった。いったい何が起こったのか、特別調査班が組まれ、レイがその指揮を命じられた。しかし、レイが調査しなければならないのは、実の兄の部下たちであり、妹の夫だった・・・

ん～・・・微妙かなぁ～・・・悪くも無いけど、良くも無いっていう・・・(^^;。それにね・・・ずっと、「なんで関係者が調査するんだろう」っていう疑問が拭えなかったのです。エドワード・ノートンの役って、一番、この事件の調査に不向きな立場だし、そもそも調査を担当させるはずのない人物だよなって。真実を明らかにすることが、自分の大切な人たちを破滅させることになるかもしれない苦悩を描くっていうのは、決して嫌いじゃないし、エドワード・ノートンも、そこんところをちゃんと演じていたと思うんだけど、このシチュエイションには無理があるだろうってねぇ～・・・そんな感じです(^^;。

『OBERON日記』
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『生声日記』
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『夢日記』
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『HIROMI 88』
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『A SCRAP』
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『民生・児童委員 日記』
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『育児掲示板』
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