映画鑑賞感想文

濫観っていうか、乱観っていうか・・・ポリシーないですけど(^^;

『魔女と呼ばれた少女』

2014-03-20 14:29:21 | Weblog
2012年 カナダ
監督:キム・グエン
出演:ラシェル・ムワンザ、セルジュ・カニンダ、アラン・バスティアン、ラルフ・プロスペール、ミジンガ・グウィンザ

コンゴ民主共和国の田舎町。両親と暮らしていた少女コモナは、突然やってきた反政府軍の兵士に両親を撃ち殺すことを強要され、そのまま拉致連行され、反政府軍の兵士にされてしまう。コモナが死者の姿をみることができるのを知ったリーダーは、彼女を魔女として優遇するようになる。だが、彼女に心を寄せるマジシャンは、それは永遠には続かず、近い将来、必ず殺されることになることを知っていた。そして彼は、彼女を説得し、一緒に部隊から逃げることを決心する・・・

戦争に関しては何から何まで悲しいけど、少年兵のことは特に心が痛いですよね。この映画は、実際の人物を描いたわけではないらしく・・・描き方も幾分ファンタジーなのですが、そういう悲しさは、ちゃんと伝わってきます。ちょっと独特な世界ではありますが・・・見る意味はある気がします。
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『東ベルリンから来た女』

2014-03-20 14:19:11 | Weblog
2012年 独
監督:クリスティアン・ペッツォルト
出演:ニーナ・ホス、ロナルト・ツェアフェルト、ヤスナ・フリッツィー・バウアー、マルク・バシュケ、ライナー・ボック、クリスティーナ・ヘッケ、ヤニク・シューマン、アリツィア・フォン・リットベルク

西ドイツの政府機関から目をつけられ、田舎町の病院へ赴任してきた小児科医バルバラ。西側にいる恋人のもとへ脱出する計画を隠密裏に進めていたのだが、医師として担当した少女や、穏やかで誠実な同僚の好意に、心が揺れ始める。そして選んだ、彼女の決断は・・・

画面が寒々しくて、内容も楽しいものではないし・・・正直、重い気分になります。過激な描写や、激しいアクションといった動きにも乏しいので、ある程度、自分で努力して集中しないと最後まで見られないかも。けど・・・そんな暗くて地味な映画の割には、見終わった時の気持ちは悪くないです、はい。
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『県庁おもてなし課』

2014-03-20 14:10:50 | Weblog
2013年 日本
監督:三宅喜重
出演:錦戸亮、堀北真希、関めぐみ、甲本雅裕、松尾諭、高良健吾、船越英一郎

観光促進のために新設された高知県庁の「おもてなし課」。けれど配属された職員は、何をどうすればいいかよく分からない。とりあえず、地元出身の小説家に観光大使就任を依頼するが、その作家から、職員ではない若い女性をメンバーに起用することと、かつて観光の目玉としてパンダを誘致しようと提案した観光促進のエキスパート清遠に協力を依頼するようにと進言されるのだが・・・

アイドル映画かなと思ったんですが、錦戸くんや堀北さんの個性を上手く活かしつつ、楽しい映画に仕上がってました。大きな感動とかはありませんが、何の不満もなく、二時間ちゃんと楽しめました(^^)。
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『ロイヤル・アフェア 愛と欲望の王宮』

2014-03-20 13:58:21 | Weblog
2012年 デンマーク
監督:ニコライ・アーセル
出演:マッツ・ミケルセン、アリシア・ビカンダー、ミケル・ポー・フォルスガード、トリーネ・ディアホルム、デビッド・デンシック

18世紀後半のデンマークで、精神障害をもつ王と、若くして外国から嫁入りした孤独な王妃、革命的な思想をもって王を操り王妃の愛人となった侍医が織りなす、愛憎歴史ドラマ。

娯楽映画として気軽に楽しむことも可能だけれど、実際の歴史を下調べしてから見る方が、より面白いように思います。病気なんだけど、亡くなるまで国民に絶大な人気があったというデンマーク国王クリスチャン7世。王とは夫婦として上手くいかず、夫の主治医であるストルーエンセに夢中になった外国出身の王妃カロリーネ。現代の我々から見れば、けっこう良いことを目指していたようにも見えるんだけど、やり方が急進的過ぎたのと、王妃の関係が良くなかったかなと思わせる野心家の医師ストルーエンセ。いろんな見方、色んな評価ができるのだと思うけど・・・映画では、誰がを極悪人にして、誰かを特別悲劇的に扱ってなくて・・・見るモノに任せてもらえるのが嬉しかったです。
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『マリーゴールド・ホテルで会いましょう』

2014-03-20 13:50:34 | Weblog
2011年 イギリス&アメリカ&アラブ首長国連邦
監督:ジョン・マッデン
出演:ジュディ・デンチ、ビル・ナイ、トム・ウィルキンソン、マギー・スミス、デブ・パテル、ペネロープ・ウィルトン、セリア・イムリー、ロナルド・ピックアップ

終の棲家に相応しい高級リゾートホテルという謳い文句に惹かれて母国イギリスを旅立ちインドに向かった高齢の男女7人。実際にホテルに辿り着くと、今にも潰れそうなオンボロホテル。けれど、それぞれに事情を抱える彼らは、簡単に帰国することができない。やむなくホテルに滞在する彼らだったが、少しずつ心に変化が・・・

なかなか豪華なキャストで、見やすかったです。見慣れた顔ぶれがもたらす安心感は、この映画では好い方向に作用してくれました。この映画が心にしみるのは、わたしがそれだけ年をとったということかな。と思うと、ちょっと複雑ですが・・・こういう映画の良さが分かるようになったということは素晴らしいことだと思うことにしました(^^;。
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『ティモシーの小さな奇跡』

2014-03-20 13:34:52 | Weblog
2012年 米
監督:ピーター・ヘッジズ
出演:ジェニファー・ガーナー、ジョエル・エドガートン、キャメロン・“CJ”・アダムス、ロン・リビングストン、ダイアン・ウィースト、オデヤ・ラッシュ、ローズマリー・デウィット、リン=マヌエル・ミランダ、M・エメット・ウォルシュ、ロイス・スミス、コモン、デビッド・モース

頑張って不妊治療をしていたジムとシンディ夫妻だったが、主治医から諦めるよう勧められる。絶望した彼らは、自分たちの理想の子どもの条件を一つ一つ考えてはメモし、それを子どもへの思いと共に庭に埋めた。するとその晩、嵐が起こり、彼らの家に足から葉っぱが生えた少年ティモシーが現れる。二人はティモシーを我が子として受け入れ幸せな日々を送る。産業が斜陽になっていた彼らの街も、何故が少しずつ活気を帯び始めた。けれど・・・

可愛い映画です。ただ、サッカーのシーンで「やっぱりこういうのは嫌だな」って思いました。親のエゴを満足させる為に子どもを授けてあげる映画なら見たくないぞって。そしたら、それもちゃんと意図をもって構成されていたみたいで・・・すごく納得できたです。とはいっても、そう教訓教訓しているわけではなく、教訓の部分もファンタジーの部分も程よかったです(^^)。
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『ダイ・ハード ラスト・デイ』

2014-03-20 13:33:24 | Weblog
2013年 米
監督:ジョン・ムーア
出演:ブルース・ウィリス、ジェイ・コートニー、セバスチャン・コッホ、ラシャ・ブコビッチ、コール・ハウザー、ユーリャ・スニギル、メアリー・エリザベス・ウィンステッド

ニューヨーク市警の刑事ジョン・マクレーンは、友人から息子ジャックがロシアで面倒に巻き込まれたと聞かされた。自らジャックを救出しようとモスクワにいったジョンだったが、そこで彼はジャックがテロ事件に関わっていることを知る。何が何やら分からないまま、騒動に巻き込まれていくジョン・・・

ん~、まあ~、うん、ダメじゃない。ちゃんと楽しい。けど、もうワクワクはしないな。慣れちゃったな(爆)。長く付き合いすぎて、恋人から家族になっちゃった・・・そんな安心感でもって見ちゃった。それに、前半はジョンが邪魔で邪魔で(爆)。どう考えても、ジャックの任務の邪魔になっているだけなジョンに、分かっちゃいるけどイラッとしました(^^;。それから、これは個人的な趣味だけど、お父さんが必死で救うのは娘がいいな。基本、男同士の話が好きなんだけど・・・ここは息子なのが、逆にウザかったりしました(^^;。
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