映画鑑賞感想文

濫観っていうか、乱観っていうか・・・ポリシーないですけど(^^;

『海洋天堂』

2013-08-30 15:22:56 | Weblog
2010年 中国
監督:薛暁路(シュエ・シャオルー)
出演:李連杰(ジェット・リー)、姜文(ウェン・ジャン)、桂綸鎂(グイ・ルンメイ)、董勇(ドン・ヨン)、朱媛媛(ジュー・ユアンユアン)、高圓圓(カオ・ユアンユアン)

妻に先立たれ、男手ひとつで自閉症の息子を育てていたターフーだったが、癌を患い余命いくばくもないことを告知される。ターフーが真っ先に考えたのは、残される息子のこと。いっそ二人で・・・と海に飛び込んでも死にきれず、周りに助けてもらいながら自分なしで生きていけるようにと考え始める・・・

『海洋天堂』公式サイト
http://www.crest-inter.co.jp/kaiyoutendo/

思い切ったなぁ、リンチェイ。でも、良い映画になったね。成功だと思う、うんうん。悪い人が出てこないことも、素直に気持ちよかったです。


『OBERON日記』
http://blog.goo.ne.jp/oberon-p/

『てんちゃん日記』
http://ameblo.jp/oberon

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『我らが愛にゆれる時』

2013-08-30 15:04:30 | Weblog
2008年 中国
監督:ワン・シャオシュアイ
出演:リュウ・ウェイウェイ、チャン・ジャーイー、チェン・タイシェン、ユー・ナン、チャン・チューチアン

離婚し、今はそれぞれ新しいパートナーと新しい生活を送っていた元夫婦が、病のため余命数年と宣告された娘のために、子どもを作って臍帯血移植をしようと決心する話。実の母はひたすら娘を助けたい一心、実の父親は娘を助けたいと思いつつも今の妻の気持ちを考えると複雑、母の再婚相手は生さぬ仲とはいえ我が子同然に可愛がって育てている娘のために複雑な心境も飲み込む、そして可哀想なのは父親の再婚相手。産児制限のため、夫に二人目の子どもが出来てしまうと、自分が子供を産む許可が得られなくなることに憤慨しながらも、少女の命にはかえられないと我慢することを決心する・・・という、四人四様の心模様が描かれる。

ラストシーン、かなり狙っているのが見え見えだけど、それでもそれが良いと思えるので、好かな。でも、音楽とかがスゴク怖いのだけれど、それって何故だろう・・・


『OBERON日記』
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『てんちゃん日記』
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『スーパー8』

2013-08-30 14:34:39 | Weblog
2011年 米
監督:J・J・エイブラムス
出演:ジョエル・コートニー、エル・ファニング、ライリー・グリフィス、カイル・チャンドラー、ロン・エルダード、ノア・エメリッチ、ガブリエル・バッソ、ケイティ・ロウズ、ザック・ミルズ

大人たちには内緒で8ミリ映画の撮影のために遠出したジョーたち6人は、偶然に軍用列車の事故を撮影してしまう。さらには現場から謎のキューブを持ち帰ってしまう。それ以来、彼らの街には不可解な出来事が起こり始める・・・

幼いころから映画が大好きだった少年たちが、大人になって、そのころの夢をそのまま映像にしたような映画で、なんとも微笑ましいというか、共感できるっていうか、応援したくなりました。出来はともかく、頑張ってるよね・・・って、保護者目線で見ていたら、後で見ると、関係者は成功者ばっかりだったよぉ(^^;。


『OBERON日記』
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『てんちゃん日記』
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『犬飼さんちの犬』

2013-08-30 13:29:48 | Weblog
2011年 日本
監督:亀井亨
出演:小日向文世、ちはる、木南晴夏、池田鉄洋、徳永えり、でんでん、佐藤二朗、清水章吾、小野花梨、矢部光祐

スーパーマーケット勤務の犬飼保は、離島の支店に単身赴任して以来、なかなか家に帰れないため、一日に一回はネットカメラを使って家族と食事を共にするようにしていた。それで家族との絆を保っているつもりの保だったが、一年ぶりに家に戻ると、家には彼が知らないサモエド犬・サモンの姿が。家族が、犬嫌いの彼に内緒で飼っていたのだ。今や自分よりも家族の中心にいるサモン。最初は戸惑った保だったが、なんとか犬嫌いを克服しようと考えるようになった・・・

犬・猫の存在の大きさは、分かりすぎるほど分かるです(^^;。一つのドラマが一段落してからのイヌキチの話が、好かったです。小日向さんは、TVドラマなどで見る好い人の役のイメージ通り。はまり過ぎるほど嵌っていたけど、その分、つまらないとも言えるかな。彼、けっこう禍々しい役が好いですもんる(^^)。
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『マイ・バック・ページ』

2013-08-29 19:53:38 | Weblog
2011年 日本
監督:山下敦弘
出演:妻夫木聡、松山ケンイチ、忽那汐里、石橋杏奈、韓英恵、中村蒼、長塚圭史、山内圭哉、古舘寛治、あがた森魚、三浦友和

60年代前半から70年代前半にかけて『週刊朝日』や『朝日ジャーナル』で記者をしていた川本三郎さんが、自称活動家のK(映画では梅山)と知り合い、朝霞自衛官殺害事件に関わることになってしまった実体験を映画化したもの。川本さんは、この事件で逮捕され有罪判決うけている。もちろん出版社は懲戒免職になったそうだ。

松山くん演じる梅山に全く魅力を感じられなかったから、沢田が彼を信じてしまうのが納得できなくて、白けてしまう。本・映画・音楽の好みが一緒だと、一気に近しく感じるのは分かるけど、それにしてもね。もっと梅山が、どうしようもない人間だけど、たまらなく魅力的に人物だったら面白かったのになぁ。
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『赤ずきん』

2013-08-29 19:39:56 | Weblog
2011年 米&カナダ
監督:キャサリン・ハードウィック
出演:アマンダ・サイフリッド、ゲイリー・オールドマン、ビリー・バーク、シャイロー・フェルナンデス、マックス・アイアンズ、ジュリー・クリスティ、ヴァージニア・マドセン、ルーカス・ハース、ダーレン・シャラヴィ、マイケル・シャンクス

親が金目当てに決めた結婚から逃れるため、バレリーは恋人のピーターと駆け落ちを決心した。けれどその夜にバレリーの姉が狼に殺害され村は騒然。駆け落ちどころではなくなる。さらに、村人たちに雇われた魔物ハンターのソロモン神父が、狼は人に姿をかえ村に紛れ込んでいると言いだし、村人たちはお互いを疑いはじめる・・・

『赤ずきん』公式サイト
http://wwws.warnerbros.co.jp/redridinghood/index.html

こういう役は巧いはずのゲイリーだけど、なんだか物足りなかったな。ヴァンバイヤーブームの影響もあるのかなと思わせる雰囲気の映画で、それにはちょっと引き気味なのだけど・・・村人同様、誰が悪者で誰が味方なの?と疑心暗鬼になって見られたのは好かったです(^^)。
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『星守る犬』

2013-08-29 19:23:59 | Weblog
2011年 日本
監督:瀧本智行
出演:西田敏行、玉山鉄二、川島海荷、余貴美子、温水洋一、濱田マリ、塩見三省、中村獅童、岸本加世子、藤竜也、三浦友和

仕事を失い、家族も家も失った男が、自らの病を知ったとき、彼のもとに唯一残った愛犬と共に車で旅に出た・・・

最初はハッピーよりクロの話に感情移入したけど、ハッピーのビジュアルが超かわいくて好いよね。やっぱり秋田犬は好いなぁ。人間のドラマには、いまいち惹かれなかったけど、犬たちの魅力だけでも泣ける映画。見終わって、てんちゃん抱きしめたもん(^^;。
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『はやぶさ/HAYABUSA』

2013-08-29 19:13:41 | Weblog
2011年 日本
監督:堤幸彦
出演:竹内結子、西田敏行、高嶋政宏、佐野史郎、山本耕史、鶴見辰吾、筧利夫、市川実和子、甲本雅裕、マギー、正名僕蔵、六角慎司、高橋長英、生瀬勝久

数々のトラブルに見舞われながらも、小惑星イトカワの微粒子を採取して戻ってきた小惑星探査機「はやぶさ」のプロジェクトチームを描いた映画の一つ。

『はやぶさ/HAYABUSA』公式サイト
http://movies.foxjapan.com/hayabusa/index.html

素人にも分かるように解説するのが竹内さんの役の役割。その工夫は評価するし、実際に分かりやすくて有難かったんだけど、娯楽映画としては居心地悪くなってしまった気はしました。でも、とにかく本当の出来事だし、すごいことだから、分かりやすくを優先したことは支持できるかな。結果が分かっていてもドキドキしながら応援できたし、それで十分ね(^^)。
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『赤坂の姉妹 夜の肌』

2013-08-29 18:30:01 | Weblog
1960年 日本
監督:川島雄三
出演:淡島千景、新珠三千代、川口知子、伊藤雄之助、田崎潤、フランキー堺、松村達雄、三橋達也、久慈あさみ、山岡久乃、柳沢真一、露口茂、立岡光、蜷川幸雄、佐羽由子、中村是好、菅井きん、安達国晴、本郷淳、横山道代、石田茂樹、高城淳一、加藤春哉、川久保とし子、松本染升、松下猛夫、坂内英二郎、清川玉枝、三枝陽子、水町千代子、酒井健三、中原成男、久慈あさみ、中町由子、高山真樹、山本清、井川昌佐志、佐伯宰

長女の夏生が経営し、次女の秋江も一緒に働いているバー「しいの実」に、末の妹の冬子が信州からやってきた。姉妹であっても価値観が異なる三人。やがてそれぞれの人生を歩みだす。

姉妹の喧嘩がコミカルで可愛くて、好かったです。したたか部分とか、どうしようもない部分とかを、あっさりと描いているのが気持ちよかったな。意外に奥深いテーマを持っていたことにも感心しました。きっと、同性の兄弟姉妹のある人は、もっともっと色んなことを感じられたんじゃないかな。
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『まほろ駅前多田便利軒』

2013-08-28 19:36:37 | Weblog
2011年 日本
監督:大森立嗣
出演:瑛太、松田龍平、片岡礼子、鈴木杏、本上まなみ、柄本佑、横山幸汰、梅沢昌代、大森南朋、松尾スズキ、麿赤兒岡、高良健吾、岸部一徳

ある年の正月、まほろ駅前で便利屋を営むバツイチの多田啓介は、何年かぶりに同級生の行天と再会する。そのままズルズルと多田の便利軒に居候してしまった行天。なんやかや言いながらも、二人は一緒に彼らに関わる人たちの問題と向き合っていく・・・

『まほろ駅前多田便利軒』公式サイト
http://mahoro.asmik-ace.co.jp/about/

キャスト依存型の映画だろうねと、最初はだるいなぁ~って思って観てたんだけど、気が付けばズブズブト映画の雰囲気に浸ってるんだよね。で、なんていうか・・・どこか仲間に迎え入れられたような感覚があって・・・それで嬉しくなる・・・してやられたね(^^;。結局、テレビドラマも全話録画して観ちゃったしね(爆)。
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