映画鑑賞感想文

濫観っていうか、乱観っていうか・・・ポリシーないですけど(^^;

『繕い裁つ人』

2016-04-13 17:10:47 | Weblog
2015年 日本
監督:三島有紀子
出演:中谷美紀、三浦貴大、片桐はいり、黒木華、杉咲花、中尾ミエ、伊武雅刀、余貴美子、永野芽郁

地元の常連客に圧倒的な信頼を得ていたオーダーメイド洋裁店の店主である祖母が亡くなり、その後を継ぎ地道に店を守っている市江。市江の創る上品で洗練された洋服に魅せられたデパートのバイヤーの藤井が熱心にブランド化を勧めるのだか、まったく相手にしない。先代の創ったものを守るだけでなく、市江にはオリジナルの洋服を創ってほしいと願う藤井だったが、市江と常連客達の様子を見ているうちに、少しずつ気持ちに変化が生まれ始める・・・

いきなり神戸大丸の前が映ったので、それだけで受け入れ態勢は整ってしまいました。その上、わたしの思い出の図書館が映し出され・・・それは大學の図書館の二階なんですが、中等部高等部の生徒も使用可で・・・仰々しいメインフロアーを避けて上の階に行くと、設えは質素になるけど人がいなくて、当時のわたしにとっては格好の隠れ家的場所だったんですよね・・・ああ~、めちゃ懐かしいっ!! で、映画ですが・・・そうですね、幻想的で素敵でしたよ(←映画に対する感想が淡泊すぎますね)。絶対的なお祖母ちゃんの呪縛と、そこから解き放たれてる過程と言うのも、ちゃんと理解できました・・・し素敵な場所を選んで、ちゃんと素敵に撮られていて、よかったと思います。ただ、肝心の洋服は、わたしはあまり好きではなかったです。フォーマルはよくわかりませんが、普段着はね・・・そんなに素敵に思えなかった。もちろん今風でなくてもいいんですが、わたし的にはなんだかなぁ~って印象です。

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