気楽にとり(鳥&撮り)歩き

近場で身近な野鳥たちを観察しながら撮影しています。

ダイサギ 夏の装い

2023年05月23日 | 白い鷺たち

代搔き中の田んぼにダイサギが2~3羽

トラクターの通った後に出てくる虫を待ち構えているようです。
それにして、なんと細長い首なのでしょう。








ダイサギ(大鷺) Great Egret 全長約90cm
ペリカン目サギ科アオサギ属


ムナグロがポツンと一羽だけ


ムナグロ(胸黒)Pacific Golden Plover 全長約24㎝
チドリ目チドリ科ムナグロ属

今日も最後まで見ていただきありがとうございました。

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アオマダラタマムシ・エニシダ

2023年05月23日 | 花や昆虫 2023~

森林公園の散策路で小さなタマムシを見つけました。
3cmに満たない体は鈍く青緑色に輝いています。

初めて見る美しい昆虫にドキドキ胸が躍ります。
離れた所にいた家人にも見せようと呼び寄せたのですが、
コロンと葉から転がるようにして草地に姿を消しました。
危険を感じると、こんな風にして身を隠すのですね。




アオマダラタマムシ  昆虫エクスプローラ
https://www.insects.jp/kon-tamaaomadara.htm


エニシダ


枝垂れ状に黄色い花をたくさん咲かせていました。
マメ科の花らしい形をしています。






トンボの数も種類も日に日に増えていきます。



カナメモチ


駐車場の隅で繁茂していて樹高は3m以上ありました。






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ハシボソガラス? ハシブトガラス?

2023年05月22日 | カラスの仲間

ハシボソガラス(嘴細烏)ハシブトガラス(嘴太烏)
公園や住宅街でも身近に観られる二種のカラスです。

実は、私は両者の見分けが得意ではありません。
撮影する時に「カラス」とだけ認識して、動きや表情にばかり注目してしまうせいでしょうか?
帰宅して画像を確かめるたび 「どっちなんだろう??」と迷うことしばしば。
みなさんは、ハシブトガラスとハシボソガラスの見分け、ばっちり!ですか?











ハシボソガラス(嘴細烏)Carrion crow  全長約50cm
スズメ目カラス科カラス属


ハシブトガラス(嘴太烏)Jungle Crow  全長約56cm
スズメ目カラス科カラス属







◆身近な野鳥の識別講座② カラス2種の識別
  日本野鳥の会 東京
https://wbsjt.jimdo.com/contents/column4/


今日も最後まで見ていただきありがとうございました。

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水辺にて 花 トンボ カエル

2023年05月22日 | 花や昆虫 2023~

公園の小さな池に白いカラーが一輪咲いていました。
やわらかな木漏れ日がさして 
ランプに光が灯ったかのように見えました。






水面に顔をのぞかせるカエル
潜水艦の潜望鏡のような目玉ですね。



イトトンボ 羽化して間もないのでしょうか。



スイレンが一輪


カキツバタの花で翅を休めるトンボ



キショウブの花




カキツバタも開花して間もないようでした。



◆アヤメ?ハナショウブ?カキツバタ? 見分け方のポイント
https://weathernews.jp/s/topics/202006/250115/



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子スズメ すくすくと

2023年05月21日 | スズメ

まだクチバシの黄色い子スズメたち
親スズメの後を追いながらだんだんと飛距離を伸ばし
虫の獲り方や食べ物や水のある場所を学んでいるようでした。






こちらの子スズメは、自ら虫を捕食しました。
小さくても立派に生きる力を身につけています。




親スズメと一緒にシロツメクサの中で食べ物探し
遠くない日に、親と離れて、今年生まれの若いスズメだけの群を作るようになります。




スズメ(雀)Tree Sparrow 全長約15㎝
スズメ目スズメ科スズメ属


今日も最後まで見ていただきありがとうございました。
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ヒゲナガハナバチ 春の妖精

2023年05月21日 | 花や昆虫 2023~

ニッポンヒゲナガハナバチが花の蜜を吸っていました。

名前の通り雄♂の触覚が長く、金色の毛に覆われた美しいハチです。
春だけ(4~5月)に現れるそうです。






 

野鳥撮影を始めて、散策や待ち時間に昆虫探しの楽しみを知りました。
特に蜂の美しさ、繊細さに魅力を感じます。

◆ニッポンヒゲナガハナバチ 昆虫エクスプローラ
https://www.insects.jp/kon-hatinihonhigenaga.htm





4月下旬の撮影ですが、花の名前を調べている間に時が経ってしまいました。
バラ科の花のようです。ユスラウメにも似て見えますが、なんの花でしょう?

ニガイチゴ(苦苺)
 ※コメントにて情報を寄せていただき、ニガイチゴに辿り着きました。
  ご協力くださった皆様、ご親切にありがとうございます。

◆ニガイチゴ (苦苺)
https://mikawanoyasou.org/data/nigaitigo.htm









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メジロ 幼鳥きょうだい

2023年05月20日 | メジロ

生い茂る若葉の間を3羽のメジロが飛び回っていました。
「追いかけっこ」のような 「ここまでおいで」というような
観察していると 一羽の親鳥と二羽の幼鳥とわかってきました。

幼鳥はすでに親と同じくらいに育っていますが、
何度も翅をふるわせて食べ物をねだり、親鳥から給餌されていました。









メジロ幼鳥


メジロの幼鳥 ↑ のアイリングは目じりと目頭の部分がつながっていません。
クチバシも成鳥 ↓ と比べると短く、基部が淡い黄色に見えます。

参考:メジロ成鳥








モミジの木にも別のメジロ親子が
 上の写真の幼鳥より体が丸く幼いように見えました。





メジロ(目白・繍眼児)Japanese White-eye 全長約12cm
スズメ目メジロ科メジロ属





最後まで見ていただきありがとうございました。
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喉もと黒々!ハクセキレイ・キセキレイ

2023年05月19日 | セキレイの仲間

雨上がりの朝 アスファルトの上でハクセキレイ♂
岩盤浴でお腹を温めているように見えました。
一晩中降り続いた雨から雛たちを守っていたのかもしれません。




繁殖期のオスたちは喉から胸元にかけて黒々しています。
雛たちに運ぶ虫を捕まえるため草地でてんてこ舞い。









ハクセキレイ(白鶺鴒)White Wagtail 全長約21㎝
スズメ目セキレイ科セキレイ属




お山ではキセキレイも子育ての真っ最中

キセキレイのオスも繁殖期は喉元が黒々としています。
クチバシに虫をたくさんくわえて雛たちの待つ巣に運ぶのでしょう。






キセキレイの様子からすると、どうやら私の立つ橋の近くに巣があるように思えました。
早々にその場を立ち去りました。


キセキレイ(黄鶺鴒)Grey Wagtail 全長約20㎝
スズメ目セキレイ科セキレイ属


今日も最後まで見ていただきありがとうございました。

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ナガミヒナゲシ マツバウンラン ブタナ

2023年05月19日 | 花や昆虫 2023~

鮮やかなオレンジ色の花びら ゆらゆらと風に揺れる細く長い茎
ナガミヒナゲシは思わず足を止めて見入ってしまう可憐な花です。

しかし、その見た目とは裏腹に旺盛な繁殖力の外来植物
周囲の生態系に悪影響を与えているそうです。









◆外来植物「ナガミヒナゲシ」
https://www.city.fuchu.tokyo.jp/kurashi/sekatu/shizenhogo_seibutsutayousei/nagamihinageshi.html



公園の駐車場の柵沿いにマツバウンランブタナが咲いていました。
ピントの位置を変えて、何枚か撮影してみました。










ナガミヒナゲシ マツバウンラン ブタナ 
いずれも微風に揺れながらはかなげに咲いていますが
したたかさを秘めた外来の帰化植物です。

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オオルリ・キビタキ・コサメビタキ

2023年05月18日 | ヒタキの仲間 2023年~

『声はすれども姿は見えず』

オオルリが ほんの5mほど先でさえずっているのに
若葉の向こうから美しい歌声が聞こえてくるばかり。
なんとか撮れるのは白いお腹だけ。見上げると逆光で青い羽は黒く見えます。







オオルリ雌♀
薄暗い林から渓流に出てきました。


今年もこんな光景が観られたらいいなぁ~の思いを込めて過去の在庫から二枚
 



オオルリ(大瑠璃)Blue-and-White Flycatcher 全長約16㎝
スズメ目ヒタキ科オオルリ属



街中の公園でさえずるキビタキ♂




キビタキ(黄鶲) Narcissus Flycatcher 全長約14cm
スズメ目ヒタキ科キビタキ属





コサメビタキは、どうやら抱卵中らしく一瞬で姿を消しました。
巣の場所を見つけられないよう隠密行動中。



コサメビタキ(小鮫鶲)Brown flycatcher 全長約13cm
スズメ目ヒタキ科サメビタキ属



昨日は真夏のような暑さとなりましたね。
日本各地で夏日や猛暑日を記録したとのこと。
六甲山系では早くもセミがにぎやかに鳴き始めていました。

今年の夏も猛烈に暑くなりそうな予感・・・
皆様もどうぞ熱中症にお気をつけてお過ごしください。


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トベラ・シャリンバイ・チガヤ 

2023年05月17日 | 花や昆虫 2023~

チガヤ(茅)の穂が開いている群生地に行きあいました。

雌花と雄花が開花して花粉を飛ばしているようです。
白金色のふわふわの穂は、いかにも柔らかそうでした。







若いチガヤの穂



シャリンバイ(車輪梅) トベラ(扉)
 ※コメント欄にて教えて頂き、トベラと訂正しました。
海岸沿いや公園の植栽によく使われている丈夫な低木樹。
白い花をたくさん咲かせていました。









シャリンバイ(車輪梅)




参考:シャリンバイ(車輪梅)は、5~6月に白い花を咲かせますが、
たまたま戻り咲きしている一枝を見つけられました。


10月に撮影したシャリンバイの実




シャリンバイの実は完熟すると黒っぽい紫色に。
冬には、野鳥たちの食べ物にもなります。

写真はシロハラです。



この花は・・・? コデマリ?でしょうか? 
枝も葉っぱも埋め尽くされて見えないほどたくさんの花をつけていました。


とにかく花の数が多くて!
まるで雪を被ったかのように見えました。






ヒメジョオン? ハルジオン?
読者登録している方のブログで「つぼみが垂れるのがハルジオン」と教えて頂きましたが、
つぼみがない時は、迷ってしまいますね。



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アオサギの爪の秘密

2023年05月17日 | 鳥のトリビア

アオサギの足の指~第3趾には秘密があります。

爪を拡大してよ~く見ると、細かい凹凸が刻まれた櫛状になっているのです。
アオサギをはじめとするサギ類はこの刻みを櫛のように使って羽を梳いているそうです。




シャッターチャンス!ボートの縁に止まっているアオサギに接近
逃げる様子がないので 足をズームアップ撮影




👆 ↑ さらに拡大!   
©Romeo toriaruki のウォーターマークの上が第3趾です。
爪をじっくりご覧ください。細かい櫛状の刻みが見えます。


アオサギの爪を日光に透かして見ると、べっ甲細工のような飴色に見えるそうですが、
生きている野生のアオサギに、そこまで見せて!とお願いするのは無理でした(笑)








アオサギ(青鷺、蒼鷺)Grey heron 全長約95㎝
ペリカン目サギ科アオサギ属


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まるでサボテン?松の花 チガヤ

2023年05月16日 | 花や昆虫 2023~

松の木からにょきっと細長いサボテンのような茎が伸びていました。

近づいてよくよく見ると、先端に赤紫色のパイナップルのようなものが。
これが松の雌花だそうです。
松の受粉は風が頼り。しっかり運んでもらおうと空に向かって精いっぱい伸びをしていました。







松は雌雄同株の裸子植物です。
雄花は雌花ほど目立っておらず撮影しそこないましたが、↑の写真の右端に雄花らしき塊がぼんやり写っています。
下記のリンク先は、中学生の理科の解説ですが、シンプルな図解が一目瞭然です。

◆テストに出やすい 松のつくり
https://media.qikeru.me/pine-tree-structure/


陽当りの良い斜面にはチガヤ(茅)が群生していました。
柔らかそうな穂が日光を浴びて白金色に輝いて見えました。







アカツメクサ(赤詰草)にアブ




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キビタキ 明るいさえずり声

2023年05月16日 | ヒタキの仲間 2023年~

春の渡りも一段落した感がありますが
街中の公園でもキビタキのさえずりる声が聴かれます。

ほんの数年前には、山間部で繁殖していたキビタキですが
水流と豊かな緑地があれば平野でも子育てする例が確認されています。















キビタキ(黄鶲) Narcissus Flycatcher 全長約14cm
スズメ目ヒタキ科キビタキ属


◆キビタキの鳴き声 日本野鳥の会 埼玉
https://www.wbsj-saitama.org/yacho/koe/05.html


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真っ赤な翼果 桐の花など

2023年05月15日 | 花や昆虫 2023~

モミジの種~翼果が真っ赤になりました。

竹とんぼのような形状で滞空時間を長くして風に乗り
できるだけ親木から離れた場所に種を飛ばすそうです。





桐の花


500円硬貨のデザインにもなりました。
高い樹の上に咲くことが多く、じっくり観察できる機会は少ないです。
今回は、高台から目線の高さで撮ることができました。






ベニカナメモチ(要餅)




花の密度は枝によってかなり違っています。
ブーケのように見えるもの、レースのようにまばらなもの様々でした。




ツツジで吸密するハナバチ



ツルニチニチソウ(蔓日日草)






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