気楽にとり(鳥&撮り)歩き

近場で身近な野鳥たちを観察しながら撮影しています。

ケリ イギリスで初記録!

2023年05月03日 | チドリの仲間

ケリがイギリスで初めて記録され、世界中のバードウォッチャーの間で話題になっています。

ケリは日本を含むアジア東部に分布していて、日本での区分は「留鳥」です。
私の地域ではほぼ一年中見られるおなじみの野鳥ですが、イギリスでは野生にいるはずのない鳥です。
分布域から遥か遠く離れたイギリスまで、この一羽のケリはどうやってたどり着いたのでしょうか?





◆BBCニュース ケリ 英国で初記録
https://www.bbc.com/news/uk-england-tyne-65456945

「一生に一度のチャンス」とばかりに、アジアの超珍鳥を観に1000人を超す人々が集まったとのこと。
現地時間5月1日ノーサンバーランド州ロー ニュートン バイ ザ シーという小さな漁村で発見されたそうです。

◆ケリ e-bird
https://ebird.org/species/gyhlap1?siteLanguage=ja




ケリ(鳧、計里) Grey-headed lapwing 全長約34cm
チドリ目チドリ科タゲリ属



同じチドリの仲間のコチドリ











コチドリ(小千鳥)Little ringed plover  全長約16cm
チドリ目チドリ科チドリ属



今日も最後まで見ていただきありがとうございました。

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シロハラ 雌雄の違い

2023年05月03日 | ツグミの仲間

5月に入ってシロハラの姿が見られなくなりました。
いつの間にか、繁殖地へ向けて旅立っていったようです。

4月に撮影したこのシロハラは、椿の樹下の日陰でさえずっていました。
シロハラの歌は想像していたよりも ずっと明るく澄んだ歌声でした。

喉のあたりが白いので、この個体はメスのようです
「メスもこんな大きな声でさえずるのか」と意外に感じながらシャッターを切りました。




このブログではシロハラの雌雄について書くことは少ないのですが、この機会に。
シロハラは雌雄とも似ていていますが、↑上の写真のように メスは喉元が白いです。

いっぽう ↓ オスの喉元は黒っぽく、頭部も濃い黒灰色です。





上の二枚とは別個体ですが、こちらもオス


秋冬には、第一回冬羽の個体も混じっているので 
喉元が白と黒灰色の斑っぽい個体も見かけます。
そんなケースは「雌タイプ」とお茶を濁しておきます。

これも若鳥のように見えますが、
春先でここまで黒っぽくなっているとオスの可能性が高そうですね・・・?

シロハラ(白腹) Pale Thrush  全長約24㎝ 
スズメ目ヒタキ科ツグミ属


◆シロハラ バードリサーチさえずりナビ
https://db3.bird-research.jp/saezuri/birdsong/detail/87


◆e-bird シロハラ
https://ebird.org/species/palthr1?siteLanguage=ja


いつもブログを観て下さってありがとうございます。

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