気楽にとり(鳥&撮り)歩き

近場で身近な野鳥たちを観察しながら撮影しています。

秋の渡りのシギ 淡水域 第1号

2018年08月24日 | シギの仲間 2018~
お盆明けから、ぼちぼちと秋の渡りのシギたちが見られるようになりました。
淡水域での観察第一号はアオアシシギ、次いでソリハシシギでした。
どちらも10日ほど前、近場の池で確認できました。

まずはアオアシシギ。
足は緑色がかった灰色~スモーキーグリーンです。
英名・Greenshank

「なんだ?足が青くないぞ?」と思われるかもしれませんが、
アオアシシギの青は緑のことです。
緑色の若葉を青葉(あおば)と表現することがありますよね。


アオアシシギ 夏羽
頭部から首、胸元にかけて黒く細かい縦班が観られます。

冬羽では、首から胸元が純白に変わります。
https://blog.goo.ne.jp/romeo135bb/e/7d9bbc7098ce239546c0b549d5023037


アオアシシギのクチバシは。やや上に反っています。




2羽並んだ所を写せました。


アオアシシギ(青足鷸)Greenshank 全長約35cm 
ソリハシシギ(反嘴鴫)Terek Sandpiper 全長約23㎝


この大きさの違い、まるで親子のように見えますね。


ソリハシシギは、その名の通り、小さな体の割に長くて上に反ったクチバシです。

ソリハシシギは、英名・Terek Sandpiper 
トレック (trek)は trekking~トレッキングでおなじみの言葉。
苦労しながら前進する・旅をするという意味があるそうです。

留鳥のイソシギはCommon sandpiper 
一見、大きさも羽色も似たように見えますが、ソリハシシギの方が長い渡りの旅をすることをあらわしているのでしょうか?
見た目が似通っているものが多く識別の難しいシギ、和名だけでなく英語の名前も調べてみると、
外見や行動の特徴をあらわしていて、面白いですね。


昨夜、大型の台風20号の直撃を受けましたが、今回も我が家は被害を受けずに済みました。
11時から12時にかけて暴風雨が吹き荒れて、不安と轟音で眠れませんでした。
すさまじい水圧と風圧で窓ガラスが割れるのでは…とハラハラしましたが、無事に夜が開けました。
まだ土砂災害警報は解除されていませんが、予想以上に台風の速度が速かったのか、
今も強風は吹いていますが、流れる雲間から強い日差しが照りつけてきます。
今日も朝から厳しい蒸し暑さで、高温注意報が出ています。


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コメント (10)
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