気楽にとり(鳥&撮り)歩き

近場で身近な野鳥たちを観察しながら撮影しています。

命がけのかくれんぼ

2018年08月06日 | スズメ
「見ぃ~つけた!」
どこにいるか、わかるかな?


パクッ


「ちっちゃいけど、おいしい!」


今度はキミが隠れる番かな?


あちこち野ネコが多いから、気をつけて・・・!

スズメ(雀)全長約14cm

猫や犬を飼っている知人たちとペットロスについて話したことがありました。
「でも、鳥だったらすぐに代わりが買えるからいいですよね」と、ある方が何気なく一言。
その中で鳥を飼っているのは私一人だけでした。
私は会話に加わるのをやめました。

確かに我が家の文鳥は、スズメみたいに小さくてペットショップで数千円で売られている種類です。
でも、私たち一家にとっては大切な家族の一員です。「代わり」はいません。
その気持ちは、猫や犬の飼い主さんと変わらないと私は思います。

手や肩に乗って甘えた声を出したり、クチバシでそっと指を甘噛みしたり、
外出時にはさびしがって鳴いたり、帰宅すると大喜びでケージの中を跳ねまわったり…

確かに鳥は生態系の中で低い方に位置する弱い存在です。
だから野鳥がペットの猫や犬に狩られても「仕方がない」「自然なこと」と平気でいる飼い主もいるようです。
でも、その行為を厳しい目で見つめている人が身近にいることを忘れないでいただきたいです。
猫や犬は野生動物ではありません。
近年、鳥のもつ驚異的な能力や魅力に気づいて、バードウォッチングや野鳥撮影を趣味にする方が増えています。
人が増えれば時に問題行動も起こりますが、野鳥を見守る目が増えるという良い面もあります。


悪気のない何気ない一言が、相手の気持ちを逆なですることもある。
自分の「常識」が、相手にとっては「非常識」な場合も多くある。
失敗をくりかえし、心の中で何度も立ち止まって、自分に言い聞かせています。
少しでもましな人間になりたいと思いながら。
コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする