気楽にとり(鳥&撮り)歩き

近場で身近な野鳥たちを観察しながら撮影しています。

京女とオバさん?

2018年08月29日 | シギの仲間 2018~
オバシギ、うれしい初見&初撮りです。
ふっくら丸い体型のシギだな、というのが第一印象。
夏羽では背中の上面に赤褐色の班があるそうですが、すでに灰褐色っぽい冬羽に変わっています。

シギの仲間は外見の特徴が名前の由来になっているものが大半ですが、
「尾羽鷸」と漢字があてられているのに、特別、尾羽に特徴があるようには見えません。
尾の先端が黒っぽいので飛翔すると目立つそうですが、飛ぶ姿は見ていないのでなんとも言えません。

「オバシギ」と聞くとどうしても「オバさん」を連想してしまいます。
ネットで検索してみると、
~腰を丸めたような太った体型、ゆっくりした動作からおばあさんの姥(うば)を連想したのではないか?~という説が 
山と渓谷社 「野鳥の名前」に載っているそうです。




動きがゆっくりと言われるオバシギも、私が観察した限りでは、それほど動きが遅いわけではありませんでした。
舗装された遊歩道を歩く私より、浜辺を歩いて移動するオバシギの方が速かったくらいです。


こちらは、春の渡りで初見したキョウジョシギ、
前回は一羽だけ短時間の立ち寄りでしたが、今回は二羽で近場の海岸に滞在してくれました。


キョウジョシギは、夏羽の姿が京の都の女性が着る衣裳のようにあでやかな色彩をしていることから
「京女」と名づけられたそうです。


かたや「京女」 かたや「オバさん」
ずいぶんと名前から連想されるイメージに差がついてしまったものですね。


「京女」も「オバさん」もそれぞれに個性的でお洒落。
身づくろいに余念がありません。




キョウジョシギ(京女鷸)Ruddy Turnstone  全長約22cm
オバシギ(尾羽鷸) Great Knot 全長約28cm



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コメント (10)
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