気楽にとり(鳥&撮り)歩き

近場で身近な野鳥たちを観察しながら撮影しています。

仲良くお留守番

2018年08月01日 | カラスの仲間
2羽のカラスの巣立ち雛が、親鳥の帰りを待っていました。

さびしくて待ち切れずに鳴いて親を呼んでいます。
もう1羽がそっとクチバシで鳴いている子の頭をなでました。
2羽の子ガラス、いたわりあいながら仲良く親鳥の帰りを待っていました。


♪カラスなぜ鳴くの カラスは山に かわいい七つの子があるからよ
かわいいかわいいと カラスは鳴くの かわいいかわいいと 鳴くんだよ
山の古巣へ 行って見てごらん 丸い目をした いい子だよ♪

https://www.youtube.com/watch?v=1fuAsFyuiic

子供の頃は、この童謡に歌われているような気持ちをカラスに対して抱いていました。

カラスは、いったいいつからゴミを荒らす嫌われ者的な存在になってしまったのでしょう?












やがて親ガラスが食べ物を持って帰ってきました。
草むらの中で、子どもたちに給餌した後、ゴクゴクと水を飲んでいました。
猛暑の中の食べ物探しは、成鳥のカラスにとっても楽ではないようです。



ハシブトガラス(嘴太烏)全長約56cm 翼開長約100cm

いまのようにカラスが都市部や住宅地に進出してきたのは、
ゴミの分別が強化され、中身の見える半透明のゴミ袋を使用するようになった頃からだと、言われています。

食べ物のいっぱいつまった袋が目の前にあったら、カラスが取り出して食べるのは自然な流れかもしれません。
あらためて冷静に考えると、人間の贅沢で奢った暮しぶりが、カラスを呼び寄せているのだと思えてきます。

まだ食べられるのに捨てられている食べ物、いわゆる「食品ロス」が日本では年間約632万トンにも上るそうです。
これを日本人1人当たりに換算すると、毎日お茶碗約1杯分(約136g)の食べ物を捨てていることになるそうです。
『食品ロスを減らそう!』
https://www.gov-online.go.jp/useful/article/201303/4.html

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コメント (4)
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