マダム”裕子”の日記

マダムバタフライインターナショナルの活動報告です。

尊厳

2016-11-27 15:43:11 | Weblog
 
  彼はパリでの凄惨なテロで最愛の奥様を無くされた。

 どんな悲しみの淵に落とされたことでしょう。

 しかし、彼のフェイスブッックでの言葉は憎しみではなかった。

 「僕は君達に憎しみを贈る事はしない」

 「憎悪と怒りで応じる事は君達と同じ無知に陥る事になる」と。

  肉親の理不尽な死を前に自分だったら-------。

  答えは見つかりません。

  ただただ、悲しみと憎しみの混乱の中でもがく自分しか見つかりません。

  その解決の糸口は、一人一人の生命の尊厳を訴えるしかないと思うのですが-----。

  総ては人の心の行動の結果ですから。

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